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人と違ってちょうどいい

2014年10月31日 | 福祉
障がい者というレッテルを張られた人は、どう思うのか。


ある日医者から障がい者という診断を下される。

その時点から、その人は健常者の社会からはみ出してしまう。


子供にも精神障がい者がいる。

子供心に健常者と一線を引く。

親の見る目線も違ってくる。


自分は人とは違うんだ。

そう思い込まされる。

傷ついた心を引きづりながら、どこか引け目を感じて生きていく。

それでも健常者の社会に溶け込みたい。

でも、社会生活が送れないのは健常者の世界だけかもしれない。


障がい者年金を受け取り、

仕事がないことから生活保護をもらう。


そうして、事実上社会からはみ出してしまう。

いつの間にか働く意欲も失せてしまう。



障がい者が働ける、いわゆる障がい者カフェを作ろうとしたがいまだ実現できていない。

そこで働きたいと思っている人は、期待を寄せ今か今かと待っている。


形は違っても、なんとか彼らの働ける場所を提供したい。

必ずそれはできると信じている。


この世の中から障がい者をなくすことはできなくても、

彼らの意欲を取り戻すことはできると思う。



それともう一つ。

障がい者という言葉に変えて、

人とは違うが、特異な才能を見つけることができる。


それを一番よく知るのは、親だ。

障がい者ではないよ。

人と少し違うだけだよ、と言ってあげてほしい。


そして、できることを見つけ、それを伸ばしていってほしい。

人と違うことを誇りに思えるようになってほしい。

人と違うことを認める社会を作ってほしい。

つまはじきにするのではなく、個性を認め個性が生かせる世の中を目指したい。