世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

反骨精神

2014年10月27日 | ライフスタイル
人と違うことが高じて、人と反対のことをするのが好きだ。


反骨精神旺盛tぽいえば聞こえはいいが、

単なるへそ曲がり、天の邪鬼(contrariness; perverseness)なだけだ。


人が行かない道を歩いてきたという自負がある。

人のやらないことをやることに快感を覚える。


変わり者、変人のレッテルと貼られる。

変わってるね、といわれることに喜びを感じるのだ。


高齢者社会が叫ばれて久しい。

そしてそれは加速の一途をたどっている。


老人力で名を馳せた画家で作家の赤瀬川原平が亡くなった。


読書週間にちなんで、彼の作品を今一度ひも解く。

知的なひねりに満ちた前衛美術作品を手がけ

ユーモアやパロディー精神に満ちた作品を発表し続けた。


彼こそ反骨精神の人だった。

老人力には、常に知的な脱力感とおかしみが漂う。

「やってきたことは一種の落ち穂拾い。落とし物には意外と本音が隠されている」

と自らの歩みを振り返り話していた。



老人には一定のイメージが付きまとう。


隠居、

田舎暮らし、

ひげ、

杖、

縁側、

日向ぼっこなどなど。



敢えて反対を行くことが今の老人のトレンド。


ひげをそり、街に出て闊歩する。

杖を木刀に代えて武道に勤しむ。


酒と旅をこよなく愛し、若者とつるむ。

贅沢はせず、薬とは無縁の暮らしだ。


ただ、のんびりとはせず、仕事に打ち込み生涯現役を貫く。

仕事も、単なる儲け話ではなく、

人のため、世のため、自分の利益を度外視して打ち込む。


これこそこれからのシニアの生きる姿だなのだ。


若い者には負けられぬを飛びこして、

若い者が憧れる、

若い者が届かない先を行くスーパーシニアの道を行こう。



【追記】


35年間田舎暮らしを続けている。

というか、自然暮らしといったほうがいいかもしれない。


これまでリゾート地でホテルを営んで生計を立ててきた。

今は、シェアハウスとして開放している。




阿蘇・西原村にある。

ひと月2万円と格安だ。

住人を募っている。



それとは別に、居候さんも募集している。

こちらは家賃は無料。

室内や周囲の清掃・管理をしていただければいい。


どとらも早い者勝ちだよ。