世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

さすらい人に恋をするな

2014年10月22日 | ライフスタイル
ベトナムの女性の日にプロポーズの写真を載せました。



果たして、結果は?と心待ちにしておられる方もおられるようです。


残念ながらタビストに恋はご法度である。

なんせ一所にとどまることを知らないのだから。


恋は、人を縛り自由を奪う。

男は、あるいは女も、自由と引き換えに恋をする。


いずれは自分の下を去る男性、あるいは女性と恋をするにはその覚悟が必要だ。

一時の情事に耽るのか、

去ることを知りつつ真剣な恋に陥るのか。


恋とはさほど魅力的なものなのだ。

だから時に心を惑わす魔力も持っている。


だが、愛は違う。


愛は時空を超えて永遠に輝き続ける。

恋と愛は異質なものである。


恋は下心、愛は真心などといったりもする。

そう、恋は一時、愛は永遠といえるかもしれない。


そして、恋は特定、愛は万人に及ぶ。


というわけで、博愛の下、世界を旅している。

もちろん、その場所、場所で、恋には落ちるが。



タビストがタビストであるために、最も大切にしているものが二つある。

それは、自由と愛である。

自由は自己完結型であり、

愛は相手がいる。


だが、これは何ら矛盾しない。

無償の愛であるからして、本来利害関係を生まない。


そこに矛盾があるとするならば、

生活という現実問題が存在するからに他ならない。


だから、正直タビストと恋は矛盾する。


愛の種は平和の花を咲かせるが、

恋の種は時に子供を作る。

そして争いの元になったりもする。


元来タビストとは我が儘で自分勝手なものよ。

だから、エラそうなことは言えない。