【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

あらゆる選挙で日本共産党の躍進と統一戦線の発展を

2015-05-06 17:49:50 | 言論と政治
《主張》

あらゆる選挙で日本共産党の躍進と統一戦線の発展を
櫻井智志


 来年の参院選には、躍進している日本共産党を大きく躍進させて、その後に日本共産党の政策に同意できる政党を結集して、国会で強力な発言権を付与させることが考えられる政治的対応策では最善の選択となろう。

 参院選までに単発的な選挙は地域・国会を問わず、必ずある。日本共産党はさらに地力をつけ、単発選挙に立候補するかまたは共闘候補を推薦または支持して、日本共産党の明確な政策を発展させる必要がある。

 前の選挙よりもどれだけ増えたかを喜び合う段階ではない。ともかくも、選挙で国民の反安倍政権愚策を暴露して、批判し、「反安倍政権」候補を当選させることだ。

 私は日本共産党と統一戦線の躍進を願ってきた。
しかし、運動は発展している。情勢に運動が追いついていない。選挙の中で躍進と共闘とを発展的に考えることを、全国的規模で方法論化していくことを提唱する。


 以下の報道記事は、私の問題提起を裏付けてくれている。




==転載開始===================



【日刊ゲンダイweb】転載

「誰が総理でも同じ」はダメ…国民の良心にかかる国の行く末

2015年5月6日



 4月28日の日米首脳会談で、安倍首相は米軍普天間飛行場の辺野古移設を約束してきた。当然、沖縄の反発はすさまじい。もともと28日は沖縄にとって特別な日だ。サンフランシスコ講和条約で本土から切り離され、米施政権下に置かれた「屈辱の日」と呼ばれている。県庁前や辺野古周辺では大規模な抗議活動が行われた。そんな日に沖縄を売ってきたのだからヒドイものだが、この政権の大ボラ政治は沖縄に限らず、アチコチで行き詰まっている。

「これだけ民意が反対している以上、辺野古移転は無理でしょうが、基地問題に限らず、安倍政権の政策は、ことごとく行き詰まっている。アベノミクスは失敗だし、世界に『アンダーコントロール』と嘘をついた福島第1原発は打つ手がない。『必ず解決』と大見えを切った拉致問題も暗礁に乗り上げています」(政治評論家・本澤二郎氏)

 世論調査を見ても、集団的自衛権や原発再稼働など、安倍政権の個別政策は何ひとつ支持されていない。それなのに、なぜか内閣支持率だけは高止まりしている。


 「野党が無力だし、自民党内にも代わる勢力がいない。メディアも牛耳られて政権批判をしない。それで国民も問題意識を持たず、漫然と支持してしまっているのでしょう。しかし、このまま何となく支持していたら、最悪の事態になりますよ。安倍首相は、支持率さえあれば、何をしても許されると考えて、やりたい放題です。強権的に反対勢力を抑え付け、ますます独裁を強めて政権を維持していくでしょう。来年の参院選で勝たせれば、いよいよ憲法改正です。この政権が続く以上、国民は日常的に覚悟を求められるようになります。原発は次々と再稼働し、戦争に参加、血を流す国になるのです。本当にそれでいいのか、真剣に考える必要がある。独裁者による軍国化を止めるには、世論調査や選挙でハッキリと『ノー』の意思表示をするしかないのです」(本澤二郎氏=前出)

 このペテン政権をストップできるかは、主権者である国民の良識にかかっている。政治への関心を失い、“誰が総理をやっても同じ”などとシニカルになっていては権力者の思うツボだ。




=============転載終了======