衆参選挙を行っても安倍政権は崩壊するだろう
櫻井 智志
安倍政権が、野党分断と準備不足の足元を見透かして、衆参両院選挙にうってでることはほぼ間違いない。
同日かどうかは定めがたいけれど。
そんな中で那覇市で不破哲三氏が打ち出した政策は、安倍政権を打倒する上で、きわめて深謀術策と私は考える。
このことを東京新聞は伝え、しんぶん赤旗では明示していない。
それだけ困難で難しさもはらむ選挙政策であって、このことが日本共産党内部の揺れとは思わない。
参院選のどの候補者も力を注いでいる。衆院選があれば、日本共産党の展望のある実践力とエネルギーは、市民団体がいくつもまとまった「市民連合」と提携し、五党協議の方針で共闘することだ。
間違いなく、安倍政権は崩壊する。
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資料①
【東京新聞】
(*新聞記事がwebではどこを見ても見当たらないので転記します。)
「沖縄で団結し辺野古阻止を」
共産・不破氏が講演
共産党の不破哲三前議長は(八六)は十六日、那覇市で講演し、沖縄県名護市辺野古への米軍新基地の建設阻止に向けて、夏の沖縄県議選と参院選での反対派候補勝利を訴えた。
「沖縄が一つに団結したときに、どんな壁も破れる。祖国復帰以来の歴史的闘争の勝利のために頑張ろう」と強調した。
講演後には、次期衆院選の小選挙区に関し、民主、維新両党が結成する「民進党」などと共闘するのが望ましいとの考えを記者団に示した。「参院選の成果を衆院選に生かすのは当たり前だ」と述べた。
講演では、辺野古に造られる施設は耐用年数が二百年あると指摘し「子々孫々まで沖縄を基地体制で縛りあげる。日本の領土を半永久的に売り渡すことになる」と移設計画を批判。「辺野古の海を壊して、ジュゴンを蹴散らすのは考えられない」と力説した。
不破氏は党社会科学研究所長、党の意思決定を主導する常任幹部会メンバーを務めている。
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資料②
【しんぶん赤旗】転載
基地のない沖縄へたたかいの展望はどこにあるか
那覇 不破前議長が講演
6月の沖縄県議選、7月の参院選を目前に控え、日本共産党の不破哲三前議長は16日夜、那覇市内で講演、沖縄県民が主人公の、基地のない平和な沖縄への展望を縦横に語りました。
不破氏は初めて沖縄を訪問した1970年、返還規定のないサンフランシスコ条約体制の下で、祖国復帰を果たした県民の団結の力を痛感したと述べ、辺野古新基地阻止のたたかいでも、「『オール沖縄』が強固に団結した時、これに勝てる力はどこにもない」と指摘。県議選と参院選で勝利して「沖縄の心を安倍政権に、そして世界に示そう」と訴えました。
会場には県内の首長はじめ幅広い人びとが訪れ、立ち見も続出。「勇気と希望をもらった」などの声が相次ぎました。
講演会の実行委員会は県内の全首長や各政党、政府関係者などに参加を訴え、辺野古の新基地工事を阻止するたたかいの現場などでも参加の呼びかけが広がっていきました。
沖縄県の翁長雄志知事と、金秀グループの呉屋守将会長(「オール沖縄会議」共同代表)がメッセージを寄せ、知事は「今後も『辺野古に新基地を作らせない』という、変わらない沖縄の民意を示していきたい」と表明。呉屋氏は、「日本共産党が多くの国民の視点に立ち、一段と大きな役割を担ってほしい」と述べました。
来賓あいさつした那覇市議会の金城徹議長は「『オール沖縄』のたたかいを全国に広げ、ともに日本の政治を変えていこう」と呼びかけました。
「オール沖縄」のイハ洋一参院選予定候補も紹介されました。