《孫崎享のつぶやき》を読み解く
~本文は変えず小見出し〈 〉、私感*をつける作業で自らの理解を促進~
2016/12/11
櫻井智志
〈何が問題なのか〉節操ない安倍首相。
〈ヒラリーと安倍〉選挙中ヒラリーと会談。
〈オバマと安倍〉トランプが大統領選勝つや真っ先に駆け付け、APEC会議時オバマ冷たい対応。すぐに真珠湾合同慰霊発表。
大統領選、オバマはトランプを大統領不適格と激しく批判。
〈トランプと安倍〉安倍・トランプ良好な関係??
(*アメリカと安倍の関係が空洞化してしまった)
2016-12-11 06:50
〈*安倍首相の言う「信頼」「信頼できる指導者」の中身のからっぽさは覆うべくもないほどに酷い〉
安倍晋三首相は11月17日夕訪問先の米ニューヨークで、トランプ次期大統領と会談した。安倍首相は会談後、記者団に対し「胸襟を開いて率直に話ができた」、トランプ氏については「信頼できる指導者だと確信した」とした。この時期、主要閣僚は決まっていない。政策が全く不透明の中のトランプとの会談には個人的な関係構築をしたいというのは一つの判断であろう。
私は、 12月6日「蝙蝠男、
第1幕、大統領選挙戦中ヒラリー詣で、トランプ世界の指導者に嫌われてる発信、
第2幕大統領選トランプ勝利即座に、ヒラリー詣での反発恐れ、
第3幕ペルーAPEC首脳会議でオバマに相手にされず。俺無視したな。
第4幕あわてて真珠湾でオバマと。
第5幕トランプ怒る。O、大統領選中T攻撃」
とツイートしたが、まさに安倍首相はお互いに反目しあう人の間を行ったり来たりしている。
安倍首相は今月26日と27日にハワイを訪れ、真珠湾攻撃の犠牲者をアメリカのオバマ大統領とともに慰霊することを明らかにした。
〈安倍はオバマもトランプもまったく理解せずに、空気とムードだけで国際政界を浮遊し、確実に各国首脳から浮き上がっている〉
米国大統領選挙でトランプを最も強く非難していた人物はオバマ大統領である。いくつかを列挙してみよう。
〈*トランプの外交や世界戦略はトランプ流の主観であり、とても国際政治のリーダーの判断力が欠落している〉
・・オバマ大統領は4月1日、
大統領選の共和党候補指名争いで首位を走る実業家トランプ氏が日韓両国の核兵器保有を容認したことについて批判。
日韓両国との同盟関係の意義を強調し、
「外交や世界をよく分かっていない」
「その重要性を認識していない人物は大統領になってほしくない」などと述べた。
・ 2016年 08月 3日ロイター
「 オバマ米大統領は2日、共和党の大統領候補であるトランプ氏がイラクで戦死した米兵士の遺族を中傷したとして、批判を表明した。
さらに共和党指導部に対し、「不適格な」候補への支持をなぜ取り下げないのか疑問を投じた。
オバ大統領はトランプ候補について
「米国のために多大な犠牲を払っている戦死者の遺族を攻撃するという概念、
さらに欧州や中東、アジアにおける主要問題に関する基本的な知識に欠如しているようにみえることは、
大統領の責務をこなす用意がまったく整っていないことを示している」と語った。
・オバマ大統領はイスラム教徒の米国入国発言について怒りで(in an angry)こき下ろした(lambasted)
真珠湾訪問はどうしても行わなければならないものでない。
自分の政敵とみなされる人物と特別の式典を準備する。
トランプがこういう人物を信頼にある人物として関係を構築するか。
日本人はこういう人物を「蝙蝠」と称して蔑視する気風を持っていた。
〈*こうしたコウモリは風見鶏ナカソネよりも酷いのに、日本のマスコミが提灯持ちをつとめ権力批判というジヤーナリズムの本質、資質を自ら破壊させ、全く解体してしまった〉
いまや日本のマスコミは権力者安倍首相の提灯記事に終始し、
マスコミの使命である権力者批判をすることは全く止めてしまった。
「参考」
【孫崎享のつぶやき】本文
http://ch.nicovideo.jp/article/ar1153445
http://ch.nicovideo.jp/magosaki/blomaga/ar1153445
~本文は変えず小見出し〈 〉、私感*をつける作業で自らの理解を促進~
2016/12/11
櫻井智志
〈何が問題なのか〉節操ない安倍首相。
〈ヒラリーと安倍〉選挙中ヒラリーと会談。
〈オバマと安倍〉トランプが大統領選勝つや真っ先に駆け付け、APEC会議時オバマ冷たい対応。すぐに真珠湾合同慰霊発表。
大統領選、オバマはトランプを大統領不適格と激しく批判。
〈トランプと安倍〉安倍・トランプ良好な関係??
(*アメリカと安倍の関係が空洞化してしまった)
2016-12-11 06:50
〈*安倍首相の言う「信頼」「信頼できる指導者」の中身のからっぽさは覆うべくもないほどに酷い〉
安倍晋三首相は11月17日夕訪問先の米ニューヨークで、トランプ次期大統領と会談した。安倍首相は会談後、記者団に対し「胸襟を開いて率直に話ができた」、トランプ氏については「信頼できる指導者だと確信した」とした。この時期、主要閣僚は決まっていない。政策が全く不透明の中のトランプとの会談には個人的な関係構築をしたいというのは一つの判断であろう。
私は、 12月6日「蝙蝠男、
第1幕、大統領選挙戦中ヒラリー詣で、トランプ世界の指導者に嫌われてる発信、
第2幕大統領選トランプ勝利即座に、ヒラリー詣での反発恐れ、
第3幕ペルーAPEC首脳会議でオバマに相手にされず。俺無視したな。
第4幕あわてて真珠湾でオバマと。
第5幕トランプ怒る。O、大統領選中T攻撃」
とツイートしたが、まさに安倍首相はお互いに反目しあう人の間を行ったり来たりしている。
安倍首相は今月26日と27日にハワイを訪れ、真珠湾攻撃の犠牲者をアメリカのオバマ大統領とともに慰霊することを明らかにした。
〈安倍はオバマもトランプもまったく理解せずに、空気とムードだけで国際政界を浮遊し、確実に各国首脳から浮き上がっている〉
米国大統領選挙でトランプを最も強く非難していた人物はオバマ大統領である。いくつかを列挙してみよう。
〈*トランプの外交や世界戦略はトランプ流の主観であり、とても国際政治のリーダーの判断力が欠落している〉
・・オバマ大統領は4月1日、
大統領選の共和党候補指名争いで首位を走る実業家トランプ氏が日韓両国の核兵器保有を容認したことについて批判。
日韓両国との同盟関係の意義を強調し、
「外交や世界をよく分かっていない」
「その重要性を認識していない人物は大統領になってほしくない」などと述べた。
・ 2016年 08月 3日ロイター
「 オバマ米大統領は2日、共和党の大統領候補であるトランプ氏がイラクで戦死した米兵士の遺族を中傷したとして、批判を表明した。
さらに共和党指導部に対し、「不適格な」候補への支持をなぜ取り下げないのか疑問を投じた。
オバ大統領はトランプ候補について
「米国のために多大な犠牲を払っている戦死者の遺族を攻撃するという概念、
さらに欧州や中東、アジアにおける主要問題に関する基本的な知識に欠如しているようにみえることは、
大統領の責務をこなす用意がまったく整っていないことを示している」と語った。
・オバマ大統領はイスラム教徒の米国入国発言について怒りで(in an angry)こき下ろした(lambasted)
真珠湾訪問はどうしても行わなければならないものでない。
自分の政敵とみなされる人物と特別の式典を準備する。
トランプがこういう人物を信頼にある人物として関係を構築するか。
日本人はこういう人物を「蝙蝠」と称して蔑視する気風を持っていた。
〈*こうしたコウモリは風見鶏ナカソネよりも酷いのに、日本のマスコミが提灯持ちをつとめ権力批判というジヤーナリズムの本質、資質を自ら破壊させ、全く解体してしまった〉
いまや日本のマスコミは権力者安倍首相の提灯記事に終始し、
マスコミの使命である権力者批判をすることは全く止めてしまった。
「参考」
【孫崎享のつぶやき】本文
http://ch.nicovideo.jp/article/ar1153445
http://ch.nicovideo.jp/magosaki/blomaga/ar1153445