【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

【今週も光るジャーナリズム~報道特集2018・6・2~】

2018-06-03 04:12:29 | 政治・文化・社会評論
【今週も光るジャーナリズム~報道特集2018・6・2~】

櫻井 智志




あれほど互いに罵倒しあっていたアメリカ・北朝鮮の首脳。トランプにぴったり友好的だった我がニッポン・安倍政権。もはや日本外交は蚊帳の外。安倍総理は・・・自主独立が基本だ 。


中三の私にとり「真摯」という言葉は、倉田百三の『愛と認識との出発』とともに、人生へのあこがれを感じさせた。総理、あなたの「真摯」は使い方がちぐはぐです。国会での詭弁と方便の答弁は、「反真摯、非真摯」です。



いまの米朝外交は、外交無学の私には難解だ。しかし、日本は総理も外相も官房長官も「圧力にさらに圧力をかけたことが対話を導いた」。なんの外交ルートによる根気強い交渉もせずに、対話ができるわけがない。トランプの七面鳥のような七変化を少しだけ参考にしたら、と思う。



私は不思議で仕方ない。朝鮮半島完全非核化を主張する核大国。核兵器廃絶の基本法にさえ無視・反対する核保有国に、自己矛盾だらけしか見えない。



不条理な犯罪による被害者の続出。娘二人が残され、両親はあおり事故で死亡。加害者の報道で犯罪心理学者の報告が、いまの社会の深層に至る。検察・教員・警察官・両親、等々日本社会の欠落部分は大きな歪みを起こしている。大元に現在政権の道義失墜が存在している。


定着した第19回平和のためのコンサート

2018-06-03 03:30:01 | 政治・文化・社会評論

芝田進午先生、

きのうの平和のためのコンサートは満席の中、高橋敏夫氏の講演も第二部のコンサートも、ともに充実と感銘深いものでした。

19回目を迎えたコンサートも深く熟成した市民コンサートとして、広く定着したことを感じさせる内容でした。

講演なされたたぶん高橋敏夫先生か司会の長岡幸子さんかどちらかのご質問だったかと思います、「はじめてこのコンサートにいらっしゃったかたは?」10人以上、二けたの観客のかたが挙手なさいました。

戦前唯研のリーダーだった哲学者戸坂潤は「おけさほど唯物論はひろまらず」と嘆きました。現代、平和のコンサートは見事に成功を収めました。

感激的な平和の祝祭だったことをご報告いたします。