【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

このくにの未来は知らねど このくにの歴史からまなぶ ~JNN報道特集2018.6.16~

2018-06-16 19:07:10 | 政治・文化・社会評論
このくにの未来は知らねど このくにの歴史からまなぶ 
~JNN報道特集2018.6.16~
                 櫻井 智志


サッカーワールドカップが始まった。突然の監督解任、そしてコーチ陣すべて日本人。2020年のオリンピック東京開催に伴い、スポーツが国内社会に与える影響を懸念していた。直接関わりがあるかないかは実際は不明である。なにか腑に落ちない動きは、試合にどのような影響を及ぼし、どのような結果となるのだろうか。



玄海原発の再稼働が認可された。近い未来に80%程度の高い確率で発生が予想される 南海トラフ大地震。かなり広い地域に影響がある。該当する九州の原発は強い被害を受ける危険性がある。福島第二原発がやっと廃止と決まった。被害者は「遅すぎる」とつぶやいた。安倍政権の後手後手の対応は、あまりに酷すぎる。


Ⅲ 米朝会談
 トランプはあまりに奇矯な発言が多すぎる。米朝会談も、トランプよりも韓国の文大統領の貢献のほうがはるかに大きいアメリカの歴史は開拓と侵略の蓄積だ。朝鮮半島の歴史は外からの侵略と異なる王朝の争いだ。朝鮮半島がアメリカや日本のような広い侵略は行ってはいない。他国の旅客機爆撃以外は。東アジアの平和に、日本の卓越した指導性が求められているが、安倍政権はどうだろうか?
 元拉致被害者のひとりである蓮池薫さんの発言は、北朝鮮の問題を指摘するとともに、日本政府の政策も忌憚なく意見を社会的に表明し、信頼できる。北朝鮮が電力不足であるという発言も参考になる。
300万人の犠牲者がでた朝鮮戦争。戦争終結が、大事な解決を急がれる課題と考える。戦争が中国を後ろ盾として北側から開始された史実は、米中、南北どちらが正しいではなく、戦争そのものを終わらせ、損なわれた人権と被害への贖いが大事だ。番組中の日本人義勇兵、事実を見つめたい。
  中国、ソ連、アメリカ。世界大戦後の冷戦、国際情勢の過酷な歴史がうんだ悲劇。現代の私たちが勇気をもって「ノー!」といえる国内の人権と反民主主義に意思表示を持続することが極めて大事なことを番組を見ながら感じた。