【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

【報道特集】2024.1.27

2024-01-30 13:52:31 | 報道と思想
事実を丹念に取材し真実を追及するジャーナリズム




 東京の丸の内ビル街を爆破した事件。トロツキストとも一揆主義者でもなくアナキストと呼ばれた。思想やイデオロギーとは異なる幼稚な手法。だが逮捕のきっかけがガンの重体化。人生を振り返り、人生をどう思っただろう。哀しい事態だ。

 能登半島を襲った大地震。被害を受けた方がたの苦闘。日本列島にはあちこちで地震が起こりやすい。
福島原発事故の関連で停止していたが、石川県内の原発が動いていたら、大災害が起きていたかも知れない。原点に返り原発対策を総点検すべきだろう。

❷ 特定少年の犯罪


殺人行為は動機や理由を考慮しても、許される行為ではない。だが加害者の家族は、親子きょうだいであっても別個の人格である。けれど世間は家族への罵倒や攻撃を「正義」と思って接する。今回の事例報道で、19歳の特定少年が不幸な家庭環境に育ち、度重なる暴力にPTSDをかかえる事態に陥っていた。それらは法廷の判決には反映されなかった。国内には、似た事例がある。子育てを社会全体で育てる。そんな世間でありたいが、子育てしにくい世の中だ。元東京高裁判事の弁護士さんのご意見にうなづく。
「特定少年の更生は短期間で断定できるものではなく、慎重にみきわめ長い期間を考えて取り組むべきである」。

❸ 青年医師の過労による自死労働災害


26歳の医師の自殺。世間には医師は高給とりで優雅な暮らしをするエリートという独断がある。救急救命医療に携わる話を聴いたことがある。ほぼ24時間体制で食事はカップラーメン。人数が少なく休むと同僚に迷惑をかけるから休めない。今回の事例も労基署の調査は長時間労働の過酷な事実。遺族の熱心な働きかけ。甲南医療センターや厚労省へも足を運んだ。労働基準局は、労働時間の実態が労働基準法違反で問題をとりあげた。医師が自ら仕事にとりくむことは研修でも、強制的な労働時間高速や指示は「研修」ではない。研修権が医師の過労死の原因にはあてはまらない。

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【事務連絡】
2月3日 2月10日は勤務先の通信制高校の試験監督で朝から夕方まで出勤します。そのため番組を視聴できるかぎりぎりでツイッター執筆ができないかもしれないことをお伝えします。










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