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【現代思想とジャーナリスト精神】

【報道特集】2024.1.27

事実を丹念に取材し真実を追及するジャーナリズム




 東京の丸の内ビル街を爆破した事件。トロツキストとも一揆主義者でもなくアナキストと呼ばれた。思想やイデオロギーとは異なる幼稚な手法。だが逮捕のきっかけがガンの重体化。人生を振り返り、人生をどう思っただろう。哀しい事態だ。

 能登半島を襲った大地震。被害を受けた方がたの苦闘。日本列島にはあちこちで地震が起こりやすい。
福島原発事故の関連で停止していたが、石川県内の原発が動いていたら、大災害が起きていたかも知れない。原点に返り原発対策を総点検すべきだろう。

❷ 特定少年の犯罪


殺人行為は動機や理由を考慮しても、許される行為ではない。だが加害者の家族は、親子きょうだいであっても別個の人格である。けれど世間は家族への罵倒や攻撃を「正義」と思って接する。今回の事例報道で、19歳の特定少年が不幸な家庭環境に育ち、度重なる暴力にPTSDをかかえる事態に陥っていた。それらは法廷の判決には反映されなかった。国内には、似た事例がある。子育てを社会全体で育てる。そんな世間でありたいが、子育てしにくい世の中だ。元東京高裁判事の弁護士さんのご意見にうなづく。
「特定少年の更生は短期間で断定できるものではなく、慎重にみきわめ長い期間を考えて取り組むべきである」。

❸ 青年医師の過労による自死労働災害


26歳の医師の自殺。世間には医師は高給とりで優雅な暮らしをするエリートという独断がある。救急救命医療に携わる話を聴いたことがある。ほぼ24時間体制で食事はカップラーメン。人数が少なく休むと同僚に迷惑をかけるから休めない。今回の事例も労基署の調査は長時間労働の過酷な事実。遺族の熱心な働きかけ。甲南医療センターや厚労省へも足を運んだ。労働基準局は、労働時間の実態が労働基準法違反で問題をとりあげた。医師が自ら仕事にとりくむことは研修でも、強制的な労働時間高速や指示は「研修」ではない。研修権が医師の過労死の原因にはあてはまらない。

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【事務連絡】
2月3日 2月10日は勤務先の通信制高校の試験監督で朝から夕方まで出勤します。そのため番組を視聴できるかぎりぎりでツイッター執筆ができないかもしれないことをお伝えします。



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