【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

 昭和亭魯迅叙事詩~2017/12/02「報道特集」~

2017-12-02 19:14:33 | 政治・文化・社会評論
    昭和亭魯迅叙事詩~2017/12/02「報道特集」~

                     櫻井 智志


    Ⅰ

世界は今までにも核戦争の現実的な危機があった
トランプ、金正恩、安倍晋三
これほど当事国が政治的に未熟で乱暴な指導者をかかえた時期はなかった
小松左京や大江健三郎の小説が現実のものとなる危険性が増えた
トランプ、なぜ世界のトップにこんな政治家がいるのか

天皇ご夫妻、皇太子ご夫妻
それ以外の皇族と宮内庁、政府
両者は大きく隔絶された感覚がある
もう今上天皇ご夫妻のような皇族は現れないかも知れない
国粋主義を称揚しながら、今上天皇をないがしろにする「逆臣」たち。

北朝鮮の核ミサイル開発に世界が懸念をもっていることは、了解しうる
けれど、北朝鮮が核兵器と手を切れば世界は平和になるのか?
私は現在の核保有国こそ国際的軍事危機の元凶と思う
『核実験被害のマーシャル群島ハイネ大統領が、「日米に失望」』
東京新聞夕刊は一面で伝えている

森友でも加計でもなく、ヒロシマ・ナガサキの日本政府
核兵器防止条約締結から逃げるように背を向けている
「核抑止力」論がいかに詭弁か、核兵器・原発の悲惨な有毒をほとんど知らない人たちだ
トランプ=安倍を退陣させないかぎり、世界の時計は滅亡へ確実に針を進めている

高校生平和大使の小林さん
これほど思考も感性もまっとうな人間力が、今の日本政府首脳部には、無い
膳場キャスターに応答する河野太郎外相も、河野洋平氏、河野謙三氏ほどの政治的想像力も乏しい
口先政権に唖然とする


河野洋平氏が言うように
「国民の安全を守るために直近の問題に政府は取り組まなければならないから、核廃絶を主張しきれない」かも知れない
しかし、「北朝鮮のおかげで総選挙に勝った」という副総理
緊張事態と不安をまき散らしながらで
ランプとゴルフや外交で日本を不在にする総理
滅茶苦茶やおまへんか!


     Ⅱ

和さんの一人暮らし。
難病を見守り続けたお母さんの温かさと寂しさ
多くの難病や障がいが医学の進歩で改善されつつあるが、福祉予算の後退や諸施設での弱者への悲惨な暴力
そんな中でも実際に踏み出した和さんの前向きさ
和さんが沖縄の自然に触れ涙する姿、私の心の枠組みが揺れる

「不幸かどうかは、自分が決めるのであり、他人が不幸と決められない」
相模原施設殺人事件に的確な判断を示す和さんの鋭い認識
ハンセン病や水俣病などで、私達の偏見と差別は彼らを苦しめてきた
和さんの勇気に感銘する
お母さんの言葉に感動する
私達はもっと変わる必要がある



     Ⅲ

川崎には、Jリーグが発足した時に、よみうりクラブが基礎のヴェルディ川崎がいた
まもなくヴェルディ東京に変わった
地元のひとたちは富士通が母体の川崎フロンターレをずっと地域の応援で発展してきた
地域の小中に来校しサッカー教室を続けている
初優勝に地域住民として嬉しい

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