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【現代思想とジャーナリスト精神】

【永岡浩一さんからの通信】 2021年10月01日 午後 8:11

ポリタスTV(2021/10/1) 津田大介&古谷経衡 自民総裁選を語る、高市氏を河野氏批判もあり健闘させたネット世論を語る、安倍氏、トランプ氏の影を得てのネトウヨ健闘の高市氏、河野氏の腰砕けとネット世論を見る、無知がネット右翼を生み出す仕組みを解説する



 永岡です、ジャーナリスト津田大介さんのポリタスTV、本日のゲストは文筆家の古谷経衡さんでした(https://www.youtube.com/watch?v=jDVOLiz4UWg )。途中まで概略追跡します。古谷さんはポリタスTV初登場です。

 テーマは自民総裁選、岸田氏が当選だが、高市氏が大健闘、ネット世論について、古谷さん指摘されて、安倍氏のプッシュがあったが、その前に稲田氏がいて、保守地盤の福井出身、慰安婦裁判など担当して、安倍氏の覚えもよく、安倍氏の後継の女性候補として最有力であったが、稲田氏、サマワ自衛隊の日報問題を起こして、そして夫婦別姓OKで保守の支持を失い、それのオルタナティブになったのが高市氏。

 総裁選、当初は河野氏が一番人気、岸田氏が続き、高市氏、全くの泡沫ではなく、野田氏は力がなかったが、高市氏は清話会、総務大臣もやり、右に親和性があり、野田氏は推薦人を確保できてもその先は困難。9/12の時点で、河野氏は1位だが、議員票で負けた。津田さん、石破氏を支持したものが河野氏に行かなかった意味を問われて、古谷さん、石破氏の、河野氏に行くべき票が岸田氏に流れて、石破氏、中国地方では人気は高いが、首都圏、関西では人気はなく、2001年に小泉氏の勝ったようなものにはならなかった。津田さん、石破氏、鳥取で記者会見、離党など取りざたされて、しかし投票のやり方がおかしいと発言、古谷さん、2012年にもそれで石破氏負けて、石破氏は策士、離党を思わせてこれで、河野氏+石破氏のものがかなり岸田氏、高市氏に流れた。

 総裁選は期間も長く、メディアジャックばかり、テレビ、ニコ生などあり、河野氏、小泉氏のような自民の既得権批判、脱原発、夫婦別姓を言っていたら、自民では反発されるが力になり、しかし河野氏日寄ったもので負けたと説かれて、古谷さん、河野氏、優柔不断の印象を与えて負けた。

 津田さん、野田氏が立候補して選択的夫婦別姓を言って衝撃だと説かれて、古谷さん、岸田氏は夫婦別姓に本音では賛成だが、衆院選に勝たないといけないので、面従腹背、岸田氏、政策の正当性、夫婦別姓は衆院選の争点にせず、衆院選後内閣改造、来年の参院は自民、前回勝ち過ぎて負けは確実、宏池会的な政策は野党と同じになり、問題は来年の参院選。

 野田氏は泡沫のはずが大健闘、古谷さんもビックリ、20取らないと思っていたが、事前の予想の倍近く取り、真の勝者は野田氏、閣僚に入るが具体的なものは未定。

 経済政策は、河野氏緊縮・新自由主義、岸田氏はアベノミクス推進、高市氏は藤井聡さんの影響を受けたが、高市氏のやり方は藤井さんと正反対、藤井さんの消費税減税はなく、藤井さんの言うことの半分も高市氏はせず、藤井さんのグループの支援を高市氏は受けて、整合性が問われる。岸田氏は池田勇人路線だが、非正規雇用されるのは消費者、賃金を上げないとならず、岸田氏、発展なくして分配なしは逆、低所得者に当てたら分配、そして経済成長はなるが、自民ではどうか?

 そして、総裁選の中でオーストラリアが原子力潜水艦を保有になり、日本の原潜は高市氏だけでなく、河野氏もタカ派忖度でOK。古谷さんは原潜の論議はすべきと思うが、しかし岸田氏なら原潜の保有はなく、衆院選、自民は岸田政権で軍事のタカ派色を出す可能性はある。

 津田さん、高市氏は防衛費GDP1%の突破をいい、防衛大臣になるかと思いきやそうではないと説かれて、古谷さん、高市氏、第2次安倍政権でウェブサイトで書いていた内容と同じ、敵基地攻撃能力の高市氏の発想はお粗末、場合により核武装になり、高市氏のやり方ではDPRKに対抗できず、サイバー戦のことも高市氏ちゃんとせず、専門家から突っ込まれる。虎ノ門チャンネルでドローンをと言うが、自衛隊はドローンを持ち、高市氏の軍事の知識には相当問題がある。

 高市氏の総裁選と、ツイッター、高市氏の応援団を見たら、ネトウヨ的なテンプレートが支持をしたと津田さん説かれて、高市氏を除くと安倍氏、トランプ氏の名前が出るもの、ネットでは、高市氏の応援団は河野氏、岸田氏批判であり、高市氏のタカ派言動とともに賛同の投稿が増えて、そして高市氏の応援団はトランプ氏の応援団、Jアノン的なもの。

 中日新聞で総裁選分析があり、政治、靖国などだと高市氏で発信、岸田氏は広島カープファンでそれの発信で伸びて、河野氏のフォローをするものはライト層などの分析があったと津田さん解説されて、古谷さんこの分析は面白く、特長があり、ツィッターでの4候補の支持を見ていたら、ネット保守の支持が高市氏に行き、保守界隈でリツイートしあい、閉鎖的な輪の中にあったと説かれました。

 そして、高市氏の支持者はトランプ氏の支持者と重なり、安倍氏の応援団、アメリカ大統領選挙で、安倍氏のロスをトランプ氏にネトウヨは求めて、安倍氏辞任の後に大統領選挙、菅氏はネトウヨ的なもの、保守的なことを言わず、ネット保守から見たら、安倍路線継承は、安倍氏のようなものは菅氏になく、ネトウヨが安倍ロス、上位互換でトランプ氏、トランプ氏を通して、安倍氏と一緒にゴルフ、というようなものがJアノン。しかし、2012年に石破氏が勝っていたら、安倍氏のようにトランプ氏になびかない。

 古谷さん、高市氏は元々リベラル系であったものが、ある日突然ネトウヨ系になった、稲田氏のようなものと異なると津田さんも解説されて、ネット保守からも高市氏認識されず、それが一気に保守の星になり、古谷さん、高市氏は元々ノンポリ、しかしネット保守はみんなそう、正論、WiLLを読んでいない。他方、保守論壇の系譜はあるが、濃厚なネット保守は、自営業、会社のエリート、戦後民主主義的なもの、日本は前の戦争で韓国、中国に迷惑をかけたと最初は考えて、しかし企業で出世コース、地位を確保したら、1日でネツトを見る時間が増えて、貧乏だからネット右翼ではない、自営業なので昼でもネットにアクセスできで、ノンポリがどうしてネット保守に右傾化するか、映画のマトリックスと同じ、この世界、何かおかしいと思い、そしてネットに真実として、安倍氏がヒーローになる、右傾化の根幹は無知、朝日、韓国が嫌いではなく、ネットに感化されて、余裕のあるもの、近現代史を知らず、余暇があっても言語化できず、思想的な背景はなく、ネットで高市氏がいいと聞くと乗る、自民のことも詳しくは知らず、しかしこれが稲田氏のフィーバーになっていたかも知れず、単にフィーバーに乗るのみ、政治的な文脈ではなかったと説かれました、ここで止めます、以上、津田さん、古谷さんのお話でした。

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