【現代思想とジャーナリスト精神】

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TBS系「Nスタ」ホラン千秋氏ジャニーズの組織構造は家族のよう

2023-10-04 15:42:21 | 転載・政治社会と思想報道
ホラン千秋 ジャニーズの組織構造を家族にたとえ表現「不健全なことが起きると、外から分かりづらい」
スポーツニッポン新聞社


写真:ホラン千秋© (C) スポーツニッポン新聞社



 タレントのホラン千秋が3日、キャスターを務めるTBS系「Nスタ」(月~金曜後3・49)に生出演し、2日に会見を開いたジャニーズ事務所の組織構造について私見を語った。

 性加害が明らかになった故ジャニー喜多川元社長について、東山紀之社長は「絶対的な支配」と評した。藤島ジュリー景子前社長は会見を欠席したが、したためた手紙を井ノ原快彦が代読。その中には「ジャニーはある種、天才的に魅力的であり、みなが洗脳されていたのかもしれません。私も含め、いい面を信じたかったのだと思います」といった記述もあった。

 ホランは、過去にも所属タレントがジャニー氏を父のようだと表現していた点に着目し、「絶対的な力を持った父のようなジャニー氏をトップとして、事務所全体が大きな家族のようになっている感じだった思う」と表現した。

 さらに「大きな家族は一致団結して、健全な状態であればパワーを発揮して頑張っていくことはできると思う」としつつも、「家族というのはプライベートであって、最も小さなコミュニティの単位だと思うんです。そこで不健全なことが起きると、外から分かりづらいというのは、たとえばDVや家庭内暴力の時も言えると思うんですよ」と指摘した。

 その上でホランは、恐怖と愛情など、相反する感情が混じり合い、声を上げづらい状況になっていった可能性があるとした。「すべてのケースがそうだとは思わないけど、嫌だ、怖い、逃げ出したいという気持ちがありながらも、絶対的に支配をしている人物に、いいところもある、いい人だと信じたい、恩もある、愛情もある…。様々な感情がぐちゃぐちゃになって、こんがらがって切り離せない時に、内側から怖い目に遭っていると言うのは難しかった」。被害者の心理状態を推測しつつ、「だからこそ東山さんが言っていたように、どんどん内向きになった状況が長年続いてしまったのかなと感じ取れた」と語った。

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