【現代思想とジャーナリスト精神】

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安倍・橋下の政治的カラーと策略

2015-11-21 23:28:04 | 転載と私見
安倍・橋下の政治的カラーと策略

               櫻井 智志

【日刊ゲンダイ】再掲
大阪維新とイスラム国は「似ている」のか? 噂を検証してみた
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2015年11月21日


「IS」の略称以外にも類似点は多い(C)日刊ゲンダイ


 22日投開票の大阪ダブル選挙で優勢が伝えられる大阪維新の会だが、そんな維新にある噂が広がっている。大阪維新の会とイスラム国はそっくりなのでは、というものだ。さっそく検証してみると、あるわ、あるわ。驚くほどの類似点が浮かび上がってきた。

 橋下徹大阪市長を絶対視する強烈な“原理主義”が特徴的な大阪維新の会だが、イスラム国と重なる部分は多い。大阪府と大阪市を統一しようとする「都構想」と、イスラム国が目指す「イスラム圏の統一」。強引に物事を推し進めようとしているところは確かに似ている。なんと「IS(いしん)」という略称まで一緒だ。

 大阪維新の会を取材しているジャーナリストの櫻本幸吉氏はこう言う。

「維新の会では橋下氏の言ったことが全てです。離反を許さず、上の命令に従わなければ除名になります。原理主義という観点からは似ているのかもしれません。橋下氏は知事時代、『関西州、関西州』と言っていました。でも、周りの京都府知事らがついてこなかったため、いつの間にか都構想に変わっていた。本当は関西を“統一”したかったんだと思います」

 “自爆”する議員が多いのも維新の会の特徴だ。17日に維新の党党紀委員会が出した大阪維新の会の議員に関する審査結果はひどい内容だった。すでに政務活動費の不正使用が次々に発覚しているが、そんなトンデモ議員がほかにもゴロゴロいたのだ。

 政務活動費を使って「大学院の入学金」「ダイソン掃除機」「電動アシスト自転車」などを購入する議員もいた。架空のタクシー代24万円を政務研究費として計上した府議なんかは詐欺師同然だ。ツイッターをするために、市議会中にトイレに行った市議も。都構想反対派の市民を恫喝した市議なんてヤクザ顔負けである。

「『税金の使い道に厳しいのが維新だ』と言いながら、維新の会の議員を叩けばどれだけでもホコリが出てきます。言っていることとやっていることがムチャクチャなんです」(櫻本幸吉氏)

 果たしてこんな団体に大阪を任せていいのか。府民はいま一度立ち止まって考える必要がある。

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私見
 そんな大阪維新の会に実質的に支援しつづけている安倍晋三は、橋下徹以下の政治屋である。
 ニコニコ生放送で大阪府知事候補、大阪市長候補の政見インタビューがあると知って観て驚いた。15分以上の動画があって、候補者ふたりに最敬礼して安倍から証書をもらう場面が五、六度いやもっとか、反復して放映され、安倍が二人を立候補させたというデマに近い放送。安倍は、大阪自民党が住民投票の時に参謀格だった府連の最高幹部を中山氏にすげ替えたのだ。

 公明党は安倍の意向をくんで安倍の支持する候補に集団投票するため、自主投票とした。民主党は共産党よりも投票する勢力がおちている。肝心の自民党は大阪自民党と安倍自民党に分裂していて、候補に投票するのは何割か。良識ある自民党支持者を確認する選挙となる。唯一頼りの共産党支持層が九割台の投票をしないと、ダブルで安倍・橋下維新同盟が当選しかねない。

 心ある大阪の有権者はさそいあって投票所に行ってほしい。参院選の前哨戦として安倍は、大阪の選挙を位置づけ勝てば自民・おおさか維新の連立で一気に平成クーデター憲法改悪にうってでる。

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