【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

【永岡浩一さんからの通信】

2023-02-18 21:23:57 | 転載
【永岡浩一さんからの通信】

和歌山放送ラジオ 伊藤宏の脳に効くニュース(2023/2/18) トルコ・シリア大地震から、日本もこの30年無数の自然災害を経験して、対策は十分か、被災者には公助が必要、トルコ・シリア支援とともに考えるべき、災害時にラジオは威力を発揮するもの、そして福島原発事故12年、しかし岸田政権は教訓を無視して原発イケイケ、原発事故のことを徹底的に検証して、原子力マフィアの跋扈を許してはならないことを語る&古谷経衡さんのはだしのゲンの解説



 永岡です、和歌山放送ラジオ、ボックス金曜日レギュラー、和歌山信愛女子短期大学教授、新聞うずみ火編集委員の伊藤宏さんのスピンオフ企画が第3土曜日にありました、聞き手はアナウンサーの寺門秀介さんでした。

 赤旗のコラムに、原発60年はおかしいとのものがありました、https://www.jcp.or.jp/akahata/aik22/2023-02-18/2023021802_01_0.html ご存知のように広島の教育委員会がはだしのゲンを教材から外したこと、東京新聞の指摘がありました、https://www.tokyo-np.co.jp/article/231806 過去、何度もはだしのゲン抹殺の動きありましたが、戦争は悲惨なもの、それを教えないで、やはり自民党は戦争をしたいと思わざるを得ません。そして、夕方にDPRKから「飛翔体」が飛びEEZに落下ですが、Jアラートはなし、一応NHKのニュースは特番ですが、どうなっているのでしょうか(笑)

 茨城放送のニュースポで、古谷経衡さん、広島ではだしのゲンを副教材から外すことに言及、古谷さんははだしのゲンのファンでスマホにキンドル7巻全部入れていて、被爆地、広島ではこれは問題、誤解を与える描写というが、その報道はなされず、はだしのゲンの中沢さんの体験から描かれて、漫画としてのフィクションはあっても問題なく、復活させてほしい。はだしのゲンの舞台は古谷さん全て行かれて、はだしのゲンは少年ジャンプで連載の前に30ページの短編があり好評で連載、その短編の、俺は見たは実質ノンフィクション、そして炎で家が倒壊して父が亡くなるシーンがあり、フィクションのところもあり、ゲンが母のために浪曲を歌うのそれ、司会の柴田明子さんも子供時代に読まれて、古谷さん、原爆投下時のものは母親から聞いた話、中沢さんは爆発で吹き飛ばされて、母親は無傷で逃げられて、しかし父、兄弟はなくなり、ゲンの体験は母親の記憶から。被爆時に、母を助ける在日コリアンの親切な方がいて、父は反戦主義、これは一部フィクションでも大筋本当の話。中沢さんの体験と母の記憶を描いたもの、中沢さんは肩などやけど、原爆症は後年に出て、兄が、はだしのゲンにいて、特攻隊に行く前に助かり、しかし実際の兄は軍需工場にいたなどあり、姉は実際は即死、俺は見た、は中沢さんの平和短編集で読めて、被爆体験は読める、ディテールが違っても、戦争体験を見事に描き、広島の原爆記念館の蠟人形は残酷だと撤去だが、もちろん戦争は残酷、それは子供に見せるべき。戦後の蠟人形は逆にきれいで批判されて、それをリアルにしたら批判されたもの、はだしのゲンの教材の除外は、悲惨すぎるとネトウヨは言うが、フィクションではなく、平和教育に必要で、除外は古谷さんダメ。中国新聞の方が原爆の写真を写して、蠟人形撤去など、戦争の記憶をなくすのは問題と説かれました。



 伊藤宏さんのお話、今月のネタ、和歌山は今梅で一杯、梅林を見たいもの、寺門さん、地球規模では花どころではない、伊藤さん、トルコ・シリア大地震が衝撃的、生存確率の下がる72時間を超えても生存者はいるが、死者数は42000人、死者数を比べるものではないが、東日本大震災の倍、大変なもの、さらに増えて、今回は震災を見て建物の問題、津波はなく、幸い原発もなかったが、東日本大震災とは全く異なり、そしてシリアは内戦状態、トルコは被害がタイムリーにわかるが、シリアのことはわからない点があり、犠牲者、家をなくした人のことはどうか、そして今は厳寒、命からがら助かっても、避難生活で亡くなったらダメ、和歌山はトルコと親密で、まず募金などで日本も支援すべき。そしてシリアは内戦=戦争で人間はどれだれ大変か、自然災害と戦争で二重の苦難。

 寺門さん、義援金募金箱も和歌山で設置、各地で支援はあり、トルコもものではなく、お金が欲しいというもの、伊藤さん、物資はニーズがわからないと、行きわたらずなどあるが、募金、義援金は大事で、しかしそれが有効な支援を偏ることなくできるか、日本で様々な災害の際の検証は必要、日本だと復興予算は被災地に使われなかったこともあり、復興より被災者支援がトルコ・シリアで大事、それもトルコ政府のみでは人手足りず、被災者のケア、日本から医師、看護師が行っているが、寒い季節、そして悲しいことに治安の悪化、国によりボランティア活動もできず、戦争や略奪は、災害での支援活動を阻む愚かなもの。

寺門さん、災害で様々なものを見つめなおすべき、伊藤さん、日本は東日本大震災、阪神淡路大震災があり、何を反省していたか心もとなく、災害の記憶は被災者は生涯忘れられないが、他の地域はそうではなく、しかしこの30年無数の大災害があり、自分のことと思っているか、和歌山は南海トラフ地震で津波も危険、揺れも大変、耐震化、まず自分の身を護る、しかし初動は自助でも、公助の裏付けがないと生きられず、国民が期待する公助は、行政も被災するので様々な備えが必要。寺門さん、トルコ・シリア大地震はまだ全貌はわからないものの、犠牲者に哀悼を、と説かれました。



 伊藤さん、被災者ケアは、トルコだけで被災者100万人、それで大変、声、ラジオでの励まし、ぬくもりが必要、ラジオオールドメディアではなく、音声メディアとして貴重、音楽もそうで、災害時、臨時災害のものもあるが、レギュラーでラジオ放送しているものが的確に対応すべき。スマホがあるというが、ラジオは災害時に有効、効果はあり、次の災害の備えに、ラジオは力を発揮、ラジオの音楽は貴重、ラジオは今後、注目されるべきメディア。

 寺門さん、そこで気になるのはコミュニティFM、最近閉局が増えていると危惧されて、伊藤さん、行政とタイアップしていたら生き残れるが、独立系はしんどく、しかしコミュニティラジオは災害時に威力を発揮、それを支えるのは行政の役目。そして今後南海トラフ地震も危惧されて、来月は東日本大震災、福島原発事故12年、原発事故さえなかったら助かった被災者はたくさんいたのに、岸田政権は原発回帰、原子力規制委員会はできたが、実質は原発推進組織になり、政府のやり方を追認。5人の委員がいて、一致が原則なのに、60年超える運転に一人反対、それを多数決で60年以上の運転を了承はおかしい、こんなアホなことをするから福島原発事故になり、国や電力会社のロボットになっている。寺門さん、最近原発批判がないと説かれて、伊藤さん、関西電力は原発のために安いと喧伝、さらにALPSの汚染水のこと、CMでは安全、汚染水ではなく処理水、そして東京電力のマスコットキャラクターもまたテレビに復活。寺門さん、核廃物のこともおざなりと説かれて、伊藤さん、福島で浪江の漁港を昨年取材、しかし、汚染水海洋放出は許されるか、海外では17か国、これを延期せよと養成があったのに、1km先に薄めて捨てても、放射能汚染された水を廃棄するのは、事故直後はこんな発想はなく、それを、タンク満タンだと、海洋放出以外も手はあるのに原子力マフィアはせず、岸田総理は、安倍総理すら出来なかったら原発増設も言い出して、そして原発があったら電気代は安いというのは問題、3・11から12年、12年前に何があったか全員考えるべき。寺門さん、震災のことを風化させてはいけないのに、3・11以降、災害、経済、国際情勢、そしてコロナ禍、忘れない対象は激変、災害は連続して、しかし行政は、過去に何をしてきたか見ないといけない、安倍元総理はアンダーコントロールと言った、伊藤さん、アンダーコントロールは嘘、安倍氏嘘をついていたことを検証すべき、寺門さん、ないものとしてはダメ、伊藤さん、歴史の教訓を振り返るべきとして、3・11から12年のことを強調されまして、以上、伊藤宏さんのお話でした。




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