ジャム・ザ・ワールド-UP CLOSE(2023/1/17) 青木理&吉原真里 天才音楽家バーンスタインと二人の日本人の本を語る、アメリカの国会資料館に大音楽家、バーンスタインの私信も含めた膨大なアーカイブがあり、そしてセンセーショナルなものではなく、音楽を通して平和を希求したバーンスタインの遺志を継ぐべき、しかしどこかのアメリカケツナメ国家は公文書改竄、隠蔽、廃棄と民主主義と平和の敵、アホを追放して民主主義を回復すべきことを強調する
永岡です、アマゾンミュージック配信のジャム・ザ・ワールド-UP CLOSE、火曜日の担当はラジオジャーナリズム界の首位打者、ジャーナリストの青木理さんでした(https://music.amazon.co.jp/podcasts/8b57f1db-5114-443e-8ff9-eb4f6c35dc41/episodes/aa3a8e2b-229d-480e-85de-7ab22bf2b8f4/jam-the-world---up-close-2023-01-17-%E9%9D%92%E6%9C%A8%E7%90%86%E3%80%8C%E5%A4%A9%E6%89%8D%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E5%AE%B6%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%81%A82%E4%BA%BA%E3%81%AE%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%80%8D )。
ジャーナリストの平野幸夫さん、岸田総理が国民の苦境無視でやりたい放題のデタラメをブログで批判されています、https://ameblo.jp/hirano-yukio/entry-12784709743.html さらに、赤旗スクープ、防衛省情報本部の予算が10年で1.4倍、過去最多というもの、https://www.jcp.or.jp/akahata/aik22/2023-01-17/2023011701_02_0.html 要するに国民監視、この国、どんどん第2の戦前になっています。また高市氏、赤旗スクープでデタラメ暴露されて、ツイッターで逆切れですが、しかし領収書改竄は有印公文書偽造の刑事責任もあり、まさに自民党は犯罪者集団、解散すべきです
大竹まことゴールデンラジオ、武田砂鉄さん、神宮外苑再開発の問題点を語られて、毎日に東京五輪、海の森新設に6億円、昨年末に国立競技場の維持管理費13億、民営化をしても年間10億+維持費、コンパクト五輪は大嘘、さすがに政治家も関係者も黙り、しかし神宮外苑、当初はそこと調和するいいものを、100年後に残る森のスタジアムと言っていたが、新国立競技場を起点に再開発、商業施設、高層ビル計画。ここは風致地区で15m以上の建築はダメなのに、新国立競技場のために反故+未来の環境問題のためと嘘を言い、平尾剛さんは、神宮外苑の悪用を防ぐ署名活動されて、平尾さんと砂鉄さんコラボ、秩父宮ラグビー場の再開発を政府は計画、しかしこれは改悪+環境破壊のスポーツウォッシュ、青空の元で試合できず、人工芝、観客席減り、そもそもラグビー場ではなく、屋根の開閉はなく、砂鉄さんは父親がラガーマンで、空の元でやる意味、しかし人工芝だとケガも増えて、今のラグビー場を守るべきと平尾さん指摘、さらに100年の木を切るのはおかしいというもの。大竹さん、高さ制限撤廃はゼネコンやりたい放題、五輪を大義名分に環境破壊+大赤字だと怒られて、砂鉄さん、五輪施設はみんな赤字、東京五輪は国民を不幸にして、さらに不幸を押し付け。平尾さんのような元アスリートは反対せず、政治家は環境問題というが、開発でウハウハのもの。大竹さんの憩いの場も破壊、樹木伐採で自然破壊、神宮球場と秩父宮の再開発は地球環境破壊、国立競技場も64年のものを補修からあの始末、さらに周囲のアパート立ち退きとムチャクチャだと指摘されました。
今週の青木さんのゲストはハワイ大学アメリカ研究学部の吉原真里さん、天才バーンスタインと二人の日本人、親愛なるレニー、バーンスタインと戦後日本の物語(https://books.rakuten.co.jp/rb/17302679/ )、天野和子さんと橋本邦彦さん、バーンスタイン(1918-90)は私も実演は聞いたことはないものの、CDたくさん持っていて、弟子の佐渡裕さんはよく実演聴いています(先週は佐渡さんがバーンスタインのシンボル、マーラーを演奏するのを聴きました。あまり演奏されない交響曲第7番という珍しい作品で観客は大満足でした)。この火曜日にクラシック音楽は珍しいもの、吉原さん、ハワイからリモート出演、アメリカは記録を残すことの意味を青木さん知ってほしいという企画、昨年10月に出たノンフィクション、青木さん興味深く読まれて、バーンスタインは20世紀最大の指揮者、作曲家、ピアニスト、バーンスタインと日本の知られざる交流があり、吉原さん、バーンスタインは日本が好き、亡くなる前に札幌PMFを創設、バーンスタインは7度来日、小澤征爾と親交、五嶋みどりさん、佐渡裕さんと深く、しかし天野さん、橋本さんは知られず、天野さんはバーンスタインのニューヨーク・フィルデビューから交流、最初は結婚前、1929年名古屋生まれ、子供時代にパリ、戦争で1941年に日本に戻り、1947年、占領下で図書館にてバーンスタインについてのエッセイを読んでファンレターを18歳にて送り、バーンスタインの古いファン、返事をもらい、バーンスタインの支援を家族ぐるみでした。青木さん、バーンスタインが和子さんに憧れて、ファンを超えて交流は素晴らしい。橋本さんは、芸能ニュース的になるが、バーンスタインはバイセクシャル、本人も公言だというもの、吉原さん、公言したが、奥さんもそれを結婚前から知りそれを理解して、二人に理解、愛情をと奥さんから言い、理解・同意で結婚、3人の子供と幸せな家庭生活、同時に男性の恋人もいて、70年代後半はバーンスタイン、男性に惹かれるのと家庭生活の両立困難で、78年にトム・コスランと住み、妻フェリーシャは怒り、しかしフェリーシャは末期がん、バーンスタインは妻の元に戻り看護、フェリーシャは78年に亡くなり、献身的な看病。青木さん、バーンスタインは90年に亡くなり、その恋人が日本人の橋本邦彦さんは、世界的なスクープだと説かれて、橋本さんはシドニーにおられて、吉原さん、橋本さんと交流、実名で描く許可を得て、バーンスタインと戦後日本の意味があったと説かれて、吉原さん、橋本さんの手紙は偶然発見、2013年夏にアメリカの議会図書館に行き、バーンスタインの記録があり、しかしバーンスタインその人ではなく別の研究のために行くと、バーンスタインコレクションは驚異的、バーンスタインのすべてがあり、作曲した作品、レコード売り上げなど1700箱、40万点という天国?地獄の資料、それを調べて、気分転換に目録を見たら、コレクションの大半が個人所管、バーンスタインに手紙を送った人のリスト、著名な音楽家はもちろんあるが、天野和子さん、橋本邦彦さんがあり、何者かと吉原さん、研究プロジェクトと逸脱するが閲覧を請求して私信が出てきた。青木さん、アイザック・スターン、小澤征爾ならともかく、その日本人は意味があったと説かれて、吉原さん、橋本さんの手紙は多く、何者かと閲覧を請求、そこに手紙があり、一通目からビックリ、明らかに切々とつづられた、明らかなラブレター、読んで胸の締め付けられるもの、それを書いたのが誰か、送り先は誰か、それに関わらずドキドキ、吉原さんにとって無名の日本人がバーンスタインに宛てたものを発見してビックリ。青木さん、バーンスタインの最後の恋人は日本人というようなスキャンダラスなものではなくやり、バーンスタインは亡くなり32年、その作業の困難さを説かれて、吉原さん、橋本さんにメールを送り、手紙の保管を知ることはなく、さらに吉原さんに発見されてビックリ、さらに本を書くというのでビックリ、丁寧な長いメールをくださり、橋本さんとバーンスタインはのやり取りを見て、誠実な紳士であり、何十年も前、プライベートなこと、それを世に出すのは抵抗があるが、バーンスタイン亡くなり30年以上、橋本さんはバーンスタインを愛されて、バーンスタインのレガシーを世界に伝えるのに了解、しかしバーンスタインの家族の了解があればOKになり、吉原さんはバーンスタインの家族と直接面識はないが、事務所を通して家族の同意を得た。
青木さん、バーンスタインと戦後日本、本を見て、手紙が議会図書館にあり、しかし日本は公文書改竄、廃棄して、20世紀の大マエストロの記録を残したバーンスタインとスタッフは素晴らしい、議会図書館で莫大な資料を残すアメリカは、記録に対する執念は凄いと説かれて、吉原さん、バーンスタインとそのスタッフ、これは法人化であり、ありとあらゆる資料を保存、議会図書館に寄贈して、専門のアーキビストによる保管、研究者がアクセスできるようにして、バーンスタインのコレクションは世界最大、吉原さんも桁外れの大きさにビックリ。アメリカ研究の専門家の吉原さん、アメリカのアーカイブ文化は素晴らしい、バーンスタインコレクションは大変なもので、市井の人の手紙などアーキビストや司書が管理、さらにニューヨーク・フィルの記録もあり、デジタル化して青木さんも皆さんもアクセスできる大コレクション、音楽ファンは一度見たら離れられず、マーラーの楽譜、たくさんの人の書き込みのものを見られる、バーンスタインの来日公演で、ツアーのアシストをした旅行代理店の資料すら残っていて、アーカイブスは研究者の宝。
青木さん、日本も世界的な芸術家はいるが、その資料を国会図書館で保管など聞いたことはないと説かれて、吉原さん、アメリカ的なアーカイブス文化は独特、どこかのケツナメ国家と異なり、信頼を勝ち取り記録する。青木さん、恋人との書簡をバーンスタインが記録して、バーンスタインものちの世に残す意味を理解していたのは凄いと説かれて、吉原さん、バーンスタインはスケールの大きなアーティスト、資料を見て、バーンスタインは愛情にあふれた人ではあり、世界平和を希求して、それが体からあふれたもの、それゆえに世界の人たちから愛された人物。バーンスタインコレクションや、ニューヨーク・フィルの記録を見て、バーンスタインは世界のマエストロで多忙な反面、丁寧でまめな人、バーンスタインはアーティストかつ、政治的な信念、公民権、核兵器廃絶、その他発言して,名声もお金もあり、寄付もしたが、政治家、大統領に陳情するのに、吉原さんならスタッフに書かせるのかと思いきや、バーンスタインは文学的、自分で書いて、スピルバーグも自分で鉛筆で書いたもの、どこかの国のゴーストライター頼みのアホたちと異なる。
青木さん、バーンスタインは自分の位置を理解して、牧師の話を知り、ナイフで突き刺されたようなものだと理解、政治的な発言はバーンスタイン、すべき時にやり、晩年にPMFを創設も人生を教育に、というものは、芸術は理想的な社会の元にあるべき、音楽家を超えたものだと説かれて、吉原さん、バーンスタインにとって、音楽への愛は人類、世界への愛、若い音楽家教育と、政治的行動は同じ。青木さん、魅力的な人物、吉原さんはバーンスタインの新作を書かないかと問われて、吉原さん、膨大な資料もあり、そして他のプロジェクトもあり未定、一つの前の研究書は、アジア人とクラシック音楽のもの、アジア人はいかにしてクラシック音楽家になったか、世界で日本、韓国、中国のクラシック音楽家が世界に台頭、吉原さんは幼少期ピアノにのめりこみ、アジア人がクラシック音楽にのめりこんだもの、クラシック音楽はヨーロッパ起源のもので、人種的なアイデンティティ、その他をフィールドワークで研究して2007年に出版。
アメリカのクラシック音楽は地殻変動、ブラックライヴズマター、コロナとアジア人偏見があり、ミュージシャンにインタビューして、そしてその本もいずれ日本で発表、さらに、ピアノのお稽古と日本人の本も書きたい。吉原さんは1968年生まれ、都市部のミドルクラスの女性はピアノをして、ピアノのお稽古の意味、音楽教育、戦後の日本人の形成にピアノが何の意味を持つのか、書きたいと説かれて、青木さん、この本は面白く、バーンスタインの人間像を知り、音楽を聴いてほしいとして時間になりました。青木さん、ハワイとのリモート出演は初めて、青木さんもバーンスタインのファン(おお、同志!)、そして、アーカイブをしっかり残して、議会図書館に残す執念、で、どこかのケツナメ国家は、と締めくくられました。
文化放送ラジオの、西川文野さんの番組にも青木さん出られて、先週のゴールデンラジオでも言及された入管法改悪は許されないとして、そして話しておきたいことは、1月17日なので、当然阪神淡路大震災28年のこと、各メディアもこの件を取り上げて、1995年は凄い年、当時青木さん共同通信の若手、94年に松本サリン事件、95年年初に読売が上九一色村にサリンと報じて、そして1月17日、青木さん関空からヘリで神戸に入り、三宮、元町はビル倒壊、神戸市役所はトイレも使えず、1,2か月風呂にも入れず、そして3月に地下鉄サリン事件、警察のガサ入れ、さらに直後に警視庁長官の銃撃、村井幹部刺殺...1995年は凄い年、新聞の一面トップを大変な事件が独占、それから28年、教訓に満ちて、阪神淡路大震災はボランティア元年、そしてオウムの次に、警察が統一協会捜査をしようしして政治に阻止されて、しかしその時に統一協会捜査していたら日本がこんなアホなことにならなかった。西川さん、当時子供、忘れられない。バービーさんは小学生、オウムのXデーはテレビで見た、青木さん、ニュースの起きた年は記録になり、事件、事故、災害は社会の歪みを映し、それにどう対応したか、95年は猛烈な年、青木さんもまだ対峙できていないことがあり、今もしっかり考えたい。西川さん、ボランティア元年と動き出して、青木さん、災害とジェンダーも今考えたいと締めくくられました。毎週火曜日の青木さん特集、貴重でした。私も神戸に60年以上いて、阪神淡路大震災の打撃は深刻、建物は再建されても神戸は大変な人口減少&高齢化、三宮から東の、東灘区、灘区、中央区も減少に転じて、須磨や長田はゴーストタウン、それが万博に再建をかける始末、今日も長田に行き、シャッター通りに唖然でした。これも拡散してください、以上、青木さん、吉原さんのお話でした。
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