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【現代思想とジャーナリスト精神】

【報道特集2023.8.12】

あやうい時代と真正面から対峙するジャーナリズム


❶気象と人間社会

天候がこれほど人間の暮らしに影響するものだなあとつくづく思う。旧盆の入りに帰省する予定でいたが変えた。鉄道、運輸機関、宿泊業、旅行会社、市町村役所、警察、消防士、自衛隊。通信業、社会全体がさまざまな仕事で支えられている。

❷「戦争捕虜に寄り添う日本人」


 イエメンの国内で続く内戦。ソモリアで経験をつんだことを見込まれ、イエメンに支援する永井さん。NGOアクセプト・インターナショナル。国内がフーシ派支配下を貫くために様々な手立てを講じられている。永井さんたちは収容所の中に図書コーナーを設けた。

❸日本人兵士とされた台湾の民衆への差別と無視

 台湾出身の「元日本兵」。日本は台湾や中国、朝鮮などの民衆を日本兵として利用した。抑留者の中にも日本人がいた。戦後、台湾では中国国民党の大陸からの移動。終戦後に恐怖時代が訪れる。台湾のエリートは暗殺にもあう。「元日本兵」の台湾人たちは日本人であることを繰り返した。台湾人を戦時に日本兵として利用しながら、横井さん小野田さんがアジアの戦争地域に終戦後も潜んでいた人々が帰国して大歓迎した日本。台湾人の元日本兵には、国籍も認めず軍人恩給関係も支給されず。待っていたのは差別と無視。

❹自民党副総裁の認識

 台湾に行った麻生副総裁は、台湾有事とないまぜに「決して恩人を見捨てることなく」と語った。15年間戦争で日本軍は差別と人権蹂躙のアジア支配を続けてきた。
 戦後における日本の台湾人などへの差別と冷たい処遇は、麻生太郎自民党副総裁の言葉が奇しくも明示した。そのことを具体的に指摘した日下部キャスターの発言に共感を覚えた。

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