狂電関人の写真庫

狂電関人本人のこれまでの写真のストックを思うまま徒然に表現。お立ち寄りの際には一言コメントをいただけると幸いです。

刺客と化したゴハチ172号機

2015年03月23日 20時24分48秒 | 徒然鉄ネタ

時刻改正に車両の配転は付きもの。
本日本屋で某誌を購入して読みふけっていてある結論を見出した。
それは1977年10月のこと、宮原から宇都宮へ配置転換になったEF58172号機。
1978年に全機除籍となったEF57の息の根を止めたゴハチの1両なのだと。(実質的にはひとつ前の増備でゴナナは運用離脱だが)

電関人にとってEF57は手が届きそうで届かなかった形式の一つで、1977年最後の夏を迎えていた彼らを千載一遇
北海道旅行の帰りの駄賃で撮ろうと企てたが、この年は夏の長雨に祟られて結局青森から夜行で上野に着いたものの
降りしきる雨に出鼻をくじかれてそのまま東京駅から夏の帰省ラッシュの最中の新幹線に飛び乗って帰福の途についたのだった。



写真は宮原時代の172号機でSGから濛々とスチームを吐いて荷物列車の仕業に当たる転属半年前の姿。
関東でゴナナを撮っていた同世代の鉄な方々にとっては忌まわしい罐だと思われるであろうが、ゴナナを知らない電関人にとっては
可愛いゴハチの一両でしかない。ついでに言うと、西日本では一番若手のゴハチであった。

1977年3月22日 山陽本線岡山駅構内 下り荷物列車(列番不明) 

コメント (4)
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