機関車、特に国鉄機にはそれぞれに合う線区があると思う。
昭和のど真ん中世代の電関人としてはロクロクという機関車はやっぱり海が見える平坦幹線が一番似合うし、
その財源も長大に組成されたコキが一番だと思っている。
少し前の記録になるがそんな姿を東海道本線に求めた記録を。
この日は一日の撮影可能時間帯が長い時期にということで5月末の薄暮の時間から撮影開始。
海がオレンジに染まる頃113号機の5056レが上ってくる。
間髪入れずにタンクコキが混ざる58レが118号機でやってくる。
そして陽が昇って海が光りだす頃、場所を少し変えて66レをサイド気味に(機番不明)
次は下りの1067レだが空コキがゾロゾロ。(機番不明)
ここで朝の海バックを切り上げて場所移動。
電関人初めてのSカーブで遅5060レの127号機。
さらに5052レは丸目の102号機。
こんどは下りアングルへ移動して、
時間の関係で前から捉えられなかったが116号機の5092レは海コンとタンクコキの新鮮な組み合わせ。
季節を感じさせる色づき始めた枇杷を絡めて120号機の5093レ。
最後は綺麗にコンテナが載った2089レの104号機。
この日は一般番代のロクロクの姿はなかったけれども、
JRF色を纏った100番代はその爽やかなカラーリングが海バックにも映えて好きである。
今回の改正でどれだけの運用の建て替えが行われるかだが、静岡の茶畑や霊峰富士を絡めて
またロクロク街道に出かけたいものである。
2014年5月31日 東海道本線 早川~根府川