臨タキに思う

上州名物空っ風も無く暖かな一昨日、午前は栃木で撮影後東北道～北関東道で一気にワープし、
久々のオカポンで撮影を楽しむ。

オカポンといえば、ちょうど線路右脇の畑地が一部の区画で使われず荒れ野と化している。
高齢化や災害復旧を断念しての廃業だったりと理由はさまざまだろう。
一方、世代交代や高付加価値を求めての作物転換で頑張っている農家もあり青々と作物が成る畑が隣り合わせ。
「転換」といえばタキ。



北海道では、自動車輸送へ転換されて余剰となったタキは配置転換で関東地区へ。
この日臨タキの組成を見ていると、北海道帰りの頭に「2」がつくタキがゾロゾロと。
新天地で活躍するタキであるが、この先タンカートレインの行く末は如何に･･･。
「転換」という名のもとに生まれ変わるものもあれば、廃れていくものも少なくない。
冬に活転するタキを見ながら、世の中の様々な転換による移ろいに杞憂が絶えない。

2016年12月 8876ㇾ