雨晴の歴史は古く、国守として伏木に住んだ大伴家持が歌を詠み、
源義経が奥州へ下る際に雨宿りをし、また芭蕉も奥の細道に句を残す。
国鉄型気動車40系が往く風景も、やがて歴史の一頁となる。
義経岩の祠に、清和源氏の末裔として今旅の無事を願掛けしたら
義経公の霊験もあらたかに晴れぬと思っていた天気がこの午後から好転したのであった。
明けやらぬ湾の向こうに霞む能登半島と、漁火ひとつ。
この富山湾をぐるり巡る旅の始まりである。
2017年10月
雨晴の歴史は古く、国守として伏木に住んだ大伴家持が歌を詠み、
源義経が奥州へ下る際に雨宿りをし、また芭蕉も奥の細道に句を残す。
国鉄型気動車40系が往く風景も、やがて歴史の一頁となる。
義経岩の祠に、清和源氏の末裔として今旅の無事を願掛けしたら
義経公の霊験もあらたかに晴れぬと思っていた天気がこの午後から好転したのであった。
明けやらぬ湾の向こうに霞む能登半島と、漁火ひとつ。
この富山湾をぐるり巡る旅の始まりである。
2017年10月
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