国民的スーパースター。読売巨人終身名誉監督。野球を始めたのは小学校4年生。将来野球選手になって母親を安心させたかった。38歳で引退。68歳の時に脳梗塞で倒れた。リハビリで復活。
いかなる逆境でも立ち向かう勇気を貰う秘訣を尋ねる。
来月で80歳。心境は? (その年齢だからと言って)わからない感情。
一曲目「野球小僧」 歌手 灰田勝彦さん 立教大出身。
長嶋さんが生歌(野球小僧)を披露(上手い!)
小学校4年で野球を始めた。戦争が4年生の時に終わった。小さい時からスポーツが好きだった。他にやることがなかった。道具がなかった。自分たちで作った。バットは竹。タイガースの藤村選手に憧れていた。藤村選手のバットは長く、物干しざおを呼ばれていた。試合を見に行き藤村選手の攻守に見とれていた。ジャイアンツが好きだったが藤村選手は特別だった。
長嶋さんの伝説のエピソードから。
プロ野球の開幕戦。金田選手は4打数4三振。中学、高校、大学のデビューの最初の打席は全て三振。前向きに考える。次はチャンス。ダメでも次はチャンスが来ると信じる。
寝るときは必ずベットにバットを置いていた。天才肌だからと言われていた。そのイメージがある。人の前では練習しなかった。練習は人に見せるものでなく自分と向き合うもの。練習していないとの陰口をたたく人もいた。チームが勝つだけをかんがえた。気の合わない人はほとんどない。喧嘩した人はほとんどいない。ただ、バットを持たずに打席に立ったことがあった。何度も敬遠されたので怒ってそうした。
ファンあってこそのプロ野球。そのために優しいゴロを難しそうに捕る。時には失敗したことがある。走攻守で守るが好きだった。フライは嫌い。他の内野手のゴロまで取っていた。
もうダメだと言う時にサヨナラホームラン。たまたまです。たまなんですね。笑
逆境でも“やるからには勝つ”。最後まであきらめない。反省するのは試合が終わってから。
王貞治さんはホームランバッター。ホームランが出ると、自分が打つ時にランナーがいない。王さんははっきりと言う人だった。スーパースターであるが故の重圧は?やはりチームのため。
監督をして脳梗塞で倒れたのが12年前。今でもリハビリをやっていた。最初はどうしたらよいかと思った。何とかしようと。“動かない体に勝つんだ”と。リハビリの様子を紹介。
リハビリという過酷なトレーニング。現役時代よりハード。なにくそとか思わない。さぼろうと思わない。ほんの少しでも回復するのが楽しみ。初めは人に逢うのが恥ずかしいかった。人にどんどん逢った方が気持ちが強くなる。前向きに毎日リハビリに励む。少しずつよくなる。嫌になることはない。
二曲目「男なら」 親友だった高倉健さんの歌。男が見ても、男はこうでないとならないと。
もうこんな男いない。2016年 己に勝つこと。高橋由伸監督。 自分の気持ちを出して欲しい。