http://www.msn.com/ja-jp/news/money/%e5%bb%83%e6%a3%84%e3%82%ab%e3%83%84%e3%80%81%e3%82%b9%e3%83%bc%e3%83%91%e3%83%bc%e3%81%a7%e8%b2%a9%e5%a3%b2-%e3%82%b3%e3%82%b3%e3%82%a4%e3%83%81%e8%a3%bd%e3%80%81%e7%94%a3%e5%bb%83%e6%a5%ad%e8%80%85%e6%a8%aa%e6%b5%81%e3%81%97/ar-CCtS64?ocid=spartandhp#page=2 朝日新聞デジタル
カレーチェーン「CoCo(ココ)壱番屋」を全国展開する壱番屋は13日、異物混入の疑いがあり廃棄しようとしたトッピング用の冷凍ビーフカツが産業廃棄物処理業者によって横流しされ、約5千枚が愛知県のスーパー2店で販売された、と発表した。
混入した可能性があるプラスチック片によって、ただちに健康被害が出ることはないものの、廃棄の際に一度とけており、傷んでいる可能性がある。
横流しされ、スーパーの店頭に並んだ冷凍ビーフカツ。「賞味期限16・01・30」と書かれている=壱番屋提供© 朝日新聞 横流しされ、スーパーの店頭に並んだ冷凍ビーフカツ。「賞味期限16・01・30」と…
混入の疑いがあるカツは約4万枚。5枚1組で透明な業務用の包装をしてあり、「ビーフカツ」「賞味期限16・01・30」と書かれている。
届け出を受けた愛知県によると、販売済みの約5千枚と、堆肥(たいひ)にされた約7千枚を除く約2万8千枚の行方は調査中。食品表示法や廃棄物処理法などに触れる疑いがあるという。壱番屋は県警一宮署にも通報した。
壱番屋によると、横流しされたカツは昨年9月2日に同県一宮市の自社工場で作った。パン粉を混ぜる機械のプラスチック製の棒の一部が8ミリほど欠けているのが見つかり、壱番屋はこの日にここで作ったカツ4万609枚の廃棄を決定。同県稲沢市の産廃処理業者「ダイコー」に10月19日に引き渡した。
しかし、壱番屋や県によると、今年1月11日、同県津島市のスーパー「Aマートアブヤス」の神守店の店頭で、壱番屋のパート従業員が自社製とみられる冷凍カツを発見。壱番屋のカツとの表示が掲げられていた。同じスーパーが名古屋市中川区に構える春田店の店頭でも見つかった。
壱番屋がダイコーにただしたところ、このスーパーではない複数の業者に売ったことを認めた。「親しい人から(カツを)譲ってほしいと依頼を受けた」と説明を受けたという。
ダイコーの販売先の一つは、岐阜県羽島市の「みのりフーズ」と判明した。愛知県から通報を受けた岐阜県の調査に、同社の食品衛生責任者は「私の独断でダイコーと取引をした。別の箱に詰め替えて愛知県内の個人1人と企業2社に販売した」と説明したという。壱番屋の社名が印刷された段ボール約800箱が、みのりフーズで見つかったという。
感想;
廃棄を業者に委託する場合は、廃棄が確実にされたという証拠の写真や書面を貰うことが必要です。
つまり、廃棄まで含めて廃棄を委託した側に責任があります。もちろん、廃棄品を横流しした業者の責任は当然ですが。
横流しした商品を受け入れた企業も問題があると思います。
製造者の保証がないものを流通業者の言葉だけで信用してお客様に販売したことになります。
販売したお店の他の商品も信用がなくなってしまいました。
品質保証の仕組みが機能していなかったことになります。
カレーチェーン「CoCo(ココ)壱番屋」を全国展開する壱番屋は13日、異物混入の疑いがあり廃棄しようとしたトッピング用の冷凍ビーフカツが産業廃棄物処理業者によって横流しされ、約5千枚が愛知県のスーパー2店で販売された、と発表した。
混入した可能性があるプラスチック片によって、ただちに健康被害が出ることはないものの、廃棄の際に一度とけており、傷んでいる可能性がある。
横流しされ、スーパーの店頭に並んだ冷凍ビーフカツ。「賞味期限16・01・30」と書かれている=壱番屋提供© 朝日新聞 横流しされ、スーパーの店頭に並んだ冷凍ビーフカツ。「賞味期限16・01・30」と…
混入の疑いがあるカツは約4万枚。5枚1組で透明な業務用の包装をしてあり、「ビーフカツ」「賞味期限16・01・30」と書かれている。
届け出を受けた愛知県によると、販売済みの約5千枚と、堆肥(たいひ)にされた約7千枚を除く約2万8千枚の行方は調査中。食品表示法や廃棄物処理法などに触れる疑いがあるという。壱番屋は県警一宮署にも通報した。
壱番屋によると、横流しされたカツは昨年9月2日に同県一宮市の自社工場で作った。パン粉を混ぜる機械のプラスチック製の棒の一部が8ミリほど欠けているのが見つかり、壱番屋はこの日にここで作ったカツ4万609枚の廃棄を決定。同県稲沢市の産廃処理業者「ダイコー」に10月19日に引き渡した。
しかし、壱番屋や県によると、今年1月11日、同県津島市のスーパー「Aマートアブヤス」の神守店の店頭で、壱番屋のパート従業員が自社製とみられる冷凍カツを発見。壱番屋のカツとの表示が掲げられていた。同じスーパーが名古屋市中川区に構える春田店の店頭でも見つかった。
壱番屋がダイコーにただしたところ、このスーパーではない複数の業者に売ったことを認めた。「親しい人から(カツを)譲ってほしいと依頼を受けた」と説明を受けたという。
ダイコーの販売先の一つは、岐阜県羽島市の「みのりフーズ」と判明した。愛知県から通報を受けた岐阜県の調査に、同社の食品衛生責任者は「私の独断でダイコーと取引をした。別の箱に詰め替えて愛知県内の個人1人と企業2社に販売した」と説明したという。壱番屋の社名が印刷された段ボール約800箱が、みのりフーズで見つかったという。
感想;
廃棄を業者に委託する場合は、廃棄が確実にされたという証拠の写真や書面を貰うことが必要です。
つまり、廃棄まで含めて廃棄を委託した側に責任があります。もちろん、廃棄品を横流しした業者の責任は当然ですが。
横流しした商品を受け入れた企業も問題があると思います。
製造者の保証がないものを流通業者の言葉だけで信用してお客様に販売したことになります。
販売したお店の他の商品も信用がなくなってしまいました。
品質保証の仕組みが機能していなかったことになります。