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廃棄カツ、スーパーで販売 ココイチ製、産廃業者横流し ”廃棄まで確認”

2016-01-14 08:49:48 | 社会
http://www.msn.com/ja-jp/news/money/%e5%bb%83%e6%a3%84%e3%82%ab%e3%83%84%e3%80%81%e3%82%b9%e3%83%bc%e3%83%91%e3%83%bc%e3%81%a7%e8%b2%a9%e5%a3%b2-%e3%82%b3%e3%82%b3%e3%82%a4%e3%83%81%e8%a3%bd%e3%80%81%e7%94%a3%e5%bb%83%e6%a5%ad%e8%80%85%e6%a8%aa%e6%b5%81%e3%81%97/ar-CCtS64?ocid=spartandhp#page=2 朝日新聞デジタル

 カレーチェーン「CoCo(ココ)壱番屋」を全国展開する壱番屋は13日、異物混入の疑いがあり廃棄しようとしたトッピング用の冷凍ビーフカツが産業廃棄物処理業者によって横流しされ、約5千枚が愛知県のスーパー2店で販売された、と発表した。

 混入した可能性があるプラスチック片によって、ただちに健康被害が出ることはないものの、廃棄の際に一度とけており、傷んでいる可能性がある。


横流しされ、スーパーの店頭に並んだ冷凍ビーフカツ。「賞味期限16・01・30」と書かれている=壱番屋提供© 朝日新聞 横流しされ、スーパーの店頭に並んだ冷凍ビーフカツ。「賞味期限16・01・30」と…
 混入の疑いがあるカツは約4万枚。5枚1組で透明な業務用の包装をしてあり、「ビーフカツ」「賞味期限16・01・30」と書かれている。

 届け出を受けた愛知県によると、販売済みの約5千枚と、堆肥(たいひ)にされた約7千枚を除く約2万8千枚の行方は調査中。食品表示法や廃棄物処理法などに触れる疑いがあるという。壱番屋は県警一宮署にも通報した。

 壱番屋によると、横流しされたカツは昨年9月2日に同県一宮市の自社工場で作った。パン粉を混ぜる機械のプラスチック製の棒の一部が8ミリほど欠けているのが見つかり、壱番屋はこの日にここで作ったカツ4万609枚の廃棄を決定。同県稲沢市の産廃処理業者「ダイコー」に10月19日に引き渡した。

 しかし、壱番屋や県によると、今年1月11日、同県津島市のスーパー「Aマートアブヤス」の神守店の店頭で、壱番屋のパート従業員が自社製とみられる冷凍カツを発見。壱番屋のカツとの表示が掲げられていた。同じスーパーが名古屋市中川区に構える春田店の店頭でも見つかった。

 壱番屋がダイコーにただしたところ、このスーパーではない複数の業者に売ったことを認めた。「親しい人から(カツを)譲ってほしいと依頼を受けた」と説明を受けたという。

 ダイコーの販売先の一つは、岐阜県羽島市の「みのりフーズ」と判明した。愛知県から通報を受けた岐阜県の調査に、同社の食品衛生責任者は「私の独断でダイコーと取引をした。別の箱に詰め替えて愛知県内の個人1人と企業2社に販売した」と説明したという。壱番屋の社名が印刷された段ボール約800箱が、みのりフーズで見つかったという。

感想;
廃棄を業者に委託する場合は、廃棄が確実にされたという証拠の写真や書面を貰うことが必要です。
つまり、廃棄まで含めて廃棄を委託した側に責任があります。もちろん、廃棄品を横流しした業者の責任は当然ですが。
横流しした商品を受け入れた企業も問題があると思います。
製造者の保証がないものを流通業者の言葉だけで信用してお客様に販売したことになります。
販売したお店の他の商品も信用がなくなってしまいました。
品質保証の仕組みが機能していなかったことになります。

強姦事件の被告に逆転無罪 再鑑定のDNA型「別人」 ”客観的な捜査を!”

2016-01-14 01:46:46 | 社会
http://digital.asahi.com/articles/ASJ1C5VTBJ1CTIPE00X.html?rm=1086 2016年1月12日

 鹿児島市で2012年、女性に性的暴行を加えたとして強姦(ごうかん)罪に問われた男性被告(23)の控訴審判決が12日、福岡高裁宮崎支部であった。岡田信裁判長は、「女性から検出された体液を改めてDNA型鑑定した結果、精子は別人のもので、強姦の事実を認定するに足る証拠はない」と述べ、懲役4年とした一審・鹿児島地裁判決を破棄し、被告を無罪とした。

 男性は鹿児島市の路上で12年10月、当時17歳の女性を強姦したとして起訴されたが、「酒に酔っていて記憶がまったくない」と一貫して無罪を主張していた。

 鹿児島県警は、女性の胸から検出した唾液(だえき)のような付着物と、体内から検出した精液を鑑定。付着物は男性のDNA型と一致したが、精液から抽出されたDNAは微量で鑑定不能とした。14年2月の一審判決は、付着物のDNA型が一致したことや女性の証言を重視。「精液が検出されたことは男性に暴行されたとする証言を強く裏付けている」と懲役4年(求刑懲役7年)を言い渡した。

 控訴審で同支部は、弁護側の請求で体液を再鑑定。その結果、精子のDNAは男性以外のものと判明し、男性は昨年3月に保釈された。検察側も独自に再鑑定を実施したが、鑑定資料を裁判所に無断で使ったなどとして同支部は却下した。

 控訴審判決は、鹿児島県警の鑑定について、抽出後に残りのDNA溶液を全て廃棄していたことや、精液を鑑定した記録は「いつどのように記入されたか不明」で、鑑定経過を記したメモも廃棄されていた点を重視し、信用性に疑いがあると判断した。さらに、不適切な操作でDNAが抽出できなくなった可能性や、検出されたDNA型が被告と整合しなかったために事実でない報告をした可能性についても「否定できない」と述べた。女性の証言については「直近の性交の事実についてあえて虚偽を述べて秘匿していたとしか考えられない」として、「それ以外の供述についても信用性を全般に低下させる」と指摘。その上で、「本件を強姦とみるには不自然で、合意を得て性的接触した後にトラブルになり、男性が逃げ出したとみた方が自然」との見方を示した。

 検察側の再鑑定に対しても「結果が有利な方向に働く場合に限って証拠請求する意図があったことすらうかがわれる」と批判した。

 鹿児島県警のコメント 判決が確定していない段階でのコメントは差し控える。いずれにしても緻密(ちみつ)かつ適正な捜査について引き続き指導していく。

 中田和範・福岡高検次席検事のコメント 主張が認められなかったことは遺憾であり、判決内容を十分に精査・検討し、適切に対処したい。

ログイン前の続き■鑑定技術「著しく稚拙」

 実刑判決から一転、無罪。強姦罪に問われた男性に対する判決で、福岡高裁宮崎支部は12日、一審・鹿児島地裁が認めた鹿児島県警の鑑定や強姦されたとする女性の証言の信用性をことごとく否定した。一、二審の判断はなぜ分かれたのか。

 県警は、女性の体内から検出された精液からは微量のDNAしか抽出できず、鑑定できないとしていた。一審判決はこの鑑定結果について「信用性に疑いを差し挟む事実は見当たらない」とした。さらに、精液が誰のものか判別できなかったが、女性の証言の信用性は高いと判断。胸からは被告と一致するDNA型が検出されたことなどから、被告の犯行と結論づけた。

 一方、福岡高裁宮崎支部は、女性の証言だけでは客観的な裏付けにはならないとして、「足利事件」などでDNA型鑑定を手がけた押田茂実・日本大学名誉教授に精子のDNA型鑑定を依頼。すると「被告とはDNA型が異なる」との結果が出た上、押田氏は証人尋問で「簡単に鑑定できた」と述べた。

 二つの異なる鑑定結果のうち、高裁支部が「十分に信用できる」としたのは押田鑑定だった。控訴審判決では、県警の鑑定について①抽出後に残りのDNA溶液を全て廃棄している②検査記録がいつどのように記入されたか不明③鑑定経過を記載したメモも廃棄された――として信用性を疑問視した。

 さらに、「鑑定技術が著しく稚拙で不適切な操作をした結果、DNAが抽出できなくなった可能性や、DNA型が検出されたにもかかわらず被告と整合しなかったことから、事実でない報告をした可能性すら否定できない」と踏み込んだ。

 その上で、女性の体内からは被告以外の精子が検出されたことから、「事件直近に性交渉はなかった」とする女性の証言は信用できないと指摘。「そのほかの証言についても疑念を抱かせる」と判断した。

 判決内容を聞いた鹿児島県警の捜査幹部は「予想よりも厳しい内容。捜査がすべて否定された感じだ」と話した。

感想;
「捜査がすべて否定された感じだ」との鹿児島県警幹部の発言。
第三者が客観的に見て「全て否定される」操作だったということを重く受け止めるべきでしょう。
被疑者にされた男性がもし自分だったらと思って捜査を行って欲しいものです。
証拠を廃棄するなど論外です。その後の再調査をできないような証拠隠滅と取られても仕方がないでしょう。
検察もこのような証拠で送検した警察を十分評価できなかった未熟さを同じく重く受け止めて欲しいと思います。一人の人生を取り返しのつかないことをしているのですから。