幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「モタさんの明るく生きるヒント」 斉藤茂太著  ”精神科医もストレスがある”

2016-04-07 08:20:20 | 本の紹介
1)イヤなことは忘れる
2)途中であきらめる
3)人にまかせる
4)「いい自分」を捨てる
5)無理してがんばらない
6)なんにでも感謝する
7)すべてを受け入れる

・腹が立ったときの自分の感情を自分で分析してみますと、自分の人間としての「器の大小」が推し量れたりして、なかなか面白いものです。

・人と自分を比べないのがラクに生きる習慣

・STRESSで対処する
 Sport;運動する
 Travel;旅行する
 Recreation;遊び、気分転換
 Eat;食べる
 Sleep;寝る
 Smile;笑う

・サーカスで芸をする象は鎖を切って逃げない。大人の象だと切れる鎖だが切ろうとしない。小象の時に鎖をして小象は何度も鎖を切ろうとするが小象の時は切れない。それで諦めてしまう。大人の象になって、切れるのに切ろうとしない。逃げるという努力を諦めてしまっている。

・自分をほめれば、人生も楽しくなる。

感想;
患者さんから、「先生はストレスがなくて良いですね」と言われることがあるそうです。
ストレスが無いとするとそれはストレスの感じ方が弱いだけでストレスが無い人などいない。
ストレスは生きていくうえである程度は必要なものでストレスを感じないのもまた問題がある。
このストレスの上手い対処方法を身に付けているかどうかが重要になる。

著者が提案されている7つの対処方法はまさに著者が実践されている方法なのでしょう。
物事に対する考え方がストレスに対する処方箋のようです。

仏教に”唯識(ゆいしき)”という言葉があります。
見えている社会は全て自分の心が創りだしている。
今が不幸なら不幸と思っている自分がいるということです。
この自分の意識を変えることだと説いています。
心理療法の”認知療法”もその一つなのでしょう。