幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

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転換点(1)女子高生の死 反省胸に ”人の思いが形に” ”雑誌アクティベートより”

2016-09-02 06:52:06 | 生き方/考え方
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20151217-OYTEW52715/

 東北大病院の正門前にそびえる高さ約3メートルの救命救急の碑。元病院長の山田章吾(67)は碑を建てるきっかけになった16年前の事故を一日たりとも忘れたことはない。

 1999年6月23日午後6時35分頃、病院正門前の歩道で自転車に乗っていた宮城一女高(現・宮城一高)2年の女子生徒(当時16歳)がバランスを崩して車道に倒れ、後ろからきた市バスにひかれた。「痛いよ」。苦渋の表情を浮かべていた。

 居合わせた誰もが、目の前にある東北最大の医療機関に搬送されると思った。ところが、女子生徒を乗せた救急車が向かったのは、約3キロ離れた別の病院だった。当時、東北大病院に救急部はあったが、現在の高度救命救急センターのように常時患者を受け入れていなかった。診療は夜間や休日に限られていた。

 研究第一主義を掲げ、不測の患者に対応する救急医療は研究の妨げになる――。そんな意識が大学側にあったのかもしれない。女子生徒は約3時間後、息を引き取った。

 「行ってきます」。朝、いつものように元気に家を出た娘がベッドで人工呼吸を受けていた。女子生徒の母(59)は搬送先の病院に駆けつけた瞬間、腰から崩れ落ちた。娘の目には、うっすらと涙が浮かんでいた。

 新体操部の練習が終わり帰宅すると、リビングで片方の足を持ち上げて、クルクルと回った。「見て見て」。愛くるしい姿を父(61)は今も忘れられない。

 「目の前の大病院に運んでくれれば、娘は助かったのではないか」。そんな思いが、母の頭を行ったり来たりした。夫とともに精神科に通い、安定剤をのんだ。

 どん底にあった家族を救ってくれたのは、事故現場に供えられた花だった。

事故から4年後の2003年、両親は東北大病院に呼ばれた。病院長室で「助けてあげられず、申し訳ありませんでした」と頭を下げたのは、その前年に病院長に就任していた山田だった。山田を含めた3人の目から涙があふれ出た。

 山田が病院長になって最優先課題としたのは救急医療の充実だった。専門はがんの放射線治療で門外漢だったが、事故現場に絶えることなく手向けられる花を見て、碑を建てることに決めた。

 04年4月の除幕式で、山田は「救急医療に対する東北大病院の決意を示すものだ」と述べた。「目の前で倒れた人に手を差し伸べることができなかった。ここで医療に携わる者は、その反省をずっと胸にとどめてほしい」と願いを込めた。

 06年、院内に開設された高度救命救急センターには、東日本大震災の際、80人を超える患者がヘリで搬送されるなど、多くの命を救った。女子生徒が生きた年月と同じ16年が過ぎ、母は言う。「そのきっかけを作ったのは娘だった。今はこう自らを納得させているんです。娘は、このために生まれてくれたんだなって」

高度救命救急センター 救急患者を24時間体制で診療する。通常の救急救命センターでは治療が難しい、広範囲のやけどや指の切断、急性薬物中毒など重症患者にも対応する。専任医師は約30人。専用ベッドが20床以上あり、屋上にヘリポートを備える。

感想
院長が変わると、方針が変わり結果も変わって来る例のように思いました。
何のために病院が存在しているか。
”研究のため”から”人の治療のため”に方針が変わったのだと思います。

人は神様から使命をいただいている。
その使命は人によって違う。
その使命を果たしたら神様の元に戻る。
”よく使命を果たしてくれました”

ある小冊子に医者と子どもの会話が出ていました。医療現場では、日々医者が直面している問題かと思います。私は特定の宗教を云々する気持はまったくありませんが、感動を覚えましたので紹介いたします。

僕のハートの中には(雑誌アクティベートより)
(英語のハートには、「こころ」と「心臓」の意味があります)

ある病院の小児科病棟で、外科医が、男の子にこう切り出した。
「明日の朝、君の心臓(ハート)をのぞいてみようかな。」
するとすかさず、男の子が言った。「僕のハートの中には、神さまがいるんだよ!」
外科医は戸惑った顔をした。「手術をして、どこが悪いかを調べるんだ」
「でも、先生、そこには神さまがいるんだ。」
外科医は、その子の両親をちらりと見て、こう続けた。「手術が終わったら、ちゃんと元通りに閉じるからね。それから、どうするか考えることにしよう。」
「ねぇ、本当に神さまがいるんだ。聖書に、神さまはハートの中に住んでいる、って書いてあるもの。」
外科医は、もうたくさんだというそぶりで、「いいかい、君の心臓は病気なんだ。筋肉が弱まり、血液が充分流れてないんだよ。だから、治せるかどうか見てみるんだ」と言うと、病室を出て行った。
翌日、手術が終わり、外科医は術後の記録をつけた。「大動脈と肺動脈の損傷、広範囲にわたる心筋の変質、移植不能、治癒不能。痛み止めと静養。・・・長くて1年の余命。」
医師の心の中には様々な思いが渦巻いていた。「なぜです」?
神さま、なぜですか? あなたはあの子を地上に送り、痛みを与えた上に、その命をこんなに短く絶たれるとは・・・!」
主は答えて言われた。「その子は、天国の群れの子羊であって、地上の群れに長くいるように計画されていなかった。天国では痛みもなくなり、永遠にわたしと共にいるようになる。あの子の両親もいずれ天国にくることだろう。そうやって、わたしの群れはどんどん大きくなるのだ。」
外科医のほおを熱い涙が伝わった。それでも、さらに激しい怒りがこみ上げてくるのだった。
「でも、あなたがあの子を造られました。なのに、あと1年足らずで死ぬなんて。なぜそんなことをされるのですか?」
主は答えられた。「その幼な子は、わたしの子羊は、この世での任務を終えて、わたしのもとに帰るのだ。わたしがその子を地上に送り、幼くして天に召すのは、もう一匹の子羊、つまりあなたをも天国に導くためだったのだよ。」
外科医はすすり泣いた。
翌日、外科医は男の子のベットの脇に座った。男の子は目を覚まし、ささやき声でこう聞いた。「僕のハートの中、見た?」
「あぁ、見たよ。」
「何かあった?」
外科医は答えた。
「そこにはね・・・神さまがいたよ。」

誰でも、出会う人に、一生に渡る影響を与える力を備えています。たとえ幼い男の子でも・・・。