http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e8%87%aa%e6%b0%91%e5%85%9a%e8%8b%a5%e7%8b%ad%e6%b0%8f%e3%82%92%e3%80%8c%e5%8e%b3%e9%87%8d%e6%b3%a8%e6%84%8f%e3%80%8d%e2%80%a6%e5%b0%8f%e6%b1%a0%e6%b0%8f%e5%bf%9c%e6%8f%b4%e3%80%81%e5%87%a6%e5%88%86%e6%b1%ba%e7%9d%80/ar-AAiyWnD?ocid=spartandhp#page=2毎日新聞
自民党の二階俊博幹事長は6日、7月の東京都知事選で党方針に反して小池百合子知事を応援した若狭勝衆院議員(比例東京ブロック)の処分を「厳重注意」と決めた。衆院東京10区補選(10月23日投開票予定)の公募に若狭氏が応じることも認めた。都連の反発を抑えて軽微な処分にとどめる決着で、新執行部での初の国政選挙で必勝を期す狙いと、小池氏と党本部の関係がこじれることを避ける思惑がある。
補選控え軽微に
二階氏は6日、党本部に若狭氏を呼び、口頭で厳重注意を通告した。党規律規約の処分は「除名」など8段階あるが、厳重注意はそれにも満たない処置。二階氏は記者団に「若狭氏は立派な人だ。都連から厳しい声が寄せられていたが、選挙に出ることも念頭に決着をみた」と説明した。
都連は都知事選告示前、都連所属議員に対して党推薦候補以外を議員や親族が応援した場合は「除名等処分の対象となる」との文書を配布しており、若狭氏への党本部の対応が注目されていた。問題がこじれれば、都知事選に続き、補選も自民分裂選挙に陥る恐れがある。小池氏が推す若狭氏と対決して敗北すれば「新執行部の出はながくじかれて最悪」(党幹部)の状態だ。軽微な処分で小池氏との関係を安定させ、2020年の東京五輪での協力態勢を整える狙いもある。
小池氏を支援した自民区議への都連による処分も軽微になる見通し。都連は既に「除名相当」との判断を下し、党本部の対応を待っていたが、次期都連会長の下村博文幹事長代行は6日、記者団に「若狭氏の処分に合わせながら改めて検討したい」と述べ、見直す考えを示した。
党執行部には公募に応じる若狭氏の擁立を容認する空気が広がっており、若狭氏を軸に選考を進める構えだ。一方、都連幹部は「公募だから『若狭氏ありき』ではない」と、なお反発を見せる。
下村氏は「党勢拡大のために頑張る、と若狭氏から文書をもらった。けじめは今日でついた」と説明し、都連の軟化を期待する構え。党幹部は「都連をどう抑えるかが我々の仕事になる」と指摘した。
民進、共産両党は東京10区補選に、それぞれ新人候補の擁立を発表済み。共産党の小池晃書記局長は5日の記者会見で「うちが取り下げるだけが答えではない。向こう(民進)が取り下げたり、無所属統一候補などいろんなパターンがある」とけん制し、野党共闘の行方は見通せない。
感想;
応援した人は”除名処分”すると自民都連が断言していましたが、それは何だったのでしょう?
そもそも出すこと自体に無理があったのでしょう。
ただ、応援した人が”厳重注意”で、小池都知事には何もありません。
立候補した人が何もなく、応援した人を処分。
若狭氏が小池都知事の後の補選に立候補するので、自民党を除名すると無所属で立候補して当選してしまうことを避けるためとも言われています。
結局、強いものには弱く、弱いものには強くになったのでしょう。
自民党の二階俊博幹事長は6日、7月の東京都知事選で党方針に反して小池百合子知事を応援した若狭勝衆院議員(比例東京ブロック)の処分を「厳重注意」と決めた。衆院東京10区補選(10月23日投開票予定)の公募に若狭氏が応じることも認めた。都連の反発を抑えて軽微な処分にとどめる決着で、新執行部での初の国政選挙で必勝を期す狙いと、小池氏と党本部の関係がこじれることを避ける思惑がある。
補選控え軽微に
二階氏は6日、党本部に若狭氏を呼び、口頭で厳重注意を通告した。党規律規約の処分は「除名」など8段階あるが、厳重注意はそれにも満たない処置。二階氏は記者団に「若狭氏は立派な人だ。都連から厳しい声が寄せられていたが、選挙に出ることも念頭に決着をみた」と説明した。
都連は都知事選告示前、都連所属議員に対して党推薦候補以外を議員や親族が応援した場合は「除名等処分の対象となる」との文書を配布しており、若狭氏への党本部の対応が注目されていた。問題がこじれれば、都知事選に続き、補選も自民分裂選挙に陥る恐れがある。小池氏が推す若狭氏と対決して敗北すれば「新執行部の出はながくじかれて最悪」(党幹部)の状態だ。軽微な処分で小池氏との関係を安定させ、2020年の東京五輪での協力態勢を整える狙いもある。
小池氏を支援した自民区議への都連による処分も軽微になる見通し。都連は既に「除名相当」との判断を下し、党本部の対応を待っていたが、次期都連会長の下村博文幹事長代行は6日、記者団に「若狭氏の処分に合わせながら改めて検討したい」と述べ、見直す考えを示した。
党執行部には公募に応じる若狭氏の擁立を容認する空気が広がっており、若狭氏を軸に選考を進める構えだ。一方、都連幹部は「公募だから『若狭氏ありき』ではない」と、なお反発を見せる。
下村氏は「党勢拡大のために頑張る、と若狭氏から文書をもらった。けじめは今日でついた」と説明し、都連の軟化を期待する構え。党幹部は「都連をどう抑えるかが我々の仕事になる」と指摘した。
民進、共産両党は東京10区補選に、それぞれ新人候補の擁立を発表済み。共産党の小池晃書記局長は5日の記者会見で「うちが取り下げるだけが答えではない。向こう(民進)が取り下げたり、無所属統一候補などいろんなパターンがある」とけん制し、野党共闘の行方は見通せない。
感想;
応援した人は”除名処分”すると自民都連が断言していましたが、それは何だったのでしょう?
そもそも出すこと自体に無理があったのでしょう。
ただ、応援した人が”厳重注意”で、小池都知事には何もありません。
立候補した人が何もなく、応援した人を処分。
若狭氏が小池都知事の後の補選に立候補するので、自民党を除名すると無所属で立候補して当選してしまうことを避けるためとも言われています。
結局、強いものには弱く、弱いものには強くになったのでしょう。