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トヨタ、パワハラ自殺で和解 豊田社長が遺族に謝罪 ”トヨタと龍角散の違いは社長の人格の違い?”

2021-06-07 13:03:44 | 社会
https://news.yahoo.co.jp/articles/11503ab9f342f43462e46684541bc0b1783206a5 6/7(月) 10:31 時事通信

 トヨタ自動車の男性社員=当時(28)=が2017年に自殺し、上司のパワーハラスメントが原因だとして労災認定されたことをめぐり、トヨタと遺族が和解したことが7日、分かった。
 
 トヨタによると、同社が安全配慮義務違反を認め、損害賠償として解決金を支払い、訴訟外の和解が4月7日付で成立した。金額は公表していない。豊田章男社長も19年11月と今年4月、遺族を訪問して謝罪したという。

 男性は東京大大学院を修了し、15年4月に入社。配属された車両設計の部署で、直属の上司から「バカ」「死んだ方がいい」などの暴言や叱責を日常的に受けた。休職を経て同10月に復職したが、席が元の上司と同じフロアだった。

 男性は「席を替わりたい」「死んで楽になりたい」などと周囲に漏らし、17年10月末、寮の自室で自殺。豊田労働基準監督署は19年9月、パワハラと自殺の因果関係を認め、労災認定していた。


 トヨタは再発防止策として、社員が匿名で相談できる窓口を設けたほか、入社3年目までの若手社員には、毎月アンケート調査を実施することにした。いずれも遺族との協議を踏まえ導入した。

 トヨタ幹部は7日、「私どもの仲間が自ら命を絶つことはあってはならない。心からお悔やみ申し上げる」とコメント。上司に対しては処分をしたが、内容は非公表としている。

 遺族は代理人弁護士を通じ、「本当にトヨタが生まれ変わったと言えるのかは、今後の取り組みや労災事案への対応にかかっている」とコメントした。 

感想
『龍角散』進まぬ“セクハラ忘年会”裁判、不可解人事と社長の「残酷発言」 ”セクハラ&パワハラを許さないためにできることは?”

大企業のトヨタといえども、様々な上司がいます。
暴言を吐いている上司のことを同僚が労務に伝えていなかったのでしょうか?
電通の高橋まつりさんが自殺されたのもひどい上司でしたが、同僚の支援もなかったようです。
まるで、学校でいじめに遭っていても、周りが”知らぬ存ぜぬ”をしていたのでしょう。
”怒る”ことで実績を上げる上司がいることは確かです。
”怒る”と一時的に業績は上がります。しかし長続きしません。
”怒っ”て業績を上げ、短期に異動して出世する人がいます。

トヨタは謙虚に受け止め、対策を行うようです。
龍角散は、社長のセクハラ、そして会社ぐるみのパワハラを行っています。
きちんと対応する会社の製品は購入するが、コンプライアンス違反の会社の製品は購入しないと、多くの人が賛同し実践することが、企業を良くする方法なのではないでしょうか?

「もてない男-恋愛論を超えて」小野野敦著 ”恋愛してセックスしたい!”

2021-06-07 01:26:26 | 本の紹介
・もてないということは別に恥ずべきことでない・・・また、「もてるというのはただでセックスできるということだ」と規定したものがあったが、私はこの定義を認めない。好きでもない女百人とセックスしても、もてるとは言えない、という立場に私は立っている。

・結婚する、という行為は、山を越えるようなものである。越えてしまえばなんとかなっても、登っている最中がいちばんたいへんなので、「こいつでいいんだろうか」という質問が湧いてくる。すると足が止まる。止まると考える。下手をすると先へ登れなくなる。これが「ドタキャン」になるのである。

・「恋愛論」と銘打ったものでいちばん読むに耐えたのは、『恋愛論』橋本治著である。

・嫉妬心が、私のなかにぐるぐると渦を巻いている。ただし、厳密な言葉を使うならそれは法界悋気という奴である。

・私は売春否定論者である。・・・。セックスだけなら、少なくとも今のところ買春で解決することができる。しかし、買ったセックスは虚しい、恋愛してセックスしたい、いやともかく恋愛したい、という男たちもいるだろうし、じっさいに買春していながら虚しさに苦しんでいる男たちもいるだろう。私が問題にしているのはそういう男たちである。

ルサンチマンの効用
哲学者の梅原猛が著作集を出したときにインタビューを受けて、「何が悲しゅうて、何がうらめしゆうて、こんなに書いたのかねえ。私は、人生への恨みをエネルギーにしてものを書いてるんですよ。夏目漱石も、太宰治も、そうじゃないですか」というようなことを言っていた。

・恋愛は誰にでもできる、という「嘘」が、恋愛のできない者を焦燥に追い立て、ストーカーを生むのである。だから、恋愛を礼賛する者たちに、ストーカーを非難する資格はない。「恋愛なんか愚劣だからやめておけ」と言える者にして初めてストーカーを非難する資格があるのである。これを要するに、資格もないのに人をストーカー呼ばわりして得意がる連中が許せない。

感想
多くの本から、恋愛についての記述を紹介され、それについて著者が考えを述べられています。

好きな人と恋愛したい。そしてセックスもしたい。
しかし、もてない男性にとってはハードルが高い。

もてないからこそ、それがエネルギーとなって、姿からのもてるではなく、お金や社会的地位を高める努力につながる人もいるようです。
しかし、それをエネルギーにできない人もいると思います。

”法界悋気”、”ルサンチマン”という言葉は知りませんでした。
法界悋気に悩まされていることの多いこと。
ルサンチマンとして劣等感を昇華できないでいる不甲斐なさ。

加藤泰三氏の本に下記の内容がありました。
「女性に振られたら、その女性が自分振ったことを後日後悔するぐらいの自分になることである」