幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「生きる力 心でがんに克つ」なかにし礼著 ”自分で考えて行動する!”

2021-06-12 18:20:18 | 本の紹介
著者は食道がんステージ3。26歳の時に狭心症を起こしたが医師が若いから違うということで正しい処置がされず、心筋梗塞を起こし、心臓が弱っていたが、うまく薬と無理な運動をすることをせずに折り合いをつけていたので、がん治療の基本「(抗がん剤で)たたく、(手術で)切る、(放射線を)当てる」の切るがリスクが高かった。
医師にも親しい人がいて、当時の一流の人にも診てもらったが、全てが切るだった。
ipadで妻と一緒に治療方法を探したら“陽子線治療”があることを知り、それにより完治したそうです。
 著者は満州で生まれ、命がけで帰国してきたそうです。

・「生きる力」とは森羅万象と交響する意識にはかならない、と今の私は知っている。
私は生まれ変わって、生きとし生けるものの中の、ただ一つの命として、また生きはじめている。

・国というものは情報を隠すし、必ず加害者側に利益保全を考え、犠牲者側には立たないということを、私は第二次世界大戦のときの満州ですっかり味わってしまっている。ソ連軍が攻めてきた時、関東軍は慰留民を置いてさっさと逃亡していた。しかも、彼らは自分たちの“
影”をつくろうとして、十五、六歳の少年に軍服を着せて、銃に見立てた木の棒のようなものを持たせて、ソ連国境に全員配備した。ソ連軍は望遠鏡で見て、それが棒を持った子どもたちだと分かっていた。影にもなんにもなっていなかったが、そんなことはお構いなしに関東軍はその間にどんどん南下していった。ソ連国境で汽車がすれ違うときに、南下していく汽車には軍人が乗っていて、北上する汽車には少年たちが乗っている。少年たちに軍人が逃亡していいるということを覚らせないために、軍人だちを乗せた汽車は窓を全部閉め切っている。何も知らない少年たちを乗せた汽車は偽装国境警備のために北に送られていく。そうまでして彼らは逃げた。

・外務省、昭和二十年八月十四日(ポツダム宣言受諾の日)付で在外機関に訓電した。
「慰留民はできるかぎり現地に定着せしめる方針をとる」

・三度目は、引き揚げ事業そのものを国が起こさなかったということ。引き揚げ事業を起こしたのは、避難民の中にいた、または避難民をそばで見ていた満州在住の篤志家で、金があり、地位があり、政府と渡りをつけられる力のある人間が、みんなで金を出し合って「ハルビン市日本人遺送民会」というものを組織し、国家に貸し付ける形をとって、中共政府、国民政府、アメリカとかけ合い、引き揚げ事業を起こした。

・ソ連軍の満州進行があり、関東軍に捨てられ、私たち家族は住んでいた牡丹江を脱出することになった。途中、ハルビンへ向かう列車が停まる。ロシア軍の戦闘機が迫ってきたためだ。乗客は皆、一目散に列車から飛び降り近くの森へと身を隠しに走った。私は母について行こうとしたが、母は「あなたはここに隠れていなさい」と言って、私を列車の座席に下に潜り込ませた。

銃弾は客車の屋根と天井を、一メートル間隔で撃ち抜き、通路の床板をも貫通していった。自分のすぐ目の前で床板に穴が開くのを見て公平は肝をつぶし、ふたたびしっかりと頭を隠して震えていた。『赤い月』なかにし礼著

戦闘機が飛び去った後、森へ逃げていた人たちが列車に戻ってきた。車内の惨状を見て、母は私に言った。
「許しておくれ。私が間違っていたわ。でもね、これからも、こういうことがなんどもあると思うわ。だから、あなたは母さんの言うことだって信じてはいけないのよ。だから、自分で逃げるのよ、自分で生きるのよ」
いずれにせよ、このとき以来、私は物事をすべて自分で考え、自分で決断してきた。

・引き揚げ船に乗る前、ハルビンにいたころ、収容所にロシア人が来て、「女を出せ」と言ってきた。するとグループ長が、「〇〇さん、済まないが、みんなのために、あなたのお嬢さんを出してくれませんかね」と頼む。みんなのためだから断れなくて愛する娘なり妻を差し出すと、彼女はロシア兵たちに犯され、半泣きで帰ってくる。それを周りの人は「やられたんだ」と蔑んだ目で見る。「我々のために犠牲になってくれてありがとう」と言って手を合わせるのではなくて、汚れた物を見るようにみんなで蔑視する。ところが毎晩のようにこういうことが起きるから、時を経ずして、和解女性のほとんどが犠牲になってしまうことになる。そうなると誰も人を蔑視することなどできなくなり、ただひたすら母娘で泣き合うしかない。

・今回闘病している間に、さまざまな作家が作品の中で残した言葉が私の頭の中で思い返されてきて、それがいろんな支えにもなり、考えの裏打ちになった。ドストエフスキー、カフカ、トーマス・マン、ヘッセ、カミュ・・・、過去の知的巨人たちが、私の考えを下支えしてくれたり、裏打ちしてくれたり、引っ張り上げたり、後押ししてくれた。日ごろから自分の精神を鍛えるための読書を休みなく続けていくこと。そういう時間を私はいっぱい持ったことによって、自分の下す結論に対する自信が人一倍強くあったのだと思う。日ごろ読んだ本の一言一句をどれだけわが事として痛烈に受けとめ、胸に刻み込んだか、それが大事で、それによって本当に助けられたと思っている。

・私は「死を友とせよ」という言葉を自分のモットーとして生きていて、毎日毎日、明日はないと思って眠り、朝、目が覚めたら、「今日も生きている」というところから今日を始めよう、一日一日を充実して生きようと思ってやってきた。

・『わがままこそ最高の美徳』ヘルマン・ヘッセ著
「運命に外から見舞われた者は、野獣が矢に倒されるように、運命に倒される。内部から自分の核心から運命に見舞われた者を、運命は強化して、神とする。」
私はヘッセの言葉をまともに信じた。
がんというものは、よそから与えられたり、事故のように遭遇したりするものではない。自分が延々と抱えてきたもの、七十何年かかって抱えてきたものが突然何かの拍子に顔を出してきた。つまり、がんが生きていた七十年間と、私が生きていた七十年間は一緒なのだ。

・『告白』ルソー著
「逆境にあっても英知のある人間は、いつも幸福を求める道を知り、幸福に達するために順風に乗るすべを知っている。

・陽子線でがんが治った後、僕が手術を断った外科医の先生にいちおう報告したのですが、そのとき陽子線治療のことを知っていたかどうか尋ねてみました。すると、「もちろん知っていました」と言うわけです。「じゃあ、なぜ僕にはすすめてくれなかったのですか?」と理由を聞くと、「うちの病院にはないから」と、これだけです。僕はこの言葉を聞いて、呆然としました。
「当時、国立がん研究センター東病院では食道がんの陽子線治療はやっていなかったと思います」不破信和(兵庫県立粒子医療センター院長)

感想
「過去を忘れるのが早すぎないでしょうか」 なかにし礼さんインタビュー

生きるとは、自分で考えて判断して選択して行動する。
判断するためにはそれを支える知識を人生の先達から学ぶことを普段から行っておくことだと。

大阪・吉村洋文知事 入院できず自宅療養の患者死亡に「責任はすべて僕にあると思っている」 ”無能なら、出来る人に代わってもらったら?”

2021-06-12 10:37:37 | 新型コロナウイルス
6/12(土) 10:00 東スポWeb

 大阪府の吉村洋文知事が12日、朝の情報番組「ウェークアップ!ぷらす」(読売テレビ)に生出演し、新型コロナウイルスの感染第5波を見据えた大阪府の対策などについて述べた。

 大阪府では、4月から5月の第4波の影響で、重症者が確保病床数を上回り、医療現場がひっ迫している。

 番組では、陽性となった患者の親族が、東大阪市の保健所へ何度も電話をしたがつながらず、翌日つながった保健所からは、電話で自宅療養を言い渡されたことを取り上げた。

 この患者が適切な医療を受けられずに亡くなったことに、吉村知事は「大阪で起きていることの結果の責任は、すべて僕にあると思っている」と述べた。

 今後については「感染者数を抑え、医療体制を強化する。僕は第5波が起きる可能性は高いと思っているので、それが起きないようにするのが重要」と語った。

 また緊急事態宣言の解除後は、まん延防止等重点措置を適用する方針だとし「もし感染が急拡大するような兆候があれば、躊躇なく緊急事態宣言をする。ワクチンが一定程度行き渡るまでは、そうしなければならない。変異株が入ってきている以上、今までとは発想を変えてやらないといけないと思う」と意見を述べた。

感想
ご自分がきちんとできないなら、出来る人に代わってもらうことではないでしょうか?
責任があると感じておられるなら、自宅で亡くなった人が裁判に訴えられたら、責任を認められるのですね?
マスコミ用の言葉にしか聞こえてきません。

レインコート、イソジン、TV出演などパーフォーマンスやっていることより、医療支援、PCR
PCR検査と隔離という、素人でも考えることができることをしてこなかったのです。
この人、弁護士だけど、頭悪いのかそれとも助けようと思う気持ちがないのかと思ってしまいます。
橋下徹氏も弁護士です。弁護士に政治を任せるとおかしくなるのではと錯覚しそうです。
弁護士でない小池都知事、菅首相も似たり寄ったりですが。

ただ、問題は大阪府が10万人当たりのコロナによる死亡者数が全国一という結果が、無能を表しているのかもしれません。
無能とは、自分が出来ないことを人に任せるのではなく、無能な人が間違った判断をすることではないでしょうか。
そんなトップを選んだ大阪府民に犠牲が返って来ているのかもしれません。


前橋の男児2人死亡 母親「子育てに悩み」と児相や市に相談 当日は学校早退 "児相は責任逃れ! 仕事にプライド持って欲しい!”

2021-06-12 09:42:42 | 社会
https://news.goo.ne.jp/article/jomo/nation/jomo-126304490.html 2021/06/12 06:00上毛新聞

 前橋市富士見町小暮の住宅で10日、小学生の兄弟2人が刺され殺害された事件で、兄弟と共にけがをして倒れていた母親(38)が、「子育てに悩んでいる」と市や群馬県の県中央児童相談所(児相)に相談していたことが11日、分かった。児相は事件2日前にも母親に電話したが、不審な点は感じられなかったという。

母親は事件当日、小学校を訪れて兄弟を早退させており、県警は経緯を調べている。 室内で見つかった血の付いた包丁は、この家で使われていたとみられる。捜査関係者によると、現場は外部から侵入された形跡がないことなどから、母親が無理心中を図った可能性もあるとみて、けがの回復を待って事情を聴く方針。 

児相によると、昨年10月ごろ、栃木県の児相から「支援対象の女性が前橋市に引っ越す」と連絡があり、母親と兄弟の対応を引き継いだ。母親は新型コロナウイルスを理由に家庭訪問に難色を示し、群馬県や市の職員らが訪問できたのは計3回だった。児相は電話で月2回ほど連絡し、相談に応じるなど支援していた。 

母親は市にも月1回ほど電話相談しており、市によると、「学校の勉強に付いていくのが難しい」などと悩んだ様子だったという。 
ただ、児相が今月8日に母親と電話した際は「(生活は)順調そうで、問題を抱えていそうな雰囲気は感じ取れなかった」とする。事件があった10日夕も、兄弟と話すため電話する予定で、母親も了承していた。 

児相は「子どもが亡くなってしまったことは大変遺憾で残念。児相が関わっており、反省すべき点もあったと思う。何らかの形で、教訓を生かさなくてはならない」とする。

市は「(母子は)知り合いがいない中でも生活にうまく対応できているように感じていた。事件につながるような予兆もなく、職員もショックを受けている」とした。 

一方、兄弟が通う小学校は11日、校内放送で事件を伝え、児童のカウンセリングをした。校長は「突然のことで悲しみでいっぱい。ご冥福をお祈りしたい。心のケアに全力を挙げる」と話した。 

死亡したのは住宅に住む小学3年の男児(9)と、弟で同2年の男児(7)。帰宅した同居の30代男性が、2人と母親が倒れているのを発見した。

感想
栃木県の児相から群馬県への児相に引き継いだようです。

子供二人を道連れに自殺されたようです。
それだけ苦しまれていたのでしょう。
児相はその苦しみを感じ取ることが結果としてできていなかったのです。

児相の発表は「自分たちには責任がない」的です。
それまでの記録はどうだったのでしょうか?
栃木県からの引継ぎはどうだったのでしょうか?
厳しい言い方になるかもしれませんが、”児相が機能していなかった”のです。
児相の職員としてのプライドはないのでしょうか?
助けられた3人の命。
なんのために自分たちは存在しているのでしょうか?

「告発 児童相談所が子供を殺す」 山脇由貴子著 ”児童福祉司は誇りを持って活動されているか?”
https://blog.goo.ne.jp/egaonoresipi/e/260ff2274e95fee4e37c6aa8a3d572e4

まさに本の内容を実践したような結果になっています。

児相は「子どもが亡くなってしまったことは大変遺憾で残念。児相が関わっており、反省すべき点もあったと思う。何らかの形で、教訓を生かさなくてはならない」とする。

他人事のような自分たちのメンツを機にしたコメントですが、今回のケースをこれまでの記録を確認してどうしたらよかったか、自らきちんと報告し対処していかれることです。
自分たちが適切にできないなら、本当の第三者に評価してもらってアドバイスをもらうことではないでしょうか。

全国の自殺者 5月は1745人 女性の増加深刻 "コロナは弱い層を直撃、弱者に冷たい菅首相”

2021-06-12 02:20:20 | 新型コロナウイルス
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210610/k10013078281000.html NHK2021年6月10日 18時03分

先月自殺した人は全国で1745人で、去年の同じ時期に比べて154人増え、11か月連続で増加しました。
特に女性が大幅に増加し、深刻な状況が続いています。

警察庁によりますと、先月、自殺した人は速報値で全国で1745人で、去年の同じ時期に比べて154人、率にして9.7%増えました。自殺者が前の年を上回るのは、去年7月以降11か月連続です。

男女別では
▽男性が1142人と4.5%の増加、
▽女性が603人と21.1%の増加となっていて、
特に、女性が大幅に増えています。


また、都道府県別では
▽東京が201人と最も多く、
次いで
▽愛知が102人、
▽神奈川が99人、
▽埼玉が96人などとなっています。

国は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響などについて引き続き分析を進め、民間の機関と連携し自殺を防ぐための対策を強化しています。

“遠慮せずに相談を”
厚生労働省は「新型コロナウイルスの影響が長期化する中依然として厳しい状況が続いている。特に女性は、コロナ禍で、仕事や家庭、子育てなどさまざまな場面で悩みを抱え追い詰められる可能性がある。1人で悩みを抱え込まず、『こんなことを相談していいのか』と迷うようなことでも遠慮せずに支援機関や自治体などに相談してほしい」と呼びかけています。

厚生労働省は、電話やメール、SNSなどで相談できる各地の相談窓口を、インターネットで紹介しています。

URLは、http://shienjoho.go.jp/ です。

「厚生労働省 支援情報」でも検索できます。
一部の窓口では、相談員がすぐに対応できないケースも出ています。厚生労働省は「なかなか連絡がつかない場合もあきらめず、ほかの相談窓口も探してどうか悩みや気持ちを伝えてほしい」としています。

自殺防止の対策に取り組んでいる東京都のNPO法人「ライフリンク」も相談窓口を設けています。
電話番号は「0120(061)338」です。
当面は、休日も含め、正午から午後10時まで相談を受け付けています。
自殺者数の推移
【2021年】
5月 総数1745人(男性:1142人/女性:603人)※
4月 総数1801人(男性:1207人/女性:594人)
3月 総数1976人(男性:1308人/女性:668人)
2月 総数1678人(男性:1130人/女性:548人)
1月 総数1729人(男性:1166人/女性:563人)

【2020年】
12月 総数1695人(男性:1104人/女性:591人)
11月 総数1893人(男性:1242人/女性:651人)
10月 総数2230人(男性:1341人/女性:889人)
9月 総数1889人(男性:1229人/女性:660人)
8月 総数1931人(男性:1253人/女性:678人)
7月 総数1865人(男性:1199人/女性:666人)
6月 総数1572人(男性:1061人/女性:511人)
5月 総数1591人(男性:1093人/女性:498人)
4月 総数1507人(男性:1063人/女性:444人)
(※5月は速報値)

感想
コロナのために貧困層が増えています。
貧困は自殺者数と相関があります。
もっと弱者に支援して欲しいです。
アベノマスクに460億円
機能しないコロナアプリに約80億円
これらは利権がらみなのでしょう。
オリンピックのボランティア辞退のため、アルバイト採用。
その採用をパソナ?に依頼。
パソナは竹中平蔵会長
オリンピックも利権なのでしょう。
税金を中抜きすることには必死なので、そのオリンピックは、コロナでさらに自殺者やコロナ感染死者が増えてもやりたいのでしょう。
おかしなことを菅首相が行うのは、いまだに40%近い支持率があるからです。
30%を切ると菅首相も国民の声を聴こうとされるかと思います。