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自殺社員のPC隠蔽、遺族に「廃棄」と説明…ホンダが7人懲戒処分 ”PC廃棄またはドリルで壊すことまでする凶悪性はなかったようです”

2021-10-02 19:30:40 | 社会
https://news.yahoo.co.jp/articles/f1a2480f9afe29f4ca4c8b07d29b915e131992bb【独自】 10/2(土) 5:00読売新聞オンライン
 自動車大手「ホンダ」(東京)の男性社員(当時27歳)の自殺を巡り、同社が男性の業務用パソコンの作動時間から長時間労働による労災と疑われることを懸念し、遺族に対し、パソコンを廃棄したとする虚偽の説明を約1年続けていたことがわかった。同社は遺族に謝罪し、隠蔽(いんぺい)に関与した当時の労政企画部長や法務担当者ら7人を懲戒処分にした。

 男性の遺族は、男性の自殺が労災と認められなかったことの取り消しを求める訴訟を起こしている。その訴訟で原告側が提出した証拠書面によると、男性は2010年に同社に入社。14年からは、車部品の生産に必要な特殊鋼の調達を担当し、海外の取引先との交渉などを行っていたが、15年1月に栃木県の社員寮で自殺した。

 遺族は15年5月、男性の勤務状況を知るため、会社側に男性の業務用パソコンのデータやメールの送受信歴などの開示を求めた。しかし、男性の上司や法務担当らで協議し、同社は同年6月、「データを削除したうえで、パソコンは廃棄した」と回答。遺族はその後も複数回問い合わせたが、同社は同様の回答を続けた。

 一方、遺族は自殺は長時間労働による過労が原因などとして労災認定を申請した。16年6月、同社は労働基準監督署からの要請を受け、別の担当者がパソコンの状況について社内調査を行ったところ、保管されていたことが発覚。同社幹部らは同月、遺族に陳謝した。

 隠蔽には7人が関与していた。社内調査に対し、総務部門の係長は「遺族に労災の疑いをかけられたくなく、事実と異なる回答をしてしまった」と釈明。労政企画部長や法務担当らも「『すでに遺族に回答しており、もう引き返すことは難しい』という係長の主張を追認してしまった」などと話したという。同社は16年8月、係長ら4人を降格、労政企画部長や法務担当ら3人を停職10日の懲戒処分とした。

 同社は遺族に対し、パソコンの履歴や同僚らの証言から、男性が就業時間以外の夜間や休日に仕事をしていた事実を認めた。一方で同社は、残業や会社外での業務は指示しておらず、勤怠管理に違法性や不適切な点もなかったとし、労基署も労災とは認めなかった。

 同社は読売新聞の取材に「すでにご遺族の方々と円満な解決をしているため、コメントは差し控える」とした。

感想
係長が虚偽の説明をしたことを、なぜ守ったのでしょうか?
その時点を正しいことを行っていれば良いのです。
ホンダの部長ともあろう人が、そんな間違った判断をするとは・・・。

ただ、PCがあったのでその虚偽が分かりました。
関係者がPCを廃棄したり、ハードディスクをどこそかの代議士みたいにドリルで穴をあけるなどしていたらわかりませんでした。
そこまでの悪人ではなかったようです。

ホンダのコンプライアンス方針
https://www.hondatrading.com/csr/compliance/

わたしは、Hondaの一員として、法令・社内規則を遵守します。
わたしは、Hondaの一員として、社会の常識や良識に従って倫理的に行動します。

部長が会社の方針破って、何をしているんだと思います。
ただ、会社がさらにぐるになって部長を守らなかったのは、さすがホンダです。
政治では検察や警察がぐるになって、口利きのお金を大臣室でもらっても、証拠不十分で起訴されないし、レイプしても逮捕直前に天の声があり逮捕を停止し、その停止した人が出世する世の中に比べると、ホンダにはまだまともな人がいるのだなと、ほっとします。

三菱電機、検査不正で辞任の会長が会見「経営層と現場に断絶」 ”断絶は経営層の責任”

2021-10-02 14:54:00 | 社会
https://news.yahoo.co.jp/articles/4dcb55c6e2dc26ad701a38f0cea7cf7914690ae3 10/1(金) 19:54 産経新聞

三菱電機は1日、鉄道車両用機器などの検査不正を受けて、柵山正樹会長が同日付で辞任したと発表した。不正を防げなかった責任を取る。経団連副会長も退任した。杉山武史前社長も7月に引責辞任しており、両トップが辞任する事態となった。外部有識者による調査委員会は報告書を同日公表。再発防止に向け「従業員が安心して声を上げることができる企業風土を構築すべきだ」と改革を提言した。

調査委は不正の原因について「『品質に実質的に問題がなければよい』という正当化が行われていた」と指摘。工場単位で「内向きな組織風土」があり、本社と距離があったことも挙げた。

報告書は名古屋製作所可児工場(岐阜県可児市)、長崎製作所(長崎県時津町)など5拠点の不正を認定した。可児工場では新たに電気制御機器の製造で、米国認証に登録したものと異なる材料を使った不正が判明した。長崎製作所でも鉄道車両の冷房能力が基準に満たないのに合格と判定し、52社に1万7121台を出荷したことなどが明らかになった。

調査委の委員長を務める木目田裕弁護士(西村あさひ法律事務所)は同日、東京都内の三菱電機本社で会見し、「経営層はもっと深く現場に関与していくべきだった」と述べた。

三菱電機は同日、漆間啓社長直結の品質改革推進本部を新設したと発表した。

木目田氏に続き会見した柵山氏は「多大なるご心配、ご迷惑をお掛けしていることを深くおわびする」と陳謝。「最も大きな問題は経営層と現場の断絶だった。経営に携わる者として心から責任を痛感している」と述べた。杉山氏と同じ日に辞任したかったが、体制の立て直しのため慰留されたと説明。自らの検査不正への関与は否定した。

三菱電機が検査不正で報告書、幹部の関与認めず 会長は辞任
https://news.yahoo.co.jp/articles/956bbc7861c9aa5adf691a74d3ea067389e3c5ef 10/1(金) 15:46ロイター

 10月1日、三菱電機は、不正検査が相次いだ責任を取り、柵山正樹会長が同日付で辞任したと発表した。

[東京 1日 ロイター] - 三菱電機は1日、検査不正問題に取締役ら幹部の関与はなかったと結論づける調査報告書を公表した。柵山正樹会長は取締役会の実効性向上に向け、議長は社外取締役から選定することが望ましいとして辞任した。

外部専門家がまとめた報告書では、電磁開閉器の検査不正が判明した名古屋製作所可児工場(岐阜県可児市)の工場長は不正を認識していたものの、同社の「取締役および執行役は、その在任時期を問わず、いずれも可児工場の品質検査不正に関与したり、その存在を認識していたとは認められない」と指摘した。

経営陣が不正の事実を把握していたにもかかわらず、6月23日に開催した株主総会で公表しなかったことに関しては、顧客である鉄道車両メーカーや鉄道会社など106社に対する説明を優先したためで、「不合理ではない」とした。

報告書は、不正発生の背景として「工場あって、会社なし」とも言える拠点単位の組織構造、縦割りの事業本部制による弊害などを挙げている。

調査委員会は来年4月にかけて、同社の全22製作所を対象に調査を継続する。

感想
これだけ多くの製造所で不正があったのに、幹部が関与していないはずがありません。
調査報告書自体が不十分です。
と言うことは、不正の温床がまだあると言うことでしょう。

問題が起きると現場のせいにして、逃げる。
なぜ問題が起きるのでしょうか?
トップの考え方と行動に問題があるからです。
現場が不正をしたいわけがありません。

トップが辞めても、きっとまたいつか不正が起きるように思います。

菅総理とは“格が違う” 官僚たちの心を掴んだ歴代総理の「殺し文句」 ”権限で従わせた菅首相と、心をつかんだ田中角栄元首相の違い”

2021-10-02 14:22:22 | 社会
https://www.dailyshincho.jp/article/2020/12180604/?utm_source=yahoo&utm_medium=http&utm_campaign=link_back&ui_medium=http&ui_source=yahoo&ui_campaign=link_back&all=1 デイリー新潮 2020年12月18日

歴代総理の「人心掌握術」とは
 菅義偉総理大臣が、官僚を掌握する力に長けている、という見方は官房長官時代からよく示されていた。

「菅氏の力の源泉は、人事権を駆使した官僚掌握と、独自に張り巡らした情報網だ」(共同通信2015年5月9日)

「休日も首相官邸近くのホテルに官僚を呼び出し、『あの案件はどうなっているのか』と質問を連発することも。独自の情報網と人事権を通じて中央省庁を掌握。能力を見込んだ官僚は自身のそばに置いて重用してきた」(時事通信2020年9月2日)

「官房長官として人事権をテコに霞が関を掌握」(読売新聞2020年9月9日)

 要するに人事権を武器にして、官僚を動かしていた、というのは衆目の一致するところである。これは本人も隠していない。

 菅総理の著書『政治家の覚悟』には、「改革を実行するためには、更迭も辞さない」という一文があるくらいだ。

速報大阪の3歳児虐待死事件 恋人つなぎでお骨拾い…葬儀で見せた母親・容疑者の異様な行動

速報小室圭さん、帰国後の滞在先は「帝国ホテル」をゴリ押し 仮住まい候補は家賃80万円超

 もっとも、これをもって首相が官僚を恐怖で支配していた、と断じてしまうのは少々アンフェアかもしれない。実は同書で菅首相は繰り返し、日本の官僚は優秀であり、一度政策を決めると強力に推進する、といったことを述べている。

 とはいえ、休日も平気で部下を呼び出す上司が強い人事権を持っているというのは、部下にとって気が休まらないであろうことは想像に難くない。

 こうした菅首相とはまったく別のアプローチで官僚たちの心をつかんだ首相も存在している。

「大臣室の扉は常に開けておく、上司の許可はいらん」
 田中角栄だ。


 その人心掌握に関するエピソードを『ザ・殺し文句』(川上徹也・著)をもとに紹介してみよう(以下、引用は同書より)

 田中角栄は44歳の若さで大蔵大臣(当時)に就任した。この時、大蔵省の講堂でなみいる大蔵官僚たちに向かってこんなスピーチをおこなった。

「自分が、田中角栄である。こ存じのように、わたしは高等小学校卒業。

 諸君は全国から集まった秀才で、金融財政の専門家だ。

 しかし、棘のある門松は、諸君よりいささか多くくぐってきている。

 しかし、今日から諸君と一緒に仕事をすることになるのだが、わたしは、できることはやる、できないことは約束しない。

 これから、一緒に仕事をするには、お互いをよく理解することだ。

 今日から、大臣室の扉は常に開けておくから、我と思わん者は誰でも訪ねて来てくれ。上司の許可はいらん。仕事は諸君が思うように、思いっ切りやってくれ。

 しかし、すべての責任は、この田中角栄が負う。以上」

「高等小学校卒業の大臣」だとたかをくくっていた大蔵官僚たちは、このスピーチで表情が変わったという。タダものではない、と認識したのだ。

 また、新人の入省式のときには、大臣室で待つ20名の新人官僚の前に現れると、並んだ一人一人と握手をしながら「やー〇〇君、頑張りたまえ」と全員の名前を間違えずに呼びかけていった。メモも見ず、秘書官が耳打ちしたわけでもない。

 あらかじめ20名全員の顔と名前を覚えていたのだ。これには最難関の試験をくぐりぬけてきたエリートたちも度肝を抜かれた。


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実務の中心にいる「課長、課長補佐」を重視
 加えて新人に対しては、以下のような訓辞をして、一瞬で彼らの心をつかんだという。

「諸君の上司には、馬鹿がいるかもしれん。諸君の素晴らしいアイデアが理解されないこともあるだろう。そんな時は俺が聞いてやる。迷うことなく大臣室を訪れよ」

 田中蔵相は官僚の中でも特に課長、課長補佐という実務の中心にいる世代を重視した。

 官僚の力が今よりはるかに強かった時代、次官や局長では自分の言うことは聞かないだろうという読みからである。

 課長や課長補佐の入省年次、学歴、誕生日、家族構成、奥さんや子供の誕生日や結婚記念日まで細かく調べあげた。これと思う人材は自宅へ呼んで大蔵省内部の事情を聴き、実務の内容をくわしく尋ね、高価なお土産をもたせた。また結婚記念日、子供の入学などにもこまめに祝儀を贈った。

 こうして課長たちは、次第に田中に信頼をよせるようになり、省内の細かな情報さえも報告するようになった。

 そのため、田中蔵相は、次官や局長などから説明を受ける時、「ここはおかしいんじゃないか」と事前に課長たちから得た情報を元にやり返したという。次官や局長は現場のことをすべて把握している訳ではないので、答えに窮してしまうこともしばしば。

 こうして結局は、次官や局長たちも田中に一目置くようになったのである。

 情報を武器にしているという点は、菅総理も田中蔵相も共通している。しかし、その使い方は随分異なるようにも見える。

次第に支持を増やした「小渕恵三元総理大臣」
 前述のスピーチに代表される田中角栄の「殺し文句」の力を高く評価している、著者の川上徹也さんに、改めて話を聞いてみた。

「田中角栄は、結果的に『相手のプライドをくすぐる』ことに成功していたと言えます。大臣が自分の名前を憶えていて、いつでも部屋に訪ねてきてくれと言っているのは官僚たちにとっても、プライドが満たされることだったでしょう。

 決して偉ぶらず、下手に出ていたのも効果的だったと思います。

 田中角栄に限らず、昔の政治家にはこういう姿勢を示すのに長けた人がいました。

 たとえば大正時代の総理大臣、原敬。

 総理になった原の元には、毎朝数十人もの陳情客がやって来ました。順番に面会していくのですが、朝一番の客には必ず次のように語ったそうです。

『君の話は、いの一番に聞かねばならんと思ってね』

 一方、最後まで待たせた客には、

『君の話はゆっくり聞かなければならないと思って、最後までお待ちいただきました』

 もちろん、本当は客の方も単に順番に会っていることくらいは承知していたでしょう。それでもこのように言われれば悪い気はしません。

 比較的最近では、小渕恵三元総理大臣も、相手のプライドをくすぐるのが上手でした。

 のちにブッチホンと呼ばれるようになった、本人が著名人などに直接電話をかけるという行為もそのひとつです。

 新聞や週刊誌に自分の事を悪く書いた記事が出た際、普通であれば、怒るか無視するかですが、小渕さんは、わざわざ記事を書いた記者に電話して、『励ましてくれてありがとう。参考にします』『反省して頑張ります』などと言ったといいます。

 記者も総理から電話がくれば驚きますし、プライドがくすぐられます。結果として、ついつい批判をゆるめてしまうのが人情というものでしょう。

 就任直後は『冷めたピザ』『凡人』などと酷評されたのに、次第に支持を増やしたのは、こうした人柄が関係していたと思います」

 菅内閣の支持率は政権発足直後こそ高かったが、新型コロナ対応の姿勢や発信力の弱さで低下傾向に歯止めがかかっていない。

 それはとりもなおさず、総理の官僚掌握能力が、国民のために発揮されていると感じる人が少ないからかもしれない。

 総理は先人の例をどのくらい学んでいるのだろうか。

感想
「田中角栄のふろしき 首相秘書官の証言」前野雅弥著 ”影に人一倍の努力があった!”

田中角栄さんと比較すると、気の毒になるくらい、菅首相の器の小ささと不勉強さ、人徳のなさを痛感します。
菅首相に権限が無ければ、誰も就いて行かないリーダーのようです。
菅首相だけの問題ではなく、自民党、公明党、そしてそこに投票した国民の問題なのかもしれません。

菅首相の一番よくないのは、人の意見を聞かれないことです。
特に、自分に反対する人の意見を聴こうとの気持ちがなく、左遷させたり、遠ざけていました。
それは優れたリーダーとは真逆の愚鈍なリーダーとして歴史が語っています。