https://news.yahoo.co.jp/articles/9ae08400b351de78c54df74c5ae2668f121e2847 【独自】10/25(月) 5:00読売新聞オンライン
2012~17年度に労災認定された過労自殺者497人のうち半数が、自殺の原因となるうつ病などの精神疾患発症から6日以内に死亡していたことが、厚生労働省の調査でわかった。精神科などの受診歴がない人も目立ち、長時間労働などの負荷を受け突発的に亡くなるケースが多いとみられる。専門家は「会社や周囲は異変を早期に把握し、本人のストレスを軽減することが重要」と指摘する。
調査結果は、近く閣議決定される見通しの「過労死等防止対策白書」(2021年版)に盛り込まれる。
過労自殺の労災認定にあたっては、関係者の聴取や記録資料などで事実関係を確認した上で、精神科医らが協議し、いつ、どのような原因で発症したかなどを検討している。
今回の白書では、12年度からの6年間に、うつ病などの精神疾患で労災認定された自殺者497人(男性479人、女性18人)を分析。発症から死亡までの日数は「6日以下」が235人(47%)で最も多く、「7~29日」が93人(19%)、「30~89日」が75人(15%)だった。
自殺前に「仕事内容、仕事量の大きな変化」があったケースが177件、次いで「2週間以上の連続勤務」が109件、「上司とのトラブル」が92件、「いじめ、暴行」が60件。労働時間についてみると、「恒常的な長時間労働」が201件で、1か月間の残業が160時間以上の「極度の長時間労働」が88件に上った。
発症時の年齢は、40歳代が最多の163人、30歳代が129人で、働き盛りの世代が半数超を占めた。全体の6割超にあたる318人が精神科など疾患に関する医療機関を受診しておらず、特に「極度の長時間労働」だった自殺者88人は、4分の3にあたる67人が受診していなかった。
過労死弁護団全国連絡会議幹事長の玉木一成弁護士は「会話や笑顔が減り、睡眠障害や食欲不振などの症状がある時は要注意で、上司や同僚、家族らは変化を見逃さないようにしたい。経営者や管理職が労働時間を適切に管理し、過重な労働を防がなければならない」と話している。
感想;
労災認定された人だけなので、もっと多いと思います。
誰かに相談されずに、一人で悩まれて自殺を選ばれたのでしょう。
周りが気付いてい上げることができなかったか、後悔が残ります。
自殺予防のためのセルフカウンセリングあるいは生き方を学ぶことも学校や会社で学ぶ機会を提供することも必要ではないでしょうか。
生きていれば何とかなるとの開き直りがもてると良いのですが。
一人の自殺者のまわりには多くの悲しみが伴います。
本人はとても苦しくて周りの人のことを思って自殺を取りやめることができなかったのでしょう。一方、周りの人のことを思って、必死に食いしばっている人もいます。
一人で悩まずに苦しさを話す勇気を持つことが、生きる道につながるように思います。
もちんろん精神科医などに相談している人もいますので、全てを自殺から防ぐことは難しいかと思いますが、助けられる命がもっとあるように思います。
2012~17年度に労災認定された過労自殺者497人のうち半数が、自殺の原因となるうつ病などの精神疾患発症から6日以内に死亡していたことが、厚生労働省の調査でわかった。精神科などの受診歴がない人も目立ち、長時間労働などの負荷を受け突発的に亡くなるケースが多いとみられる。専門家は「会社や周囲は異変を早期に把握し、本人のストレスを軽減することが重要」と指摘する。
調査結果は、近く閣議決定される見通しの「過労死等防止対策白書」(2021年版)に盛り込まれる。
過労自殺の労災認定にあたっては、関係者の聴取や記録資料などで事実関係を確認した上で、精神科医らが協議し、いつ、どのような原因で発症したかなどを検討している。
今回の白書では、12年度からの6年間に、うつ病などの精神疾患で労災認定された自殺者497人(男性479人、女性18人)を分析。発症から死亡までの日数は「6日以下」が235人(47%)で最も多く、「7~29日」が93人(19%)、「30~89日」が75人(15%)だった。
自殺前に「仕事内容、仕事量の大きな変化」があったケースが177件、次いで「2週間以上の連続勤務」が109件、「上司とのトラブル」が92件、「いじめ、暴行」が60件。労働時間についてみると、「恒常的な長時間労働」が201件で、1か月間の残業が160時間以上の「極度の長時間労働」が88件に上った。
発症時の年齢は、40歳代が最多の163人、30歳代が129人で、働き盛りの世代が半数超を占めた。全体の6割超にあたる318人が精神科など疾患に関する医療機関を受診しておらず、特に「極度の長時間労働」だった自殺者88人は、4分の3にあたる67人が受診していなかった。
過労死弁護団全国連絡会議幹事長の玉木一成弁護士は「会話や笑顔が減り、睡眠障害や食欲不振などの症状がある時は要注意で、上司や同僚、家族らは変化を見逃さないようにしたい。経営者や管理職が労働時間を適切に管理し、過重な労働を防がなければならない」と話している。
感想;
労災認定された人だけなので、もっと多いと思います。
誰かに相談されずに、一人で悩まれて自殺を選ばれたのでしょう。
周りが気付いてい上げることができなかったか、後悔が残ります。
自殺予防のためのセルフカウンセリングあるいは生き方を学ぶことも学校や会社で学ぶ機会を提供することも必要ではないでしょうか。
生きていれば何とかなるとの開き直りがもてると良いのですが。
一人の自殺者のまわりには多くの悲しみが伴います。
本人はとても苦しくて周りの人のことを思って自殺を取りやめることができなかったのでしょう。一方、周りの人のことを思って、必死に食いしばっている人もいます。
一人で悩まずに苦しさを話す勇気を持つことが、生きる道につながるように思います。
もちんろん精神科医などに相談している人もいますので、全てを自殺から防ぐことは難しいかと思いますが、助けられる命がもっとあるように思います。