幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「図解雑学ゲーム理論」渡辺隆裕著 ”囚人のジレンマ”

2021-10-11 03:28:08 | 本の紹介
・ゲーム理論は2人以上のプレイヤーの意思決定を分析する理論です。

・相手の出方を考える戦略的思考

・同時ゲームの3要素
 プレイヤー、戦略、利得

・「お互いに最良となるような戦略の組み合わせ」をゲームの解と考えます。この戦略の組み合わせをナッシュ均衡と呼びます。

・心理学における背水の陣
 後戻りできなくすることで、自分や組織を発奮させる心理的効果

・ゲーム理論における背水の陣
 譲歩できないことを相手に知らせ、相手から譲歩を引き出す戦略的思考

・囚人のジレンマ
 ・自分だけが自白すれば無罪
 ・相手だけが自白すれば懲役25年
 ・2人とも黙秘すれば懲役1年
 ・2人とも自白すれば懲役5年

・囚人のジレンマを協定や契約で解決する

・オウム返し戦略
 相手の前回の戦略をそっくり真似する戦略
「前回に相手が協力したなら協力し、協力しないなら協力しない」

・ベイジアンナッシュ均衡
 ・均衡行動と整合的な信念の2つの組み合わせ
 ・相手の属性が確率的にしかわからない不完備情報ゲームにおけるゲームの解です。

感想
囚人のジレンマの立場に自分が置かれた場合どうするでしょうか?
             相手
         自白       黙秘
自分  自白   A懲役5年     C無罪/懲役25年
    黙秘   B懲役25年/無罪  D懲役1年

一番良いのはDの選択です。相手を信頼できるかが問われています。
25年のリスクを避けるにはとりあえず自分は自白すれば、5年か無罪です。
しかし、相手が自分を信頼してくれたことに対して裏切ったことになり、それが自分を苦しめます。
それが平気なら自白が選択肢かもしれません。
でもそれが耐えられないなら、黙秘です。
相手を信頼する信頼しないとは別に、相手がどんな人間かも判断材料になるように思います。