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ノーベル物理学賞の真鍋淑郎氏の日本に戻りたくない理由「核心をついている」 ”気に食わない科学者を遠ざける日本と大違い!”

2021-10-09 12:38:00 | 社会
https://news.yahoo.co.jp/articles/571fce5be1468dca41c33467b27efbb704642aa7 10/8(金) 16:34 AERA dot.
 真鍋淑郎・米プリンストン大学上席研究員(90)が、2021年のノーベル物理学賞を受賞した。同じ日本人として誇らしい思いになった人は多かったかもしれないが、真鍋氏は米国籍を持つ。記者会見で停滞する日本のサイエンス研究に一石を投じた発言は大きな反響を呼んだ。

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 愛媛県新立村(現四国中央市)で生まれ育った真鍋氏は、東大大学院で博士号を取得すると渡米してアメリカ国立気象局(現海洋大気局)に入局。1960年代に地球の気候を解析する手法を開発し、大気中の二酸化炭素濃度の増加が地球温暖化に影響することを実証。その業績が高く評価され、ドイツの研究者とともにノーベル物理学賞を受賞した。

 97年に日本に帰国し、宇宙開発事業団と海洋科学技術センターによる共同プロジェクト「地球フロンティア研究システム」の地球温暖化予測研究領域の領域長に就任したが、2001年に辞任して再渡米する。報道によると、地球シミュレータを利用して他研究機関との共同研究が、所管元である日本の科学技術庁の官僚から難色を示されたことが辞任のきっかけとされている。「日本の頭脳が流出した」と海外でも報じられた。

 ノーベル物理学賞受賞が決まり、5日に記者会見を開いた真鍋氏の発言は示唆に富んでいた。報道によると、日本からアメリカに国籍を変えた理由を聞かれ、以下のように語った。

「面白い質問です。日本では人々はいつも他人を邪魔しないようお互いに気遣っています。彼らはとても調和的な関係を作っています。日本人は仲がいいのはそれが主な理由です。ほかの人のことを考え、邪魔になることをしないようにします。日本で『はい』『いいえ』と答える形の質問があるとき、『はい』は必ずしも『はい』を意味しません。『いいえ』の可能性もあります。なぜ、そう言うかというと、彼らは他人の気持ちを傷つけたくないからです。だから他人を邪魔するようなことをしたくないのです」

「アメリカでは自分のしたいようにできます。他人がどう感じるかも気にする必要がありません。実を言うと、他人を傷つけたくありませんが、同時に他人を観察したくもありません。何を考えているか解明したいとも思いません。私のような研究者にとっては、アメリカでの生活は素晴らしいです。アメリカでは自分の研究のために好きなことをすることができます。私の上司は、私がやりたいことを何でもさせてくれるおおらかな人で、実際のところ、彼はすべてのコンピューターの予算を確保してくれました。私は人生で一度も研究計画書を書いたことがありませんでした。自分の使いたいコンピューターをすべて手に入れ、やりたいことを何でもできました。それが日本に帰りたくない一つの理由です。なぜなら、私は他の人と調和的に生活することができないからです」

 会場からは笑いが漏れたが、科学部記者は「核心をついている。真鍋氏の頭脳を生かせない日本の科学界、社会は危機感を持つべきです」と警鐘を鳴らす。

「日本の優秀な研究者が海外へ流出するのは待遇も環境も海外の方が良いからです。日本では自分のやりたい研究に使える費用、時間が限られている。そうなると失敗を恐れて冒険しなくなる。画期的な発明が生まれる土壌ではなくなってしまう。調和を重んじる日本人の国民性が決して悪いわけではありません。世界でも日本人の協調性を高く評価している。ただ、真鍋さんが会見で言われたように、日本は科学者と政策決定者の間のコミュニケーションを取れていない。科学は成功の裏で試行錯誤の連続です。失敗を許容する文化も大事だと思います」

 真鍋氏の提言をどう受け止めるか。日米両国の環境で研究に没頭しただけに、その言葉は大きな価値がある。(松木 歩)

感想
いま日本がノーベル賞を受賞しているのは、昔基礎研究にお金をつぎ込んだからです。
ところが今はそういうことがされていません。
アベノマスクに400億円をどぶに捨てたようなもの。
税金を中抜けや税金を私的に使ってきた安倍元首相や菅首相。
いずれ、日本からの科学でノーベール賞受賞者はいなくなるでしょう。
あるとすると、真鍋さんのようで海外で研究をされた人でしょう。

太陽光発電は日本が先駆的な研究開発を行いました。
しかし、政府が支援しなかったので、今や海外が主流です。

未来にお金を使わずに、今自分たちのために税金を使っている首相が続くと悲惨な日本の未来が待っているだけです。