日立海浜公園のネモヒラ
石楠花(シャクナゲ)
鮮やかな豪華な花といえば蘭でしょうか。蘭の代表は胡蝶蘭です。蘭は蘭展が開かれるほど人気の花であり、多種多様な花があります。バラも愛を表す花のような印象を受けます。「100万本のバラ」の歌がありました。カサブランカも華やかな白が美しい花です。
どうして、いろいろな花があるのでしょう。いろいろな色があるのでしょう。いろいろな香りがあるのでしょう。いろいろな形があるのでしょう。
きっと意味があるのだと思います。いろいろな花があることが嬉しくて、美しいと思います。これが胡蝶蘭ばっかりだったら世界は美しくないと思います。
人もいろいろな人がいます。いろいろな人がいることが美しいのだと思います。あなたもいていい。私もいていい。
「浮気人類進化論」 竹内久美子著 より
ガガンボモドキ;
オスがえさをメスに与えている間に交尾する。メスもえさの大きさによって交尾させるかどうかを判断する。交尾が始まって5分間は受精しないので、えさが粗末だと、5分間だけえさを食べて、オスを拒否する。5分間の間に食べるだけ食べて逃げる。えさが交尾できる大きな要素である。
あるオスは大きな立派なえさだと、それでメスと交尾し、充分受精したと思ったら、メスが食べているそのえさを取上げて、次のメスに向かうものもいる。同じえさで何度もメスをとっかえひっかえ交尾しようとする。
オスとメスが交尾している時に、そのえさを盗むオスがいる。盗んだえさを別のメスに与えて交尾する。ただこのように盗む遺伝子が増えるとえさをとる遺伝子が残らなくなり、困るので盗む遺伝子はある一定に抑えられている。
オスとメスは外観がにている。違いは飛び方で、メスはゆっくりまっすぐに。オスは早く曲がったりして飛ぶ。オスの中にはメスの飛び方を真似てメスだと思わせて、オスにメスと勘違いさせてえさを貰い、えさを貰ったらえさを抱えてとんずらする遺伝子をもったものもいる。
感想;
餌を奪う雄がいるのもガガンボモドキにとっては存在意味があるのでしょう。
何か人間社会を想像させますね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます