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小川彩佳「エリート夫」のゲス不倫、えげつない“恨みの過剰報道”テレビ朝日の逆襲 ”朝日の品格が低下!”

2021-02-06 13:14:44 | 社会
https://news.yahoo.co.jp/articles/01d2366e46539562b516812cbe5e0f6c3384a10f 2/5(金) 21:31週刊女性PRIME
「朝の清々しい情報番組ですから、うちなんて不倫関連はなるべく取り上げないようにしている。それなのに2月4日の朝のテレビ朝日……。あそこまで放送すると、何らかの大きな恨みを感じてしまいますね」

 他局の情報番組デスクが、首を傾げるニュースがあった


 TBS系の看板報道番組『news23』のメインキャスターを務める小川彩佳フリーアナウンサー(35)の夫が不倫に溺れているというニュース。2月4日発売の『週刊文春』が放った。

「前日に文春の早刷りが届きました。小川アナはまったく悪くないのですが、夫は一般人ですから、報じる場合は小川アナの名前が前面に出るわけです」(スポーツ紙記者)

 衆議院議員の息子で、東京大学医学部出身の医師という超エリート。遠隔医療サービスを手掛ける会社を仲間と立ち上げ、2019年12月に東証マザースに上場を果たし約180億円の含み益を得たと言われている。'19年7月には小川アナと結婚し、'20年7月には第一子が誕生している。

 何不自由のない、非の打ちどころのない幸せな人生&結婚生活の裏で、夫は不倫に陥っていた。

「週刊文春が何年もかけて取材をしていた跡が、記事からもわかる。ぐうの音も出ない詳細がつづられていますからね」

“恨み”の過剰報道
 その記事をスポーツ紙の芸能面が後追い記事にし、ワイドショーも追随したのだが。

 タレントの坂上忍(53)が司会を務めるフジテレビ系『バイキングMORE』では、タレントの薬丸裕英(54)が「何も悪いことをしていないのにかわいそうで」と小川アナをかばうコメントを発信していた。

「ところが、テレビ朝日の朝の番組『グッド!モーニング』はえげつなかったですね。3時間5分の放送時間、『朝いちエンタメ』『朝刊注目見出し』『けさ知っておきたい!ニュースまとめ』『ストライクニュース』と、4つのコーナーが取り上げたんです。それも文春の記事を引用してまで。スポーツ紙の記事をサラッと伝えるならまだわかりますが、文春の記事を引用するとなるとカネもかかりますからね。ちょっとしつこい報道でした」(前出・情報番組デスク)

 特に7時台(テレビ局の作り手としては、登校前の子どもも見ていると想定する時間帯)の『ストライクニュース』では、CMをはさんで7分間の尺。

 前出・情報番組デスクが付け加える。

「数字が取れるタレント、例えば嵐のニュースであればここまで尺を取ることはあり得ましたが、フリーアナの、しかも一般人の夫の不倫でここまでとは……。はっきり言って、“過剰報道”ですよ」

 その裏には、テレビ朝日側にはかつて、小川アナに一杯食わされたというじくじたる思いがある。そう指摘するのはスポーツ紙放送担当記者である。

「小川アナは2007年にテレビ朝日に入社した。 '11年4月からは局の看板番組『報道ステーションの』サブキャスターを7年半務め、局内では将来のエース格と目されていた。'19年2月に結婚と退社を発表し、小川アナも局内には、しばらく仕事はしないでプライベートを楽しむと報告していたんです。ところが……」

 その4か月後の6月3日、TBS系『news23』のメインキャスターに就任してしまったのだ。

「あのときのテレビ朝日内部の驚きは、すさまじかったですね。すっかりやられた、とあきれ返っている人もいましたね」(前出・スポーツ紙放送担当記者)

 その恨みつらみがマグマとして地層化していた上での、今回のテレビ朝日の“過剰報道”。何かあるんだろうなと思わせるに十分な力の入れようだった。
〈取材・文/薮入うらら〉

感想
テレビ朝日の品格はどうしてしまったのでしょうか?
ずーっと朝日新聞を数十年継続してきた者にとっては”残念!”としか言いようがありません。
あまりにも酷いので、東京新聞に切り替えました。

小川彩佳アナの話題を取り上げる時間があったら、菅首相の息子の総務省幹部接待の問題を取り上げるべきなのに、それを取りあげません。
きっと取り上げてもスーで終わりでしょう。
忖度朝日になっているのではにでしょうか?
それがあまりにも露骨です。
朝日の報道番組は見ないようにしています。
偏よった報道しかしなくなったからです。

声をあげるには、見ないことでしょう。
あるいは非難の声をあげることでしょう。

朝日には忖度より、正しい報道を目指している人がまだまだいると信じたいのですが・・・。

小川彩佳さんの夫は一般人です。
ベッキーと同じように女性を責め立てるのは、まさに今問題になっている女性蔑視発言の森会長と根っこは同じです。
頑張って子育てとお仕事を頑張っている女性を責めています。
天下の朝日がそれを行っていることに気づかないのでしょうか?
気付かないとしたら、かなり重症です。
朝日の品格が問われます。
自ら品格を落としている行為なのですが・・・。

『グッド!モーニング』は逆襲したつもりだったかのかもしれませんが、「天に向かって唾を吐く」行為でした。
常識ある人からの逆襲を受けて欲しいものです。

「生きる力 引き算の縁と足し算の縁」笠井信輔著 ”偶然入ったがん特約に助けられる!”

2021-02-06 02:50:50 | 本の紹介
・トイレの前に立った時に猛烈にいきまないと尿がでない。
 さらに困ったのは「頻尿」です。大体1~2時間くらいでトイレに行きたくなってしまうのです。

・一向に改善しない排尿障害の原因を調べようと、泌尿器科で下腹部を中心としたCTを撮ったのです。その結果はやはり「前立腺肥大」。ところがCT画像をチェックした放射線技師。放射線科医の方から、「骨盤にわずかに気になる影がある。さらに検査を進めてみてはどうか」との所見が伝えられていたのです。このCT検査がきっかけとなって私は「悪性リンパ腫」だということが判明しました。

・腰に太い針を刺して骨盤から骨髄を採取する「骨髄生検」と、細い針を刺して骨髄液と細胞を採取する「骨髄穿刺」を行いました。
「ぎゃがぐあぎばば☆×◇▲」
猛烈な痛みが!

・「命」と「仕事」を天秤にかけたら「命」を優先しなければいけないことは明白、皆さんはそう思うかもしれません。・・・もしかすると、もうテレビ界に復帰できないかもしれない」、「だとしたらその前になんとか世間に“爪痕”を残しておきたい」そんな思いが強かったのです。
妻も元アナウンサーです。私の気持ちを理解してくれていました。妻が「即入院して」と頼んで来ていたら、私は「徹子の部屋」に出演することはなかったでしょう。

・「元フジテレビ笠井アナ 悪性リンパ腫」
あの週刊新潮のスクープと翌日の新聞報道が原因でした。…皆さんから寄せられるコメントです。それまで一桁だったものが、いきなり500件を超えたのです。

・私の悪性リンパ腫と「同じ病気です」という人たちが、そして「今は元気です」という声を届けてくれたのです。これらのコメントにどれだけ励まされたことか。
何をやっても増えなかったフォローワ~が「がんです」と言ったとたん1万人に。

・抗がん剤治療4日目
6時半  痛み止め飲む
10時半 痛み止め飲む
15時  痛み止め
17時半 右腕が痛くて目が覚める
23時  痛み止め
3時半 痛み止め

・「悪性リンパ腫は、ステージ4が末期で手遅れという考え方はしません。むしろ、抗がん剤が効くか、効かないか、という点がより重要です」

・「笠井さんのリンパ腫からは特殊な遺伝子異常が検出されているため、一般的な治療では若干、治療効果が劣る可能性があります。そのため、一段強い治療を選択しようと思います」

・1回目の抗がん剤投与の結果、信じがたいことが起きていました。
朝から4回トイレ。なんと、いきまずにスッと出た。

・「抗がん剤」と「幸願剤」と書き換えてコメントを寄せてくださる方の気持ちがわかりました。

・石巻の商店街で見つけた、流されてきた車に大きく書かれたメッセージ・
「明けない夜はない」
私は強い感銘を受けました。この思いがあれば、ここの皆さんはきっと乗り越えていける。
あの時は取材者として、このメッセージを読んでいましたが、
今、まさに私は当事者として、開けそうもない夜の中にいます。
つらくて苦しい・・・
でも負けられません。
負けちゃいけない。
開けない夜はないんですから。

・(阪神淡路大震災)
目の前の命を救うこと。それは人として当然のことです。
しかし、私たち取材班はそれをせずに、「取材し伝える」という道を選びました。

・(東北大震災)
その凄まじい状況の中で出会った方々とは9年経った今でも交流があります。今回、私が大病を患ってしまったので仙台市宮城野区岡田地区の皆さんから、お見舞いの品と寄せ書きが届きました。
「笠井さん ありがとう
今度は私たちが
エールを送る番です」

・医療チームのありとあらゆるスタッフが、患者さんに「気持ちを教えてください」「対話しましょう」「甘えてください」「弱音を吐いてください」と言っています。

・アナウンサーとして強く感じてきたことですが、取材現場で相手の名前をいち早く覚えて「〇〇さん」と呼びかけるようになると、インタビューがし易く、深い話が聞けるよう陽になりました。
最初のころは来るたびに名前を確認して、とにかく名前を覚えました。

・会社を辞めてフリーになるということで、ガン発覚の7か月前に新たに掛け捨ての生命保険を一つ加入していたこと。さらに「がん特約」を「しょうがないなぁ」と追加で付け足したことでした。
それに救われました。
がん保険は「当選確率2分の1の宝くじ」のようなものでした。
この宝くじ当たってもうれしくないんだけど・・・うれしいのです。

・「頑張ってるんだよ。でも、どうしようもなんだよ!」
私が、直接そう言われたのは9年前。
東日本大震の津波の現場取材の際でした。
ある被災者の方から「頑張っているんだよ!」と悔しそうに言われたときに、「もう頑張ってというのはやめよう!」とスタッフと話し合いました。
「体気をつけてくださいね」と声をかけ続けていました。
シンガーソングライターの宮崎奈穂子さんとの出会いでした。
「がんばらない日 Part2」に、私は心を奪われてしまったのです。
いい歌なんですよ。初めて聞いた時、とめどなく涙が流れてきました。

・先生のお話は「画像解析の専門の先生にも相談してもう少し時間をかけて評価したい」、そして「100点ではないけれd、90点以上、家で仕事もしていいし、このまま自宅で過ごしてもかまわない」というものでした。
2週間後、PETの結果から「完全覚解です」

・とてもありがたかったのは、妻が率先して明るくふるまい落ち込みがちな私をはげましてくれたこと。

・実をいうと、家族が優しくなった原因はわたしにあるのではないかと考えるようになったのです。病気になる直前の私は、家族からはあまり評判の良い夫・父親ではありませんでした。猛烈に働いて家に居る時間が短く、しかも、自分の生き方に自信があったので、「素直に家族の言うことお聞くような父親ではありませんでした。
しかし、がんを告知され、家族の中で一番の弱者となった私はとても素直になったそうなのです。
「みんなが変わったわけではない。あなたが変わったからなのよ」
妻はそう説明してくれました。

感想
仕事をしながら、映画150本+舞台100本/年見られていたそうです。
それはとても忙しいと思います。

悪性リンパ腫の発見はとても難しいようです。
ガンを疑っても、ガンの検査は陰性でした。
悪性リンパ腫は身体全体に広がっても、抗がん剤が効けば全身に散らばったがんも同じ性質のガンなので、効果があるようです。

ブログががん闘病者やがん克服者の交流の場になっていました。
元気に復帰されて良かったです。

「JR上野駅」柳美里著 ”2020年の全米図書賞受賞”

2021-02-05 03:50:20 | 本の紹介
あとがきから
・2006年に、ホームレスの方々の間で「山狩り」と呼ばれる、御幸啓直前に行われる「特別清掃」の取材を行いました。

・上野恩賜公園近くのビジネスホテルに宿泊し、ホームレスの方々が「コヤ」を畳みはじめる午前7時から、公園に戻る5時までの5時までのあいだ、彼らの足跡を追いました。
真冬の激しい雨の日で、想像の何倍も辛い一日でした。

・彼らと話をして歩き、集団就職や出稼ぎで上京してきた東北出身者が多い、ということを知りました。
「あんたには在る。おれたちには無い。在るひとに、無いひとの気持ちは解らないよ」と言われました。彼が描いたのは、屋根と壁-、家でした。

・この地に原発を誘致する以前は、一家の父親や息子たちが出稼ぎに行かなければ生計が成り立たない貧しいい家庭が多かった、という話を何度も耳にしました。

・家を津波で流されたり、「警戒区域」内に家があるために避難生活を余儀なくされている方々の痛苦と、出稼ぎで郷里を離れているうちに家を失くしてしまったホームレスの方々の痛苦がわたしの中で相対し、二者の痛苦を繋げる蝶番のような小説を書きたい-、と思いました。

感想
このお話はフィクションですが、きっと同じような境遇を生きてきた人、生きている人が多くいらっしゃるのでしょ。
それを多くの人に知って欲しいとの作者の気持ちがあったのだと思います。

上野公園の「特別清掃」があること、それが天皇陛下の目にホームレスが入らないようにするためとのようです。
天皇陛下はこの「特別清掃」をご存知なのでしょうか?
ホームレスも国民なのですが。
きっと誰も天皇陛下に伝えないのでしょう。

菅首相は「最後にセイフティネットがある」と発言されましたが、それが機能していません。
生活保護申請に言っても、親族の扶養確認などもあり、それを嫌う人もいて、なかなか許可されません。
最後にセイフティネットがあるなら、言葉が実際を表すようにして欲しいです。

それと福島原発事故でまだまだ苦しんでいる人がいるということです。
それへの支援は大丈夫でしょうか?
安倍前首相が「Under Control」と世界に発信されましたが、いまだに「Out of Control」状態で、廃炉の目処も立っていません。

日本の政治の怠慢をこの本がいみじくも伝えているように感じました。
それを許している国民の意識にも問題があるのでしょう。

米国の権威ある賞を受賞されていますが、日本では評価されていません。
福島原発の問題、ホームレスの問題、天皇ご来られるということでホームレス排除などが受賞により広く知られたくなかったのかもしれません。

ドリアン助川著「あん」は海外で評価され、賞も受けられていますが、日本ではまったく受賞されていません。出版時も大手は拒否して、ようやく出版してくれました。
日本のハンセン病対策の問題点が明確にされるので日本では受賞されそれが広く伝わることを避けたかったのでしょう。

それとも評価する側の選考委員の問題なのでしょうか?

菅総理の記者会見、なぜか「最後の質問」だけがいつも面白くなる「ウラ事情」 そのメッセージは国民に届く…のか? ”もっと国民が尋ねたいことに答えて欲しい!”

2021-02-05 03:34:34 | 新型コロナウイルス
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/79921?page=1&imp=0 磯山 友幸経済ジャーナリスト

菅義偉首相は、2月2日の記者会見で、初めて「プロンプター」を使った。反対側からは透明に見える板に原稿を投射する装置だ。「手元の原稿ばかり読んでいる」「国民に訴えかけることができない」と散々批判を浴びたためだろう。

世界の政治家や経営者の演説では「標準装備」だし、前任の安倍晋三首相も使っていた。なぜ今まで使わなかったのかが不思議なくらいだが、やはり目線を上げて話した菅首相の印象は大きく違った。

ところがそれも、冒頭発言まで。質疑応答だから、原稿がないので、当然だろうと思われるかもしれないが、逆のことが起きた。質問を答える時に、手元の資料を見て話すことが多かったのだ。不思議だ。質問の答えを書いた紙が手元にあるのか。

内閣記者会の所属記者に聞いてみた。もしかして、質疑はすべて用意されているのか。質問者として指名される記者は始めから決まっているのか。

記者によると、質問を事前検閲したり、質問者を限ったりされているわけではない、という。だが、内閣広報官が一生懸命各社の記者を訪ね、質問事項を聞き出しているという。内閣広報官は山田真貴子さんという女性で、旧郵政省に入り総務審議官で退官後、女性初の内閣広報官として登用された人物だ。

質問はまず記者クラブの幹事社が行うのが慣例だから、冒頭2人の記者の質問は事前に把握しているということだろう。首相が手元の資料を見て答えるのは、そこに模範解答が書いてあるからに違いない。

その後も指名するのも山田氏だから、だいたい質問は想定されているのだろう。まあ、ヤラセとは言わないが、想定問答通りの質疑になっているということだ。

菅会見は最後が面白い
だからかどうかは分からないが、菅首相の会見は、最後の質問が面白い。

緊急事態宣言に7府県を追加した1月13日の記者会見では、ビデオニュース・ドットコムの神保哲生さんが質問に立った。人口当たりの病床数が世界一多い日本で、感染者数が米国の100分の1くらいなのに、それで医療がひっ迫していて、緊急事態を迎えている状況について、

「総理の説明が、単に医療の体制が違うんですというので果たしていいのでしょうか。つまり、体制を作っているのは政治なのではないかと。政治が法制度を変えれば、それは変えられるではないですか」と切り出した。その上で、感染症法と医療法を改正するつもりがあるのか、と聞いたのだ。

結果的に感染症法と医療法の改正案はその後、閣議決定され、通常国会に法案として提出された。それが十分な改正かどうかについてはここでは論評しないことにする。

ちなみに首相官邸のホームページには「記者会見」の動画が多数載っているが、ほとんどは、首相が官邸に出入りする際に立ち止まって1-2分話すものがほとんどだ。かつては「ぶら下がり」と言って、記者が取り囲んで無秩序に質問することが多かったが、安倍内閣から、立ち止まってほぼ一方的に話すスタイルに変わった。いわゆる質疑応答を本格的に行う本物の「記者会見」ではない。

この数分の発言も菅内閣になってからホームページに載るようになった。官邸に出入りできない人たちには情報が増えた格好だが、あたかも「記者会見」がたくさん開かれているような印象を与えている。おそらく、「菅首相は記者会見を開かない」と批判されたからだろう。

ズバリ、国民が聞きたい質問に
会見の最後の質問が面白いと言ったが、緊急事態宣言を3月7日まで延長した2月2日の会見もそうだった。

質問に立ったのはジャナーリストの高橋浩祐氏。「イギリスの軍事週刊誌ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリーの東京特派員」と名乗った。ワクチンについてこう聞いた。

「総理、2月中旬から接種を開始したいとの意向を示されましたが、世界では既に60ヵ国近くがワクチン接種を開始しております。日本は何でこんなに時間がかかるのでしょうか。G7の中でワクチンの接種を開始していないのは日本だけです。

OECD(経済協力開発機構)加盟国37か国中、ワクチンをまだ未接種なのは日本やコロンビアなど僅か5か国。そもそもワクチンは、国家安全保障や危機管理ですごく重要な、日本でやるべき生産、開発だと思うのです。なぜこんなに日本はできないのか」

「なおかつ、総理はいつも、日本は科学技術立国と名乗っていますよね。その立国を名乗るならば、なぜメード・イン・ジャパンのワクチンを生産できないのか。こういう状況で、ワクチンも駄目、あと検査も日本は人口比当たり138位です、世界で。

検査不足、ワクチン未接種、この中でオリンピックを強行していいのでしょうか。危機管理でもっとコロナに専念してというのは国民の願いではないでしょうか」


まあ、国民が聞きたいことをズバリ聞いたという質問だろう。

これに対して菅首相はこう答えた。

「ただ、このワクチンの確保は、日本は早かったと思います。全量を確保することについては早かったと思います。ただ、接種までの時間が海外に遅れていることは事実であります。それは日本の手続という問題も一つあると思います。

慎重に慎重に、いろいろな治験なりを行った上で日本が踏み切るわけでありますから、そういう意味で、遅れていることは現実であるというふうに思います。ただ、こうしてようやくこのワクチン接種の体制ができて、これから始めるようにしたいと思っていまして、始まったら世界と比較をして、日本の組織力で、多くの方に接種できるような形にしていきたい、このように思っております」

この回答の際は、目線は記者を向いているように見えた。ただ、なぜか、発言の途中で手元の資料を1回めくっていた。手元の資料がプロンプターに映る仕組みなのか。

いずれにせよ、菅首相の国民に対するメッセージ力が高まっていくことを願うばかりだ。

感想
事前の質問に対して、それを政府側が選択して、都合の良い質問だけを返答しています。
それでは、国民に丁寧に疑問に答えることをしてません。
菅首相は言っていることと行動していることはまるで違います。
それは安倍前首相のやり方を引き継がれたのでしょう。

世界でも ベッド数が多いのに、医療崩壊、これは政治の怠慢です。
コロナ患者受け入れたら、病院が大きく黒字になるようにすれば受け入れる病院はもっと増えます。

世界の先進国はほとんどすべてがコロナワクチン接種しています。
日本だけがまだです。
手続き云々は、もっと柔軟に対応すべきことです。
緊急事態に陥っているのですから。

きっと高齢者を見殺しにして、年金と医療費を削減したのでしょう。
自分達高齢者はいつでも入院でき、いつでもアビガン投与してもらえるので心配はありません。

陽性者を2週間放置…大阪の老人施設でクラスター続出の理由 "現代版姨捨山や大阪府!”

2021-02-04 20:25:58 | 新型コロナウイルス
https://news.goo.ne.jp/article/jisin/nation/jisin-https_jisin.jp_p_1946458.html 2021/02/04 11:00女性自身

「死亡者が増えているのは、高齢者施設のクラスター化を放置しているから。そう伝えるため、昨年8月から4度にわたって吉村知事宛てに『新型コロナウイルス発生施設に関する緊急要望』という要望書を提出してきました。

しかし返答はいっさいなく、すべて無視されました。行政側の対応にも、何の改善も見られませんでした」


そう憤りをあらわにするのは、大阪府の介護老人保健施設が加盟する大阪介護老人保健施設協会の木場康文事務局長だ。

新型コロナウイルスによる死者が全国最多となっている大阪府。1月27日時点での累計死亡者数は、880人にのぼった。

「累計感染者数は東京都のほうが2倍もいるのに、死亡者数を見ると逆転しています。それだけ、大阪府の死亡率が高いのです」(全国紙記者)

その背景には、高齢者の感染増加があるという。

大阪府の発表によると、昨年10月10日から1月5日の死亡者は390人。そのうち、97.7%が60歳以上だった。

実は昨年秋以降、府内の高齢者関連施設でクラスターが相次いで発生していた。その数、なんと100件を超えていたのだ。

木場氏は、感染発覚後の対応に問題があったと指摘する。

「高齢者は、新型コロナウイルスに感染した際の重症化リスクが高いといわれています。しかしPCR検査で陽性反応が出ても、無症状だとすぐ入院させてもらえません。保健所から『病床がいっぱいなので、施設内で預かっていてください』と指示されるのです。

施設内で感染拡大を防ぐといっても、さすがに限界がありますからね。これでは、あちこちでクラスターが起こるのも当然といえるでしょう」

■アンケートで明らかになった驚きの実態

入浴や排せつの介助時には、体が密着せざるをえない。耳が聞こえにくい入所者との会話は、どうしても近寄ってしまう。いくら細心の注意を払っていたとしても、完全な感染予防対策を取るのは難しいだろう。

しかし、いくら要望書を出しても府は沈黙するばかり。

そこで木場氏は介護老人保健施設(老健)の実態を広く知ってもらうため、アンケートを実施したという。

「加盟する188施設に呼びかけたところ、わずか5日で131施設から回答が返ってきました。それだけ、どの施設も危機感を抱いているということでしょう。アンケートの結果、『感染者が出た』と回答したのは44施設。3割以上にのぼりました。

さらに5人以上の感染者が出た場合をクラスターとしているのですが、これには10施設が該当。このなかで、8つの施設に陽性者の待機指示が出されていました。つまりクラスターが発生している施設の8割で、感染者がそのまま放置されていたのです。

逆にクラスターにはならなかった残りの34施設のうち、待機指示が出されていたのはわずか3施設だけ。明らかに陽性者を施設内で預かったままにしていることが、感染拡大の引き金になっているといえるでしょう」

驚くべきは、待機を指示された期間だという。木場氏が語気を強めてこう続ける。

「感染者を2〜3日で入院させてもらえたのは、たったの3施設だけでした。あとは、ほとんどが1週間以上。なかには、2週間以上放置されたままだった施設もありました。

病床数がひっ迫しているのは理解しているので、『入院調整のため、少しの間だけ待機していてください』というのならわかるんです。でも重症化リスクの高い高齢者たちがいる施設で、感染者を2週間もほったらかしというのはどうなのでしょうか。

本当に新型コロナウイルスを収束させる気があるのか、疑問に思いますね」

■「時限爆弾を抱えているようなもの」

木場氏がこれほど警鐘を鳴らすのは、老人介護保健施設という業態ならではの特徴もあるからだという。

「そもそも『老健』というのは、病院に入院していた高齢者が在宅療養に戻るためのリハビリなどを行う施設です。

つまり施設内には、退院したばかりの高齢者がたくさんいるということ。通常の高齢者よりも体調が万全ではないことも多いため、感染リスクは高い。ウイルスが広がれば、その分だけ重篤化する人や死亡者も増えやすいのです。

だから、私たちは大阪府に何度も『高齢者施設での感染者は、たとえ無症状であってもすぐに入院させてください!』と訴え続けてきました。

このまま施設内に感染者を放置し続けることは、いずれクラスター化する“時限爆弾”を抱え続けるようなものなのです」

取材中も木場氏のもとには緊急の電話連絡が入り、そのたびにインタビューは中断した。

「今、まさにクラスターが発生している施設があって……。そこに応援職員を送らなければならないので、調整をしているところなんです」

木場氏の言葉からは、切羽詰まった状況であることがひしひしと伝わってきた。

「新型コロナウイルスに感染している高齢者は、あっという間に重症化することもあります。

病院で入院中だったら、急変しても対処できるでしょう。しかし施設で待機している間に、症状がいきなり悪化したらどうなるでしょうか。

まずは検査してから受入れ先の病院を探し、そこから搬送しなければなりません。手遅れになる可能性が高まるのは、想像に難くないでしょう。

これ以上、助かるはずの命を失いたくない。そのためにも吉村知事が早急に対策を講じてくれることを、切に願っています」

高齢者施設でのクラスター化は、死亡者の増加に直結する。一刻も早い対策が必要といえそうだ。
「女性自身」2021年2月16日号 掲載

感想
大阪府民はこんなに何にもしない吉村知事を支援しているのが驚きです。

吉村知事は老人に早く亡くなって欲しいと思っているのではと勘ぐってしまいます。
老人が亡くなると以下のメリットがあります。
1)年金支払いが減る
  仮に150万円/年×1万人=150億円 ×15年 =2,250億円の節約
2)医療費の節約
  仮に80万円/年×1万人=80億円 ×15年 =1,200億円の節約
3)介護施設の空き
  1万人の空きが生じる

お年寄りに冷たい吉村知事のようです。
いや、府民に冷たいのかもしれません。