幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

財を遺すは下、仕事を遺すは中、人を遺すを上とする ”野村監督の名言集”

2021-02-21 10:16:20 | 社会
http://野村監督.com/3068/
財産を遺すよりも、業績を遺すよりも、人材を遺すことのほうがもっと尊いという意味である。
あなたの歩いた後に、大きく羽ばたく後輩が輩出しているだろうか。
どれだけの才能が花開いているだろうか。

感想
会社では、この人材を遺すを実践している人を評価しません。
目の前の利益を評価しがちです。
人材育成に時間をかけるということは、未来の利益に投資しているのですが。
今だけの利益を優先する人は、種もみも食べている人なのですが。

「野村ノート」野村克也著 ”リーダーとして大切なこと”

「世界史の極意」佐藤優著より
労働力の賃金
1)労働者が次の一か月働けるだけの体力を維持するに足るお金
2)労働者階級を再生産するお金。つまり家族を持ち、子どもを育てて労働者として働けるようにするためのお金が賃金に入っていいないといけません。
3)資本主義社会の科学技術はどんどん進歩していきますから、それにあわせて自分を教育していかなければいけない。そのためのお金。
この考え方はマルクスの最大の貢献でした。 これを業務に当てはめると下記になります。
1)実際の業務に必要なリソース提供
2)新人に教えて業務ができるようにするための教育訓練のリソース提供
3)業務に必要な知識や新しい情報に関する知識を高めていき今の仕事を改善していくためのリソースの提供
優秀なマネイジメント層は2)、3)に注力しています。3)に注力している上司は、未来の姿に投資を行っています。自分の今の成果による評価より、会社の未来に種を蒔いているのです。それが大きな品質問題を防いでくれるのです。 経営のトップや人事労務は、1)だけだと思って業務に要する工数だけに限定していないでしょうか? 2)を見ている会社はあると思います。しかし、3)を見ている会社はどの程度あるでしょうか? 
 2)のリソースが不足すると、逸脱&OOS/OOTを多く出てきます。返ってそれで時間を費やしてしまうのですが。  3)ができなくなっている製造所が増えていないでしょうか? そのため、自ら改善する力を失くし、品質にほとんど貢献しない意味の内業務をSOPに定まっているからと延々と行っていても見直していません。何が品質に貢献し、何はしなくてもよいか、それを現場で考えるのですが、それができなくなり、SOPに書いてあることを行うオペレーターになっていないでしょうか? もちろんマネイジメント層にも言えることですが。