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自主ではなく「官房機密費」で返納? 渦中の山田真貴子内閣広報官に怨嗟の声 "収賄にも、愛人のプレゼントにも、自分の財産にもなんにでも使える魔法の税金”

2021-02-26 16:26:16 | 社会
https://news.yahoo.co.jp/articles/57c98af57cf8c2643005a145a02cfbc207b3a7af 2/26(金) 日刊ゲンダイDIGITAL
<いやはや、首相会見を仕切るだけで、そんなにもらえるのか><これじゃあ、どれほど批判の声が出たって辞めないわけだよ>

コワモテ菅首相長男は“陽キャ”と評判…酒宴の鉄板ネタは「令和おじさん」のモノマネ

 ネット上では怨嗟の声が広がっている。放送関連会社「東北新社」に務める菅義偉首相の長男らによる総務省幹部接待問題で、同社から総務審議官時代の2019年11月に約7万4000円に上る高額な接待を受けていた山田真貴子・内閣広報官(60)。山田広報官は25日の衆院予算委に参考人として出席。「公務員の信用を損なったことを深く反省している。本当に申し訳なかった」と陳謝したものの、「今後、職務を続ける中で、できる限り自らを改善したい」と述べ、引き続き内閣広報官を務める意向を示した。

 90年代前半のテレビCM「反省だけなら、サルでもできる」のセリフではないが、反省して謝ったからオシマイではないだろう。内閣広報官とは文字通り、内閣の広報マンという重責を担う「顔」だ。今後、首相会見に登場する度、記者や国民からは疑惑の目で見られることになる。「本当に申し訳ない」と思うのであれば、きちんとけじめをつけるために広報官を辞するべきではないのか。

 国民が不信感を募らせているのは、山田広報官が何ら“お咎めなし”という理由だけではない。その破格というも言える高額な給料に対しても憤りの声が上がっている。

 加藤勝信官房長官は25日の会見で、接待問題を受けて給与報酬月額の10分の6を自主返納することになった山田広報官の返納額が70万5000円に上ると明らかにした。つまり、広報官の給与報酬は月額で117万5000円。地域手当などを含めると給与は月額で約140万円ほどになるだろう。

 国税庁の調査によると、サラリーマン全体の平均月収は約35万円(推定)だが、このコロナ禍では残業代も減り、給与はさらに下がっているだろう。わが身を削る思いで必死に納めた税金が、疑惑の広報マンに対して自分たちの月収の約5倍も支払われ、さらに業者からも賄賂性の高い飲食代を負担してもらっていたのだから驚天動地だ。

<10分の6じゃなく全額返納しろ><俺たちの税金を何だと思っているんだ>

 ネット上で怒りの連鎖が広がっているのも無理はない。

 野党国会議員がため息交じりにこう言う。

「国民には自助を求めながら、家族や取り巻きには公助するのが菅首相。山田さんは菅首相のお気に入りのため、自主返納すると説明されているお金の原資も実は官房機密費ではないか、などとささやかれています」

 不祥事で返納するお金も税金でなんて冗談ではない。

感想
菅首相は、
先ずは「自助」
次に「共助}
そして最後に「公助」
を国民に言われました。

まさにそれを実践されたのは、菅首相の息子さんでした。
父親が総務相、官房長官、総理大臣の”虎の威を借る狐”のように「自助」で頑張られました。
総務省という「共助」も味方につけ、
そして最後は官房機密費「公助」、甘い総務省の処罰でけりをつけようとされています。

これが菅首相の「自助」「共助」「公助」の意味なんだと知りました。
虎の威を借りることができない人はどうすれば良いのでしょうか?
自殺者も増えています。
持ちこたえていた店も倒産、その前に閉業。
生活苦の人も増えています。
こういうときこそ、「公助」が機能すべきなのですが。
「最後に生活保護がある」と菅首相は発現されましたが、その生活保護がセイフティネットとして機能していないところに問題があります。