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2歳熱中症死 富田林市「けが8回」把握も評価見直さず 大阪府検証 ”いつも児相の怠慢が”

2023-01-22 17:22:22 | 社会
https://news.line.me/detail/oa-mainichi/j1kmxa6c51wd?mediadetail=1&utm_source=line&utm_medium=share&utm_campaign=none 配信 2023年1月20日 20:11更新 2023年1月20日 22:21毎日新聞毎日新聞社
 大阪府富田林市で2022年6月、2歳女児が自宅に放置されて熱中症で死亡した事件で、同居する祖母(46)=保護責任者遺棄致死罪などで起訴=が事件の2カ月前から、育児の疲れや不安を市に訴えていたことが判明した。市は女児のけが情報も計8回把握したが、虐待リスクを巡る評価の見直しを検討していなかった。府の検証専門部会は20日に公表した報告書で、市の判断の甘さや児童相談所の支援不足を指摘した。

 亡くなったのは小野優陽(ゆうは)ちゃんで、父親の家庭内暴力に伴って20年1月に祖母に引き取られた。事件では、祖母の小野真由美被告と内縁の夫の桃田貴徳被告(51)=同=が大阪府警に逮捕された。

 両被告は事件の5日前、優陽ちゃんを四方に板が張られたベビーサークルに入れたうえで、五男(6)と計3人で外出。外泊と一時帰宅を繰り返し、直前には優陽ちゃんの腕や足を縛ったうえで大阪市此花区の「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ)で遊んでいたとされる。富田林市の最高気温は連日30度超で、優陽ちゃんは6月29日に熱中症で死亡した。

 報告書によると、市は20年10月、優陽ちゃんの対応を大阪府富田林子ども家庭センター(児童相談所)から引き継いだ。真由美被告は22年4月に計2回、優陽ちゃんの発育状況や育児の疲れについて市の担当者に相談。「精神的にしんどい。(育児の)負担が大きく、施設への入所も検討している」と打ち明けていた。

 また、市は優陽ちゃんの対応を始めて以降に計8回、顔や体のあざなどに関する情報を確認していたことも明らかになった。真由美被告は「自宅の机で打った」などと話したが、説明できない傷もあった。優陽ちゃんは体重などの成長も遅れていたという。

 市はこの間に真由美被告が保育園を退園させたことも把握したが、優陽ちゃんの虐待リスクについて、一時保護も検討する「要保護児童」から見守り中心の「要支援児童」に引き下げたことが分かっている。真由美被告への接触は役所での面談が中心だった。

 報告書は、市が児相から対応を引き継いだ後に一度も家庭訪問を実施していないことを問題視したうえで、真由美被告の言動を踏まえて「緊急性の評価が必要だった」と指摘。市は児相と危険度や緊急度を協議する会議を開催し、児童養護施設への入所も含めた支援計画の見直しを検討すべきだったと強調した。

 一方、児相が対応していた当時、優陽ちゃんの虐待リスクは最も深刻な「最重度」と認定された経緯もある。報告書は児相について、市への積極的な指導や助言が必要だったと注文をつけた。【郡悠介、洪玟香】

検証部会長、市と児相の一連の対応批判
 有識者らが参加した検証専門部会で部会長を務めた才村純・東京通信大名誉教授(児童福祉論)は大阪府庁で記者会見し、富田林市や児相の一連の対応について「(虐待リスク評価の)頻度や内容が不十分。詰めが甘い」と批判した。

 児相は両親の年齢などの家庭状況を踏まえ、優陽ちゃんを生まれた時から「要保護児童」として対応を始めた。優陽ちゃんは生後11カ月だった2020年6月、真由美被告宅で入浴中に溺れて一時的に心肺停止状態になったことがある。

 搬送先の病院から通告を受けた児相は、一緒にいた真由美被告の育児放棄を疑い、虐待リスクで最も深刻な「最重度」とした。その後、真由美被告とのやり取りなどから育児放棄の兆候はうかがえないと判断し、富田林市に対応を引き継いだ。市は児相との協議を踏まえてリスクを「中度」に変更。最終的には要保護から要支援まで引き下げた。

 しかし、市は計8回、優陽ちゃんのけがに関する情報を把握していたことが明らかになった。経緯が不明なけががあったほか、うち3回は頰のあざが確認された。
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 真由美被告は事件直前に優陽ちゃんへの育児不安も漏らすようになっていたが、市は家庭訪問を一度も実施せず、リスク評価の見直しも検討していなかった。
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 一方、富田林市の吉村善美市長も市役所で記者会見し、リスク評価や対応の甘さを指摘されたことについて「関係機関が丁寧に関わる必要があったと反省している」と陳謝した。市では事件後、担当職員の増員や研修の実施など再発防止に向けた取り組みを進めている。【洪玟香、榊原愛実】

感想
「告発 児童相談所が子供を殺す」 山脇由貴子著 ”児童福祉司は誇りを持って活動されているか?”

この本のタイトルは過激で、まさかこんなことは起きていないと思いましたが、この本を読んでから児相の関係した子どもの死をたくさん見ていると、その通りだなと思います。
もっとプライドを持って仕事をして欲しいです。
子どもの命に関係している仕事なのです。
怠慢が、子どもの死に直結しています。

大変な仕事だと思います。
つい楽をしたくて、リスク評価を下げたのでしょう。
人が足らないなら、それを訴えて、声を出せない、助けを求められない子どもに代わって仕事をしていると今一度認識していただきたいです。

「高齢者は集団自決」で爆笑するな ”成田氏は自分が高齢者になったら自決するのですか?

2023-01-20 17:46:06 | 社会
https://news.line.me/detail/oa-newsweekjapan/zudobsiplhj5?mediadetail=1&utm_source=line&utm_medium=share&utm_campaign=none 2023年1月18日 14:14更新 2023年1月18日 17:26 ニューズウィーク日本版iStock.
<日本人と日本のメディアは、憎悪扇動がどんな恐ろしい効果をもたらすか、理解しているのか>

2023年1月11日ごろから、イェール大学アシスタント・プロフェッサーの成田悠輔氏が高齢化社会の解決のため「高齢者は集団自決すれば良い」という発言をしていたことが動画等で拡散され、SNS等で議論になっている。主に拡散されているのは2021年12月の『ABEMA Prime』の動画だが、その他YouTube番組や講演会でも複数回にわたって同様の発言をしていたことが分かっている。

「メタファー」では済まされない
「集団自決」という言葉を使ってはいるが、とりあえず多くの場合、成田氏は「世代交代」の文脈で、この言葉を過激な「メタファー」として用いている。一方、「自決」という言葉のイメージ通り社会福祉カットの文脈でも彼はこの言葉を用いることもあり、その境界は未分化だ。何年にもわたって高齢者の「集団自決」あるいは「切腹」について執拗に語り続けているところをみると、成田氏はこの「持論」を単なるレトリックとしてではなく、ある程度は本気で提唱しているのではないかと思えてくる。『みんなの介護』インタビュー記事では、成田氏は当該発言を「言ってはいけない」としたうえで、「言ってはいけないとされていることはだいたい正しい」と述べている。

本人やこの発言を聞いた周囲がどこまで高齢者の「集団自決」を本気で考えているかはともかくとして、この発言を「メタファー」として安易に捉えるべきではないだろう。組織や社会の新陳代謝の問題はそれはそれで考えればよいが、一方でエイジズムと呼ばれるような年齢差別は解消するべきだ、というのが世界の流れで、主に雇用に関する差別をなくすよう、各国で立法化がなされている。「集団自決」発言はそれに逆行するだけでなく、特定の年齢層への憎悪表現ということもできるだろう。

少子高齢化などを要因とする日本社会の衰退化傾向が顕著になる中で、足手まとい・お荷物となりうる存在を切り捨てたいという欲求を持つ人が増えつつある。そうした状況下でこのような憎悪表現をメディアで行うことは、それを口に出して良いのだという免罪符を人々に与えることになってしまうのだ。

このように考えたとき、成田氏の発言も問題なのだが、より深刻なのは、その発言がその場にいる番組の他の出演者に受け入れられてしまっていることだといえる。主に拡散されている『ABEMA Prime』の動画では、成田氏が高齢者の「集団自決」論を唱えたのち、スタジオは(リモートで参加していたひろゆき氏も含めて)爆笑の渦につつまれている。この発言自体が面白いというよりは、出演者はこれが成田氏の持論であることを知っていて、「いつもの発言」が出たことに起因する笑いだったようにも思えるが、冷静に考えて、これはジョークとして捉えられるだろうか?ブラックユーモアが強いバラエティであれば文脈によってはありうるかもしれない。だが、『ABEMA Prime』は仮にも報道番組をうたっているのだ。そのような番組が、果たして風刺や皮肉ですらない高齢者の「集団自決」論を冗談にしてよいのだろうか。

2016年、元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏が遺伝由来ではない人工透析患者は全額自己負担として払えないものは「そのまま殺せ!」とブログに書いて炎上したとき、長谷川氏はある番組に出演して、「人工透析患者を殺せと書いたら炎上したんですよ」と発言した。やはりスタジオは爆笑の渦に包まれていた。

今回、そのときと同じような薄ら寒さを覚えた。日本のメディアは、憎悪扇動の効果について、過小評価しているのではないか?もっとも、長谷川氏はその後全番組を降板することになったが、成田氏についてはその兆候はみられない。

「世代間格差」論の問題
年金保険料の負担や福祉の手厚さの充実度、金融資産の有無に関して、現役世代に比べて高齢者が優遇されているとする世代間格差の議論は、若者向け政策を取り扱う論者によってよく主張され、ネットメディアでは既成事実となりつつある。

・・・

芸人で実業家のたかまつなな氏は、成田悠輔氏の「集団自決」発言を批判している。しかしたかまつなな氏自身も、高齢者の発言力が強すぎる「シルバー民主主義」が問題だという持論を持っており、昨年6月、年齢が上がれば上がるほど選挙での一票の価値が下がる「余命投票制度」の仕組みを導入すべきだと提言し、参政権の平等を無視しているとして批判を受けている。「世代間格差」の議論とは、結局のところこうした人権を無視するような極端な帰結にしか至りようがないということではないのか。

社会に余裕がなくなっていく状況下で、エスニシティにせよ、セクシュアリティにせよ、年齢にせよ、特定の属性をスケープゴートにするような言説は、すぐに憎悪表現に至るようなエスカレートをたどる。最悪の場合、表現に留まらず、実際の排斥へと至るかもしれない。

厄介なのは、そうした排斥が、恵まれない者たちの救済という顔で登場してくることだ。ナチスは苦しい生活を強いられているドイツ人の味方を標榜し、ユダヤ人を排斥した。世代間格差論者も、若者の味方を標榜しており、ネットテレビやYouTube などの新興メディアに頻繁に登場している。

・・・

藤崎剛人( 埼玉工業大学非常勤講師、批評家)

感想
成田氏がご自分が高齢者になれば、自決されるのでしょうか?

竹中平蔵氏が年金不要論を提唱されていました。
“月7万円支給で年金も生活保護も不要” 竹中平蔵氏のベーシックインカム論は正しいか
https://mainichi.jp/articles/20201003/k00/00m/020/266000c

ところが、しっかり年金を受け取っておられました。
年金不要なら、ご自分は年金を辞退するか、年金額をどこかに寄付されるなら、言っていることが持論となるのです。
年金不要と言いながらしっかりもらっていると、「なんだかな」と思ってしまいます。

番組で、成田氏が発言されたとき、「成田さんは、ご自分が高齢者になったら自決されるのですか? 成田さんが言われる高齢者とは何歳ですか?」と参加者が尋ねていただきたかったです。

【速報】2022年の自殺者数2万1584人 男性では13年ぶりに増加 中高年男性や失業者などで増える ”中高年男性の刺殺者は失業者増加に比例”

2023-01-20 10:31:48 | 社会
https://news.yahoo.co.jp/articles/f05c05b320b2efbde7bcbafbfc99478fb6a5b8c1 1/20(金) 9:00 TBS NEWS DIG Powered by JNN

去年、1年間に自殺した人の数は全国であわせて2万1584人となり、男性では13年ぶりに増加したことが分かりました。

厚労省などによりますと、去年1年間に自殺した人の数は、速報値で2万1584人でした。前の年から577人増え、2年ぶりに増加しました。男女別でみると、男性は前の年からおよそ600人増えた1万4543人、女性は30人近く減った7041人でした。

特に男性は40代から60代で増えていて、13年ぶりの増加となりました。

また、失業者や年金で暮らしている人などの自殺も増えたということです。
・・・
<相談窓口>
日本いのちの電話
・フリーダイヤル0120-783-556
毎日:午後4時~午後9時 毎月10日:午前8時~翌日午前8時
・・・

感想
一昨年は女性の自殺者が増えました。
30人減ということは一昨年とほぼ同じ人数の方が自殺を選択されたようです。

中高年の自殺者は失業率や景気に比例します。
生活が苦しくなってきている現れなのだと思います。

ナビダイヤルは一般相談電話よりもお金がかかります。
もっとフリーダイヤル受信時間帯がふえることを願います。
国の支援もっとあると、きっとフリーダイヤルの時間帯も広がると思います。

給食費無償化「マイナカード取得者のみ」 岡山県備前市方針、保護者らに戸惑いも ”やりすぎ/国の指示に従わないと税金増やすみたいな政策”

2023-01-20 09:54:08 | 社会
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec0bfa88d4c2ed8dfd3fae07d405806877b4bbde 1/19(木) 22:46 山陽新聞デジタル

 岡山県備前市は2023年度から、市民のマイナンバーカード取得を加速させるため、学校園の給食費無償化の対象をカード取得者に限定する方針を固めたことが19日、分かった。子どもや親世代への交付率が比較的低いことから、学用品費やこども園・保育園の保育料にも同じ条件を設ける。任意とされているカード取得の強制につながりかねないとして、保護者らからは反発や戸惑いの声が聞かれる。

 市は22年度、子育て支援の一環として学校給食費と学用品費、保育料を一律免除。財源には国交付金などを充てている。4月からは子どもを含む世帯全員がマイナカードを取得しているケースに限り、給食費などの納付を免除することとし、昨年12月に文書で保護者に通知。市議会常任委員会でも報告した。

 担当する市教委は「国が普及を進めるカードを全市民に取得してもらうことを目指しており、納付免除は取得者の特典と位置づけている」と説明する。

 一方、条件を満たさなければ、これまで無償だった費用や料金の全額負担が必要となる。ある市議は「子育て支援としての無償化を、カード普及に結びつけるのは強引ではないか」と指摘。保護者らでつくる市民団体も発足し「教育の機会均等に反し、新たな差別を生む」として反対の署名活動を展開している。

 市によると、市のマイナカード交付率は昨年12月末現在、県内27市町村で最も高い67・62%。ただ、30代以下は6割前後にとどまっている。

感想
このような政策を実施する考えは恐ろしいです。
国の政策に従わない人は税金を増やす、従う人は税金を減らすようなものです。
そして無理やり国の政策に従わせているのと同じです。

きっと各市町村に厳しいノルマが課せられているかもしれません。
一定の比率に達しない市町村は国からの給付金を減らすみたいな。

日本は怖い国になりましたね。

備前市長選運動員に現金 市長後援会会計担当者に罰金50万円https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20221212/4020015044.html

備前市長選 市民が無効申し立て 無断で推薦者欄に知事名
https://www.sanyonews.jp/article/1125100


備前市HPhttps://bizen-life.com/
兵庫県との県境の岡山県にある市です。
HPの更新が必要になるようです。
マイナンバーカード登録者は無料ですが、登録していない方は無料でないサービスがありますと。


備前市の魅力
18歳まで医療費が無料!
市内に市立病院が3つ! (備前、日生、吉永)

0歳児〜保育料が無料!
給食費が全額無料!

子育て拠点施設が多い!
フルーツ、魚介類が美味しく ご当地グルメ「日生カキオコ」は大人気!
日本遺産が2つ!(旧閑谷学校、備前焼)

市出身のプロ野球選手が続々と輩出!
住宅リフォーム補助、家賃補助、空き家購入補助もあり!

新築住宅補助金100万円!
市内ほぼ全域に光回線が開通!
耐火煉瓦、ベアリング、活性炭などトップシェアの製造企業が立地!

【解説】「ワクチン4回目以降のメリットわからない」感染症学の専門家が新型コロナ《国内感染から3年》をふり返る「コロナは変わった、社会システムは変えられていない」 ”ワクチン接種死も考慮に入れて考える”

2023-01-18 07:53:18 | 新型コロナウイルス
https://news.yahoo.co.jp/articles/7b3c98e27f4909d6dcd5239e0b5060b086e4eb2d 1/18(水) 6:40 MBSニュース

日本で感染者が確認されて丸3年が経過した。ワクチン接種が進むいっぽう、一日の死者数は過去最多を記録した。今後のワクチン接種について大阪公立大学大学院・城戸康年教授は、「3回接種していれば十分で、4、5回目のあきらかなメリットは明確でない」と話した。また、率直な意見として「この3年間でコロナは大きく変わったのに、社会システムは大きく変えられてない」と話した。

―――新型コロナの新規感染者数、スタートは2020年1月15日から、第1波、第2波、第3波はグラフでもう見えないぐらい小さな波です。第4波前にワクチンの接種開始。「接種を受けましょう」という社会の流れが生まれます。夏に第5波があって、東京オリンピックも開催されました。2022年は第6~7波、現在は第8波と呼ばれています。感染症が専門の城戸康年教授は、この3年をどう振り返りますか。
・・・
日本社会に限れば、この3年間で大きく変わったのに、社会システムはあまり大きく変えられてないというのが率直な意見です。

少なくともワクチンが行き渡った時点では、もう封じ込めは不可能であると思うので、そのうち免疫が一定数行き届けば、「ウイルスは必ずそれから逃げる」。つまりオミクロン株のようなものが出てくるのは当時から想定されていました。方向性として「弱毒化」も想定されるので、こういう世界になるんではないかなと以前から思っていた。

―――ただ、全国で確認された死者数は、1月14日で過去最多の503人と発表されました。コロナの病床使用率も、34都道府県で5割を超えています。城戸教授は、「保険制度、医療体制がコロナを特別視せずに対応できるか」が、これからの鍵じゃないかと見ています。

大前提として、残念ながらこれからも感染の波はあり、それによって残念ながら亡くなってしまう人の波も続くと思います。日本は国民皆保険制度により、誰でも病院にアクセスできます。しかしそれは、「いつも同程度の人が病院に行く」ということで成り立っていた世界なんですが、急激に感染の波が増えたときに、みんなが病院に押し寄せると、それはもう受け入れられる体制ではなくなったんです。

コロナ感染を特別視せず許容できるか「我々市民の問題でもある」
その代わり、医療というのは病院で特別なものだったんですけれど、例えば検査が薬局で可能になったという時代に少々変わってきました。医療を解放してきたわけですが、次にインフルエンザなり、コロナの陽性になったときに、薬はどこからもらえるんだということが次の問題になってきますから、それが自己完結できるような仕組みにならないと、常に病院が足らないということに繋がると思います。そういう体制を作りましょうというのが一つです。

―――ポイントは「コロナに感染することを特別視せずに許容できるか」と。

はい。一つ目は、日本の医療のシステムをどうするかという問題。二つ目は我々市民の問題です。過去はみんなが怖がって、自分が感染するのが嫌、近くの人が感染するのも嫌、知らない人から感染を受けるのも嫌という世界だったわけです。
・・・
それが「社会で受け入れられるかどうか」というのが鍵です。

―――どうやって社会で受け止めていくか、豊田真由子さんのお考えは。
・・・
基本的な考え方は、「この感染症はどういう感染症かっていう事実」と、それに対して「国民がどこまで犠牲も含めて受け入れて共存することを覚悟するか」っていう、まさに心構えと体制の両アプローチかと思います。

―――城戸教授は。

コロナ前は誰でもクリニックで受診できたのに、「発熱外来」になって受診できなくなりました。身近な感染症なら、感染の診断と治療を自分ができる範囲内でやろうというのが私はできる最大限の今の体制かなと考えます。

4回目、5回目のワクチン「メリットは明確ではない」
―――「2類相当を5類に」という春に向けた議論の方向性はいかがでしょう。

それはもう最低限度の条件で、それを変えたからといって変わるわけではないですが、変えなければ、危ない感染症という扱いは変わらなく、制限をしましょうという方向がベースなので、変えるのは大前提かなと思います。

―――いっぽう、ワクチン接種について城戸教授は「3回接種していれば今のところ十分」というお考えですか。

これまで得られている医学のデータから見れば、2回までは大きなメリットがあった。3回は場合によって、例えば高齢者の方などにメリットがあった。しかし4回目以降は、明らかなメリットというのはわからない。というのが今の状態だと思います。
・・・

―――高齢者の方は、打っておいた方がいいのでしょうか。

高齢者も様々な方がいますから、全員が4回5回頻回に接種したところで、本当に亡くなる方が激減するかというと、そういう証拠は得られてないと思う。
・・・

―――もう一つ、「濃厚接触者の待機期間に実効性あるのか」という点は。

これまでは、とにかく封じ込めるべき感染症だったので、濃厚接触者という単なる危険性がある人でさえ私権制限を行っていたんです。それを許容しなければならないというのが最初だったんですけど、今ありふれた時代になって、果たして、感染者でもない人たちの私権制限をするのはいかがなものか、というか、そこに値するような病気なのかというのは考えなければいけないし、既に変わっていると考えます。

―――現在の濃厚接触者の待機期間は、基本は5日間で、検査陰性であれば3日間で解除ということですが、今後どうしていくのかも、考えるときが来ているのかもしれません。
(2023年1月16日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)

感想
ワクチン接種すれば大丈夫というものでも内容です。

特に4回、5回と接種を続ける意味について疑問を呈されています。
5回打った人も亡くなっています。
またワクチン接種で亡くなっている人もいます。

周りにも感染者増えてきました。
どこで感染したか分からない状況です。

自分の免疫力を維持することが一番良いようです。
そのためには疲れないこと。
疲れたら早めに栄養と休息を取ること。
そして無理をしないこと。