幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「彼は早稲田で死んだ(大学構内リンチ殺人事件の永遠)」樋田毅著  "過去から学び、今に生かす”

2023-01-25 14:42:42 | 本の紹介
不条理な暴力に私たちはどう抗えるのか――内ゲバが激化した一九七二年、革マル派による虐殺事件を機に蜂起した一般学生の自由獲得への闘い。いま明かされる衝撃の事実。1972年11月8日、早稲田大学構内で一人の学生が虐殺された。その事件をきっかけに蜂起した一般の大学生たちの「自由」獲得への戦い。不条理な暴力に徒手空拳で立ち向かい、怯え慄き、傷つけられ……。だが、最後まで非暴力による闘いを貫いた。今も、暴力は様々な形で社会に蔓延し、ある日突然巻き込まれる人は増え続けている。不穏な時代に翻弄され、立ち竦むすべての人に捧げる渾身のルポ。

組織人間の悪魔性問いかけ [評]江上剛(作家)
 一九七二年四月、評者は早稲田大学政経学部に入学した。キャンパスには暴力が満ちていた。奇声を発しながら鉄パイプを振るう集団が走り抜けた後には血痕が落ちていた。革マル派が敵対するセクトの学生を襲撃していたのだ。
 著者も同じ年に文学部に入学した。文学部は、政経学部以上に革マル派の暴力支配下にあり、学生たちは怯(おび)えながら過ごしていた。しかし十一月八日、文学部生川口大三郎君が革マル派のリンチによって殺害される事件が起きた。これを契機に一般学生が革マル派排除に立ち上がった。大学当局は革マル派の暴力支配を許容し見て見ぬ振り。一般学生が勇気を奮わざるを得なかったのだ。運動は拡大し、やがて著者はリーダーとなるが、革マル派の襲撃で命の危機に陥ることになる。
 本書は、革マル派の幹部だった人物のインタビューも含め、記録に基づき運動の発端から挫折に至るまでを詳細に再現している。しかし所詮(しょせん)、早大という閉鎖空間の問題であり、反革マル運動を「痛み」として心の底に沈め、今や老境に達した人間のノスタルジーを刺激するだけではないか等の意見もあるだろう。
 著者は私たちに「寛容と不寛容」の問題を問いかける。「不寛容の行き着く先は『テロリズム=暴力』である」と。これは新左翼だけの問題ではない。私たちは誰もが何らかの組織に属している。その組織が不寛容になった時、暴力が発生するのだ。トランプ支持者が合衆国議事堂を襲撃した。我が国にも韓国人へのヘイトスピーチを声高に叫んでデモをする人たちがいる。企業内ではパワハラが横行する。著者のインタビューに当時の革マル派幹部は「暴力的な現場でこそ組織に貢献できると思っていた」と答えている。組織に属する人間は誰でも組織内での評価を高めたいと願う。その結果、他者に対し不寛容になり、これこそが自分の地位向上に資するという悪魔に魅入られてしまう。
 本書は、私たちの心に潜むこの悪魔性の問題を突き付ける。川口君事件を知らない読者も「寛容と不寛容」の問題を考えてもらいたい。 
(文芸春秋・1980円)

感想
大学に入学した時は、学生運動が下火になっていたときでした。
しかし、その影響で、授業は5月からで、4月からは1科目だけの受講でした。
大学の正面出口のすぐそばに、警察の特型警備車が待機していました。
受験を控えた時に、浅間山荘事件があり、受験勉強を放り出してTVを見ていました。

各大学で内ゲバがあったようです。
巻き込まれた学生も多かったでしょう。

読み終えて思ったことは、明らかな犯罪行為が行われているのに、大学が警察を呼ばないことでした。
学校という前置きがあると、虐めや暴力があっても、警察を呼ばずに対応しているのです。

川口さんが連れ去られても、警察への連絡をせず、殺害されてから警察に連絡するという当時の大学のマネジメントのお粗末さでした。

そしてどんな理由があっても、暴力に訴えることは決してしてはいけないし、どんな言い訳も成り立たないことです。

今、それがロシアによって行われています。
これを認めると、「いうことを聞かない相手には暴力で以って従わせる」ことが是となってしまいます。
そして、ロシアが次に新たな国を攻撃することを認めてしまうことになります。

鈴木宗男氏はロシアとの関係改善に尽力されて来られましたが、今の発言見ているの、単なるロシア信奉者で事の善悪も分からない人だということを自らPRされているように思えてなりません。
「虐めがあると、虐めらた方にも責任がある」との考えと同じです。
相手がどうであろうと、暴力で虐めることはあってはならないのです。

昔の学生はエネルギーがあったようです。
今はエネルギーがなく、理不尽なことがあっても我慢するだけの学生が増えているようです。
日本の未来を背負う若者対策が不十分です。
奨学金制度と看板の実は低金利ローンです。
現場に派遣が認められ、正規労働の口が減っています。
正規労働に就くだけでも大変です。
共稼ぎでないと子ども持てない状況です。
国を守るための防衛費2倍するより、守る国が崩壊して言っています。
守るに値する国づくりに、それは若者支援、貧困者支援にもっとお金を使って欲しいです。
働いたお金の多くが防衛費に、米国の古い装備購入に回っているかと思うと、税金を納めたいという気持ちが失せてきます。

追記;市販の子供用せき止めシロップで300人以上死亡…インドネシアなど3か国、有毒物質混入で ”グリセリンがエチレングリコールに”

2023-01-24 17:14:17 | 社会
https://news.yahoo.co.jp/articles/f3e655937b3d1d62e56e3ff94f0d39984db6426b 1/24(火) 10:05 読売新聞オンライン

 【ジュネーブ=森井雄一】世界保健機関(WHO)は23日、市販の子供用せき止めシロップに混入した有毒物質により、インドネシアなど3か国でこれまでに300人以上が死亡したと発表した。インドとインドネシアの製薬会社計6社が製造したシロップから有害物質が見つかっており、WHOは昨年10月以降、当該の製品を速やかに除去するよう警告していた。

 WHOによると、シロップから工業用の溶剤や不凍液として使われる「ジエチレングリコール」などが高濃度で見つかった。少なくとも東南・中央アジアやアフリカの7か国で混入が判明し、このうちインドネシアやガンビア、ウズベキスタンの3か国でシロップを摂取した300人以上の死亡が確認された。

 品質基準などを満たしていない規格外製品が原因とみられる。WHOは各国当局に対し、市場や供給網の監視強化を求めている。

感想
本来はグリセリンだったのでしょう。
原料でエチレングリコールにグリセリンと表記し、それに気づかず使ったものと思われません。

パナマにおける謎の疾病 原因はジエチレングリコール 2006年11月28日
https://www.pref.aichi.jp/eiseiken/3f/deglc.html


この問題は中南米でもあり、多くの子どもが過去に亡くなりました。
下記にJP(日本薬局方)のグリセリンの項目をあげています。
グリセリン中のエチレングリコール量の確認が入っています。
JPできちんと受入れ試験をしていれば、全梱包の確認をしてれば日本では発見されます。

1)インドネシアなど3か国の局方試験がエチレングリコール量測定を行っているか。
2)受入れ試験を省略したか
3)前回は原薬メーカーは中国で、意図的に行っていました。
  今回はどこだったのでしょう。

過去に問題があり、その対応をしていれば発見でき防ぐことができました。

同じ問題を防げなかったのは、WHOの怠慢と言えるかもしれません。
何度も繰り返しているのですから。

グリセリンのJP試験法;
グリセリン Glycerin  C3H8O3:92.09
本品は定量するとき,グリセリン(C3H8O3) 84.0 ~ 87.0%を含む.
性状 本品は無色澄明の粘性の液である.
本品は水又はエタノール(99.5)と混和する.
本品は吸湿性である.
確認試験 本品につき,赤外吸収スペクトル測定法〈2.25〉の液膜法により試験を行い,本品のスペクトルと本品の参照スペクトルを比較するとき,両者のスペクトルは同一波数のところに同様の強度の吸収を認める.
屈折率〈2.45〉 n20
D :1.449 ~ 1.454
比重〈2.56〉 d20
20:1.221 ~ 1.230
純度試験
(1) 色 本品50 mLをネスラー管にとり,上方から観察するとき,液の色は次の比較液より濃くない.
比較液:塩化鉄(Ⅲ)の色の比較原液0.40 mLをネスラー管にとり,水を加えて50 mLとする.
(2) 液性 本品2 mLに水8 mLを混和するとき,液は中性である.
(3) 塩化物〈1.03〉 本品10.0 gをとり,試験を行う.比較液には0.01 mol/L塩酸0.30 mLを加える(0.001%以下).
(4) 硫酸塩〈1.14〉 本品10.0 gをとり,試験を行う.比較液には0.005 mol/L硫酸0.40 mLを加える(0.002%以下).
(5) アンモニウム 本品5 mLに水酸化ナトリウム溶液(1
→10) 5 mLを加えて煮沸するとき,発生するガスは潤した赤色リトマス紙を青変しない.
(6) 重金属〈1.07〉 本品5.0 gをとり,第1法により操作し,試験を行う.比較液には鉛標準液2.5 mLを加える(5 ppm以下).
(7) カルシウム (2)の液5 mLにシュウ酸アンモニウム試液3滴を加えるとき,液は変化しない.
(8) ヒ素〈1.11〉 本品1.0 gをとり,第1法により検液を調製し,試験を行う(2 ppm以下).
(9) アクロレイン,ブドウ糖又はその他の還元性物質 本品1.0 gにアンモニア試液1 mLを混和し,60℃の水浴中で5分間加温するとき,液は黄色を呈しない.また,水浴中から
取り出し,直ちに硝酸銀試液3滴を加えて5分間暗所に放置するとき,液は変色又は混濁しない.
(10) 脂肪酸又は脂肪酸エステル 本品50 gに新たに煮沸して冷却した水50 mL及び正確に0.1 mol/L水酸化ナトリウム液10 mLを加えて15分間煮沸し,冷後,過量の水酸化ナトリウムを0.1 mol/L塩酸で滴定〈2.50〉するとき,0.1 mol/L水酸化ナトリウム液の消費量は3.0 mL以下である(指示薬:フェノールフタレイン試液3滴).同様の方法で空試験を行う.
(11) エチレングリコール,ジエチレングリコール及び類縁物質 本品約5.88 gを精密に量り,メタノールに混和し,正確に100 mLとし,試料溶液とする.別にエチレングリコール及びジエチレングリコール約0.1 gずつを精密に量り,メタノールに混和し,正確に100 mLとする.この液5 mLを正確に量り,100 mLのメスフラスコに入れる.別にガスクロマトグラフィー用グリセリン5.0 gを量り,メタノールに混和し,100 mLのメスフラスコに合わせる.メタノールを加えて正確に100 mLとし,標準溶液とする.試料溶液及び標準溶液1 μLずつを正確にとり,次の条件でガスクロマトグラフィー〈2.02〉により試験を行う.それぞれの液の各々のピーク面積を自動積分法により測定し,それぞれの液のエチレングリコールのピーク面積AT1及びAS1及びジエチレングリコールのピーク面積AT2及びAS2を測定する.次式によりエチレングリコール及びジエチレングリコールの量を求めるとき,0.1%以下である.また,試料溶液の各々のピーク面積を面積百分率法により求めるとき,グリセリン,エチレングリコール及びジエチレングリコール以外のピークの量は0.1%以下であり,グリセリン以外のピークの合計量は1.0%以下で
ある.

エチレングリコールの量(%)
=MS1/MT × AT1/AS1 × 5
ジエチレングリコールの量(%)
=MS2/MT × AT2/AS2 × 5
MS1:エチレングリコールの秤取量(g)
MS2:ジエチレングリコールの秤取量(g)
MT:本品の秤取量(g)
試験条件
検出器:水素炎イオン化検出器
カラム:内径0.32 mm,長さ30 mのフューズドシリカ管の内面にガスクロマトグラフィー用14%シアノプロピルフェニル-86%ジメチルシリコーンポリマーを厚さ1 μmで被覆する.
カラム温度:100℃付近の一定温度で注入し,毎分7.5℃で220℃まで昇温し,220℃付近の一定温度で保持する.
注入口温度:220℃付近の一定温度
検出器温度:250℃付近の一定温度
キャリヤーガス:ヘリウム
流量:約38 cm/秒
スプリット比:1:20
面積測定範囲:溶媒のピークの後からグリセリンの保持時間の約3倍の範囲
システムの適合性
システムの性能:エチレングリコール,ジエチレングリコール及びガスクロマトグラフィー用グリセリン50 mgずつをメタノール100 mLに混和する.この液1μLにつき,上記の条件で操作するとき,エチレングリコール,ジエチレングリコール,グリセリンの順に
溶出し,エチレングリコールとジエチレングリコールの分離度は40以上であり,ジエチレングリコールとグリセリンの分離度は10以上である.
システムの再現性:標準溶液1 μLにつき,上記の条件で試験を6回繰り返すとき,エチレングリコール及びジエチレングリコールのピーク面積の相対標準偏差はそれぞれ10%以下である

追記;デヴィ夫人に退避呼び掛け ウクライナ訪問報道で松野官房長官 ”岸田首相にも同じことを言われるのでしょうか?/アンパンマンの精神を今一度考えていただきたい/デヴィ夫人はインドネシア国籍”

2023-01-24 14:36:55 | 社会
https://news.yahoo.co.jp/articles/f6191b52263cc080e778bcf1109c0a1d78b41295 1/24(火) 12:08 時事通信

 松野博一官房長官は24日の記者会見で、タレントのデヴィ夫人がウクライナの首都キーウ(キエフ)などを訪れ、支援物資を届けたとの一部報道に関し、「日本政府は、どのような目的であれ渡航はやめていただき、既に滞在している方は安全を確保した上で直ちに退避していただくよう勧告している」と述べた。

 同国への人道支援については、政府として「適切にニーズを把握しつつ、寄り添った支援を実施していく」と強調した。 

感想
デヴィ夫人はインドネシア国籍です。
インドネシアの方に日本人と同じことを適応されるのでしょうか?

また岸田首相のウクライナ訪問検討、
岸田首相、ウクライナ訪問検討 戦況見極め判断
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA222MF0S3A120C2000000/

「日本政府は、どのような目的であれ渡航はやめていただき、既に滞在している方は安全を確保した上で直ちに退避していただくよう勧告している」

「とのような目的であれ・・・」、そうすると岸田首相にウクライナ渡航は「止めて下さい」と諫言しないといけないですね。
またそのような記事が出たら否定しないといけないはずですが。
高級国民は別なのでしょうか?

ウクライナ訪問のデヴィ夫人が”万全警護”主張「私は戦争もクーデターも経験。大丈夫です」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e72edc4cf4aefb9562df8858f06c3699c0e72e37

ウクライナの支援のために、行動されている方が素晴らしいです。
アンパンマンは、自分のほっぺたのあんパンを与えます。
それは、やなせたかしさんの考えがあったのです。
人に親切にするには、多少自分も犠牲を強いることがあっても行うという意味を込めていたのです。
自分だけ安全な場所にいて、人の行動にあれこれいう時間があれば、それもインドネシア国籍の人に、自分たちが出来ることをもっと考えて欲しいです。

日本の元A首相が中東訪問中に、イスラム国に脅されて、身の危険を幹事訪問を中断して帰国したのとは雲泥の差です。

デヴィ夫人「キーウ電撃訪問」の衝撃 在日ウクライナ大使館が明かした〝渡航の経緯〟とは
https://news.yahoo.co.jp/articles/f93928f1b1d388d7238eb137478891de9221491d

別れを告げられても「好きすぎて離れたくない」、事件前に男が友人に話す…博多刺殺 ”こういう男性とは付き合わないことしか選択肢ないような、警察も頼りにならないし”

2023-01-24 12:44:55 | 社会
https://news.line.me/detail/oa-yomiurishimbun/bkln2j5hbqly?mediadetail=1&utm_source=line&utm_medium=share&utm_campaign=none 配信 2023年1月24日 05:01更新 2023年1月24日 09:49 読売新聞オンライン
 福岡市博多区のJR博多駅近くの路上で16日、女性が刺殺された事件で、殺人容疑で逮捕された元交際相手の飲食店従業員、寺内進容疑者(31)(福岡市博多区)の友人の男性(31)が、取材に応じた。別れを告げられた後も「離れたくない」などと女性に執着する寺内容疑者に、友人はあきらめるよう助言していたという。事件は23日で、発生から1週間となった。

 寺内容疑者は昨年11月、ストーカー規制法に基づき、殺害された福岡県那珂川市の会社員、川野美樹さん(当時38歳)に対するつきまといなどの禁止命令を受けていた。

 友人によると、この頃、寺内容疑者から電話があった。川野さんに電話で別れを切り出されたことや、警察に相談されたことに納得できない様子だったが、「好きすぎて離れたくない」と打ち明けたという。

 県外で暮らす友人は「九州を離れて、一緒の会社で働こう」と誘った。寺内容疑者も「わかった。そっちに行くわ」と返していたというが、その後、連絡はなく、事件は起きた。友人は「残念というより悔しい」と沈んだ様子で話した。

 複数の同級生の話では、寺内容疑者は一人っ子で、大阪市で育った。けんかっ早く、中学時代は学校の非行グループと行動をともにしたが、万引きや恐喝などをしようとする仲間を「やめとけ」と止めるようなこともあったという。高校は1年の時に中退した。

 高校中退後は、大阪の繁華街にある飲食店などで働いた。明るく、場を盛り上げることが得意だったため周囲とすぐに打ち解けた一方、他人の意見が聞き入れられずに折り合いが悪くなることが多く、1年もたたずに職を転々としたという。
・・・
 20歳前後の時に父親が病死。母親とはその後、絶縁状態になり、20歳代半ばで九州に移り住んだ。福岡で暮らすようになったのは1年ほど前から。九州最大の歓楽街・中洲の飲食店で働き、昨春頃から同じグループの系列店で働いていた川野さんと交際していた。

 捜査関係者によると、寺内容疑者は容疑を認める一方で、自身を正当化するようなことも言っているという。男性は「どんな理由があったにしても、人を殺したのであれば、絶対に許されない」と話した。

感想
”好き”は、自己中心の”好き”で、相手の幸せを願う”好き”ではないようです。
時々、他の男性に取られるくらいなら、相手を殺して自分が死のうとする男性がいます。
この男性は、自分が死ぬまではしなかったようです。

もし芸能人を好きになったら、殺すのでしょうか?
付き合ったことで、自分の可能性があるとおもったのでしょう。

こういう男性に、「どんな理由があったにしても、人を殺したのであれば、絶対に許されない」と言っても伝わりません。
できることは、こういう男性と付き合わないことでしょう。
なかなか人はわかりませんが、周りの評価も参考にして、特に、男性からのその男性に対する評価を参考にすることでしょう。
ケンカ早いや暴力振るう、直ぐ怒る人は避けた方が良いかもしれません。

「君子、危うきに近寄らず」の諺もあるくらいです。
これは宗教にも言えることかもしれません。
よく、その宗教の社会的評価を知ってから、近づきたいです。

小さい時に、十分な愛情を受けずに育ったからも影響しているのでしょう。
この男性も犠牲者だと言えば犠牲者ですが、そんな環境でも全うに生きている人はたくさんおられます。
大変な努力があったと思います。

この男性を採用している店も問題ですね。

稲盛和夫氏が、ほぼ全国民がムダだと思っている「朝礼」を毎朝1時間させた理由 ”毎日徹底することの大切さ”

2023-01-22 20:22:20 | 社会
https://news.yahoo.co.jp/articles/de09bad3a21ed3ae723ac087a6cda95c892cb3b3 1/22(日) 6:01ダイヤモンド・オンライン

 「朝礼」という言葉を聞くと、ムダで非効率な日本企業の悪習という印象を持っている人が大半ではないだろうか。しかし、「経営の神様」と称された稲盛和夫氏は毎日の朝礼を重視していた。他の経営者からも、「バカバカしい風習だ」と思っていた朝礼の効果的な側面に気付いて導入した、という言葉が聞かれる。それらの真意とは何か。(イトモス研究所所長 小倉健一)

● 誰もがムダだと思っている「朝礼」も 経営に役立つ一面がある

 朝礼。小学校を卒業して約30年、社会に出て20年ほどたったが、私は中学校に入学して以来、「朝礼」の経験がない。日本国民のほとんどは朝礼などムダだと思っているのではないだろうか。もっと言えば、反論の余地もなく上司のメッセージを一方的に聞くだけの朝礼など、苦痛ではないだろうか。

 こんな時代に朝礼が好きな会社の特徴について、ファミリーマート元社長の上田準二氏は、こんな指摘をしている。

 「自分がオーナーなのだから、社員はもちろん、『竈(かまど)の下の灰まで』会社は全て俺のモノ。業績が向上したら自分の手柄で、悪化したら社員が悪い。相談者さんの会社の社長も、そういう考えを持っているんだろうね」

 「こういうタイプの社長は、なぜかそろって朝礼が好きなんだよね。早朝に取引先を訪ねてみたら、整列した社員たちが訓示に耳を傾けていることがよくあった」(「日経ビジネス」電子版、2022年4月5日)
・・・
 ちょっと野球の話に脱線するが、野村克也監督時代にヤクルトスワローズの黄金期をつくった古田敦也氏のエピソードをご紹介したい。古田氏はピンチになるとピッチャーの周りに野手を集めたが、その際に話すのは「気合入れてくぞ」という観念的なものではなく、基本動作の確認の徹底だったという。

 つまり、「こういうシチュエーションになったら、こういう風に動く」という当たり前のことを、もう一回確認していたというのだ。プロ野球選手であれば、言われなくても分かりそうなものをとにかくおさらいしていく。これは、会社組織であっても同じように大事なことだろう。

・・・
 そこで今回は、朝礼の実践例について述べたい。実は、「経営の神様」と称された稲盛和夫氏は毎朝1時間の朝礼を実践していたという。他社の事例と併せて、その内容がどんなものだったのかをご紹介しよう。

● 一見バカバカしい朝礼を 経営者が実施しようと思う真意とは

 年商10億円の企業を経営する事業家bot氏は、朝礼の意義についてこう語っている。

 「会社員のほとんどは凡人であり、実際の会社経営では理想的な組織論は通用しない。毎日同じ時間に出社するなど、あたりまえのことを社員に浸透させるためには、一見バカバカしい朝礼を実施することが効果的だ」

 「かつて『バカバカしい風習だな』と思っていたことを、逆に導入する側に回ることが何度もあった。その中で代表的なものが『朝礼』だ」

 「会社が小さいときは、そもそも黙っていてもやる気があるから創業期に参画したわけで、働くことが好きなメンバーが集っている。また、残業したくないとか、朝早く来るのは嫌だとか、そういう細かい話をするメンバーはいないし、そうじゃないと会社は大きくならない」

 「しかし、事業を拡大するにあたり、どうしても『松竹梅』の『梅』の層を活用しないと、手が回らなくなってくる。そのとき、『梅』のメンバーをマネジメントする方法として、『朝礼』『日報』のような一見バカバカしい手段に着地するのである」(「プレジデントオンライン」21年2月26日)

 つまり、組織は優秀でやる気がある人ばかりではないという現実を考えたときに、朝礼の持っている「当然」を再確認させる場が必要だというのである。このあたり、前述の黄金期のヤクルトにも似た考えであろう。

● 全国ホテルチェーンは朝礼で 「自律型社員」を育成

 次に、国内有数の全国ホテルチェーンであるスーパーホテルの事例を取り上げたい。同社は、マニュアルに頼らない「自律型人間」の育成の成功例として、「一橋ビジネスレビュー」(21年12月17日)に、取り上げられている。そして、朝礼を効果的に実践しているのだ。

 「平日の朝10時。スーパーホテル東京・赤羽駅南口のフロント横の朝食ラウンジには、支配人、副支配人とともに日勤で業務開始する清掃スタッフ11人が集まっていた。スーパーホテルの全店舗で毎朝欠かさずに行われている『フェイスアップ』の時間である」

 「フェイスアップとは、端的にいえば朝礼であるが、全店舗共通の決まったルールがある。それは、スーパーホテルの経営理念や行動指針を各自が念頭に置き、最近あった自分の体験やその日の行動目標など、各スタッフが自由に話すことである」

 「スタッフが話したことに対しては、支配人や他のスタッフが感想や内容に関する自分の考えを丁寧に伝える。その場の全員の手には、『Faith(フェイス)』という、スーパーホテルの理念や行動指針などがコンパクトにまとまった手のひらサイズの冊子が収まっている」

 「スーパーホテルでは、全員がFaithを常に携帯し、書かれていることを解釈・意識しながら行動し、さらに言葉にする習慣が根づいている。それによって、1人1人が自ら考えてお客様を感動させるサービスを提供できる仕組みを整えているのである」

 細かいマニュアルを作らずに、顧客への臨機応変な対応を必要とする場合では、基本的な行動指針を共有しなくてはならないことになる。体験を共有し、こういうときにはこう対処しようというイメージを持っておかなければ、顧客サービスはバラバラになる。体験を語るということは、業務に対して積極性を増す効果もあるのだろう。

● 「経営の神様」稲盛式の朝礼は 毎日こうやっていた

 では、「経営の神様」といわれた稲盛氏は、朝礼をどう実践していたのだろう。「日本経済新聞」電子版ニュース(16年12月20日)、「週刊ダイヤモンド」(13年6月22日)を参考にすると、稲盛氏が創業した京セラの朝礼は、以下のように行われている。

 まず、管理職や幹部の朝礼は午前7時30分に始まる。ここで、全社員を対象とした午前8時からの朝礼に向けた情報共有が行われる。

 「前日付の累計を発表します。A班、○○円の目標に対して××円! (目標の)△%!」というように、京セラでは、会社の経営状況が全従業員に向けて、1日ごとに毎朝開示されるのだ。

午前7時50分には、全従業員に向けて「社歌」が流れる。

 午前8時にチャイムが鳴り、10分ほどの間に、安全確認や連絡事項の伝達、体操が行われる。

 体操が終わると、課ごとに分かれて朝礼。課の朝礼が終わると係(3~6人の班。稲盛氏が考案した「アメーバ経営」の最小単位である「アメーバ」と呼称することもある)ごとに朝礼が始まる。

 最後に京セラの経営理念を唱和して、朝礼は終了する。毎日30分以上かけて、こうした朝礼を行うのである。

 工場全体、課、アメーバの3段階に分け、毎日30分以上(幹部は1時間)かけて行う朝礼を通して、京セラでは日々の業績や経営理念を全社員に浸透させていく。毎日、前日の実績を1円単位で確認し、目標を下回ったらすぐに原因を突き止めて対策を講じ、遅れを取り戻すよう指示する。

 稲盛氏が指揮した会社では、こうした細やかさと素早さが収益を支えている。


● 朝礼嫌いの人に向けた ファミマ元社長の上田氏の助言

 それにしても前日の数字をすぐに確認し、また、1時間もかけて朝礼を行うというのは、業務に入る前の基本動作の確認がいかに経営にとって大事であると稲盛氏が考えていたかの表れだろう。

 朝礼すべてが悪いのではなく、朝礼を有効に使うすべはあったのだ、私の過去の判断が甘かった、と反省した次第だ。前出のファミリーマート元社長の上田氏は、朝礼嫌いの人のために、こんなアドバイスをしてくれている。

 「朝礼に参加するのは業務の一環。給料の中には社長の話を長々と聞くことが含まれていると考えれば、少しはましになるんじゃないか。僕は若い頃上司に怒鳴られまくっていたけれど、そういうマインドを持っていたから決して心が折れなかった」(「日経ビジネス」電子版、22年4月5日)

 リモートワークが進み、社員の意識がバラバラになってしまうことが懸念されるようになった。昭和の遺物とも思われている朝礼を再評価する時期に来ているのかもしれない。
小倉健一

感想
基本を着実に行うことの大切さ、そのために基本を自分の身体に沁み込ませることが必要なようです。

今日の仕事での注意事項を確認する。
そのときに3Hを確認することです。
初めて、変更、久しぶり。
今日初めての業務はあるか? 初めてやる人はいるか?
何か変更があるかどうか? その変更はどういうことで何に注意が必要か?
久しぶりだと、手順書をもう一度見るとか、前回行った人に尋ねるとか。

朝礼でそれを徹底します。
また皆から疑問があればそれを確認します。

わかっているはずは、わかっていません。
口に出して言って確認をとることです。