流浪の転勤族のあちこち訪問写真集
◆Rectangular Memories◆
勝手気ままな一人旅
本州の西端を巡る旅 最後は若干マニアックな内容で締めくくります
今回の旅は 当初バイクツーリングで回る予定にしていたところ
あまりの暑さに 急きょ 鉄道とレンタカーでの移動に変更しました
バイクは ほぼ毎回 単独ツーリングですので 今回の旅も一人旅です
一人旅の良さは 誰に気兼ねすることなく
行きたい所 観たい所に 勝手気ままに
自分のペースで行けることだと思います
今回の旅も本当にいろいろな所を回りました
旅の記録の最後は 普通の人は あまり行かないだろう
と思われる場所です
初日は 新幹線で徳山に向かい
徳山からJR西日本の在来線に乗り換えました
JR西日本には 昭和時代に活躍した車両が現役で残っています
塗色は少し変わりましたが 15年前に広島に住んでいた頃と同じ光景です
1 徳山駅の在来線風景
新幹線を降りて在来線のホームに向かうと
さっそく懐かしの車両が出迎えてくれました
手前の朱色の車両が岩徳線のキハ40
隣の黄色の車両が東日本ではほぼ絶滅した115系電車
2 大畠駅
徳山から大畠へと向かいましが
来る電車すべてが115系でした
乗っていても 見ていても 心が和みます
3 大畠駅
4 駅のホームからは 周防大島と島に渡る大島大橋が見えます
5 大島大橋
何年か前に 外国の貨物船が橋げたに衝突して
橋に設置されている送水管が破損し 大島の水道が1ヶ月以上断水する事故がありました
6 大畠駅から歩いて15分くらいで橋に到達します
橋には歩道が設置されていますが 猛暑の中 歩いている人は一人もいません
7 大島大橋に行ったのは この風景が撮りたかったから
広島在住の時にも ここから撮りました
電車は30分に1本位のペースで来ますが
猛暑のため1本撮ってギブアップです
8 そしてもう1ヶ所 こだわりの場所
宇部新川駅です
9 宇部新川駅
なんともレトロチックな駅です
10 宇部新川駅
11 この風景 エヴァンゲリオンファンなら見覚えがあるはず
12 宇部新川駅
この階段も
13 宇部新川駅はエヴァンゲリオンシリーズの完結編
シン・エヴァンゲリオンの最後のシーンに描かれている聖地なのです
14 構内の引き込み線には 123系と105系が待機していました
15 駅から線路沿いに少し歩いてみました
そしてこの風景は シン・エヴァンゲリオンのポスターを
イメージして撮ってみました
線路の先の方に鉄橋が見えます
16 線路の先に見えていた鉄橋はこれです
17 新川橋梁という大正12年製の小さな鉄橋です
18 エヴァンゲリオンつながりで
宇部市内のときわ公園にも立ち寄ってみました
こちらにはエヴァンゲリオンシリーズで登場するロンギヌスの槍があります
19 ロンギヌスの槍
長い記事になってしまいました
本州の西端を巡る旅の記録は これで終わりです
角島灯台は 冬のスイセンの時期も見ごたえがありますので
季節を変えて もう一度行ってみたいと思っています
冬は無理かもしれませんが いつかバイクツーリングでも
リベンジしたいと思っています
端っこ巡り いろいろ
再び本州の西端を巡る旅の記事に戻ります
今回の旅のメインは 柳井の金魚ちょうちんと角島灯台ですが
その他周辺もいろいろ巡りました
1 特牛灯台
「特牛」と書いて「こっとい」と読みます
角島に対面する本州側の岬にある小さな灯台です
小さな灯台ですが 明治期に造られた由緒ある歴史的灯台です
灯台へのアプローチは 特牛港から小高い岬の先端まで
少し山登りが必要で その登り口が分からず
うろうろしていたら ちょうどカブに乗ったお巡りさんが通りかかり
怪しい人物に見えたのか「どうかしましたか?」と聞かれてしまいました
「特牛灯台に行きたいんです」と返すと
「岬が違いますよ 灯台はあっちの岬の先端です」
と港の反対側を指さして教えてくれました
どおりで分からないはずです
という訳で 再度教えてもらった岬の先端を目指して歩き 無事たどりつきました
灯台から下りてきたところで また先ほどのお巡りさんに会いました
「分かりましたか?」と聞かれたので
「分かりました 今戻ってきたところです」と答えたところ
良かったというように笑顔を返してくれました
心配してくれたのでしょうか?
それともやっぱり怪しかったのでしょうか?
いずれにしても ありがとうございました
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3 灯台つながりで更に先に進み
関門海峡を渡り九州へ上陸しました
4 目指した先は 九州北端の部埼灯台です
「部埼」と書いて「へさき」と読みます
こちらの灯台は角島灯台よりさらに古く明治5年に建てられたもので
角島灯台と同様に重要文化財に指定されています
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6 部埼灯台を見た後 関門橋の直下に位置する和布刈神社にお参りに立ち寄りました
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9 神社の少し先に小さな灯台がありました
門司埼灯台です
10 端っこ巡りのついでに
最近話題の観光スポットに行ってみました
山口県長門市の元乃隅神社です
米国のCNNが日本の最も美しい場所31選として紹介したことで
人気が急上昇したとのことです
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本州の西端を巡る旅シリーズは あと1回続きます
座間市のヒマワリ畑 2024
本州の西端を巡る旅は まだ続きがあるのですが
いったんお休みして 賞味期限が切れそうな画像を先行してアップします
今年も座間市の「ひまわりまつり」が8月10日~13日に開催され
首都圏最大級と言われる55万本のヒマワリが見事に咲きそろいました
混雑と暑さが厳しい日中時間帯を避け
早朝 日の出とともにバイクで一回りしてきました
今年も楽しませていただきました
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宝物のある島 角島
本州の端っこを目指す旅
今回はバイクではありませんが
バイク族のあこがれの地 角島にやってきました
角島はその名の如く島ですので 正確には本州の端っこではありませんが
橋で繋がっているので 本州の端っこということにしておきます
角島には 広島在住中に2回訪問しています
今回が14年ぶり3回目の訪問となります
2回目に訪れた時に見た 海岸に咲くハマユウがとても印象的で
いつかハマユウの花が咲いている時期にもう一度行きたいと思っていました
ハマユウの見ごろは7月下旬のようですが
花期が比較的長いので8月でも間に合いました
そして何より ここには島の宝というより日本の宝である角島灯台があります
明治9年に建てられて以来 ほぼ当時のままの姿で現役として活躍しています
灯台の命であるレンズも当時のままのフランス製の第1等フレネルレンズが使用され
夜になって灯火が点くと宝石のように輝きます
多くの歴史的灯台が先の大戦で破壊されてしまった中で
奇跡的に残った歴史的灯台です
令和2年に国の重要文化財に指定されましたが
個人的には国宝級だと思っています
1 角島大橋
2 島の西端に立つ角島灯台
3 手前の建物(旧官舎)を含めて重要文化財
3 造形が美しい御影石の灯台
4 灯台の上からの絶景
5 海岸に広がるハマユウの自生地
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7 ずっと眺めていたい風景
8 日本海に日が沈む
9 夕日に染まる灯台
10 目覚めた灯台
11 ブルーアワーの空に溶け込んでいく灯台(右下は照射灯:沖の岩礁を照らすサーチライト)
12 灯台のレンズから放たれる光芒
13 明治9年から使われている8面体のレンズ
前回の記事で記したように
当初バイクで計画した角島への旅ですが
あまりの猛暑で断念しました
そんな若干の心残りもあり 以前(2010年)にバイクで来た時の写真を眺めていると
いつかもう一度バイクで行きたいと思う気持ちが強くなりました
白壁の町を泳ぐ金魚
毎年 暑い暑いと言っていますが
今年は一段と暑く感じます
気温35℃は あたりまえになってしまいました
例年お盆過ぎにお休みをもらって
夏季バイクツーリングに出かけているのですが
お天気に恵まれないことが多いので
今年はお盆前の8月の頭に夏休みを取って
本州最西端への夏季ツーリングを計画しました
ところが お天気は良さそうなのですが この猛暑です
最高気温37℃とか38℃の日が続く予報で
この気温の中で長時間バイクで走るのは危険と判断し
急きょバイクツーリングは中止し 新幹線で出かけることにしました
バイクで行けなかったことは 残念ですが
旅行中ずっと猛暑続きでしたので バイクじゃなくて正解だと思いました
で 向かった先ですが
最初の訪問地は 山口県柳井市です
柳井には「白壁の町並み」という伝統的建造物群保存地域があり
古い家の軒下に柳井の伝統民芸品の「金魚ちょうちん」が飾られています
かつて広島に住んでいた頃 バイクで行ったことがあり
とても風情がある町並み風景が印象に残っていて
いつかもう一度行ってみたいと思っていましたが
今回15年ぶりに再訪を実現することができました
8月13日に「金魚ちょうちん祭」が開催されるとのことで
街のいたるところに金魚ちょうちんが泳いでいました
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明見湖のハスとアジサイ
しばらくユリ科の花の記事が続きましたが
ふたたびハスの花の登場です
今回は 富士吉田市の明見湖です
「明見湖」と書いて「あすみこ」と読みます
湖といっても大きな池程度のマイナーなスポットですが
この時期 湖面を覆うハスが花を咲かせます
また湖畔の斜面には アジサイが植えられていて
ハスとアジサイの花が同じ時期に見ることができます
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ユリの女王 ヤマユリ
ユリ科の花が続きます
ユリの中でも 姿かたち 香りなど
ひときわ存在感があり 女王の風格を持つヤマユリです
多年生なので 毎年ほぼ同じ場所で花を咲かせてくれます
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6 こちらは ヤマユリと一緒に咲いていたヤブカンゾウ
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霧ヶ峰のニッコウキスゲ 2024
7月は
天神島のハマユウ、スカシユリ
薬師池公園の古代ハス
そして霧ヶ峰のニッコウキスゲ
と…ほぼほぼ毎年お決まりのルーティンがあり
それぞれお天気と開花時期を見定めて回るようにしています
自然相手なので タイミングが合わずに物足りない思いをすることもしばしばですが
前回の天神島のスカシユリの記事に書いたように
ことしはユリ科は大当たりで
今回の霧ヶ峰のニッコウキスゲも いままで見た中で 一番の咲きっぷりでした
お天気も良く 高原一面の風景に感動ものでしたが
花の数に比例して 人の数も多く これまで来た中で 最高の混雑でした
人の多さについては 数日早く訪問されたcondorさんもブログに書かれていますが
狭い遊歩道なので 進むも戻るも大変な状況でした
早朝にも関わらず 駐車場はほぼ満車状態
クルマで来られている方は 空き待ち状態でしたが
皆さん何時に来られているのでしょうか
1 自宅を朝5時前に出発し 7時前には霧ヶ峰に到着しました
昨年は文字通り霧の霧ヶ峰でしたが 今回はお天気に恵まれました
2 遠くに富士山の姿と南アルプスの稜線が見えます
3 少し北側には昨年苦労して登った蓼科山の姿
4 振り返ると北アルプスの稜線
5 感動的な高原風景が広がります
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8 早朝にもかかわらず多くの人が訪れていました
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帰り道 昨年は高速道路に乗る前に燃料補給しましたが
CL500に1年間乗って 燃費の特性が分かってきましたので
今回は燃料補給せずに帰れると判断し そのまま帰途につきました
結果として 走行距離が376㎞ 燃料が10.87リットルで 燃費は34.6km/Lでした
燃料タンクが12リットルなので 残り1リットル少々ということで
結構ギリギリでしたね
天神島のスカシユリ 2024
天神島のもうひとつの主役
前回のハマユウとほぼ同じ時期に咲くスカシユリです
毎年ハマユウとスカシユリのコンビが見られる時期を見定めて訪れています
今年は6月下旬と7月初旬に行ってみました
6月下旬は ハマユウはまだ蕾状態 スカシユリは咲き始めといった感じでした
7月初旬は 両雄並び立つ状況で 特にスカシユリの咲きっぷりは見事で
ここ数年では一番花数が多かったような気がします
余談ですが 先日霧ヶ峰にニッコウキスゲを見に行ってきましたが
ニッコウキスゲも見事な咲きっぷりでした
もしかしたら今年はユリ科の植物の当たり年なのかと思いました
たまたま訪れた日がジャストミートしただけなのかもしれませんが・・・
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6月下旬に訪れた時の様子です
この日はお天気に恵まれ 梅雨時期としては珍しく富士山の姿も見られました
スカシユリは咲き始めたところで まだ蕾が多くみられました
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天神島の浜木綿 2024
毎年楽しみにしている天神島のハマユウが咲き始めました
以前 横須賀に住んでいた時に初めて訪れて以来 毎年この時期におじゃましています
ハマユウは西日本ではよく見かけ 2010年7月に訪問した角島灯台の周りに咲いていた風景が
懐かしく思い出されますが 東日本ではあまり見かけることはなく
この天神島が自生の北限とされています
天神島の自生地は臨海自然教育園の中にあり しっかり保護されています
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