赤い電気機関車

全国でセノハチだけで見られる赤色の電気機関車 EF67です
赤色というより朱色に近いでしょうか モミジ色とも言われています
物流の大動脈である山陽本線には 長大な貨物列車が走っていますが
急勾配のセノハチは 力自慢の電気機関車でも重量のある貨物列車は引っ張りきれません
そこでこのEF67がサポート役として登場するわけです
具体的には 広島駅で貨物列車の最後尾に連結し セノハチ区間を後ろからエンヤコラ押します
したがってセノハチ区間は 貨物列車の前と後ろに電気機関車が付いてプッシュプルで走ることになります
そして坂の上の八本松駅を過ぎ 次の西条駅で貨物列車から切り離されます
役目を終えたEF67は 単独でまた広島駅へと戻ります
一日にセノハチを何度も行ったり来たりの働き者です
 


貨物列車を引っ張っているのではなく 押している電気機関車



役目を終えると単独で広島駅に戻ります


〔α700/Tamron AF 18-250mm F3.5-6.3〕
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