2013 夏季ツーリング 1

バイク乗りにとって 夏は特別な季節です (たぶん)
夏休みを利用して 泊りがけで 長距離ツーリングにでかけるライダーが 大勢います
自分自身も神戸在住の昨年と一昨年は 四国一周のツーリングにでかけました
そして今年は 8月初めに3日間ほど夏休みを取って 道東方面をツーリングしてきました

夏の北海道は  ライダーたちの聖地です
行く先々で 道外から来た多くのライダーたちと遭遇しました
大型高級外車に乗った人や原付に荷物を満載した人など ツーリングスタイルは さまざまです
そんなライダーたちが すれ違いざまに 手を挙げて挨拶をし合います
「こんにちは 気をつけてね~」 そんな感じでしょうか 北海道ならではのスタイルです
それでも 昭和50年代のブームの頃に比べたら バイクの数は 激減したとのことです
ブームの頃には 夏の北海道を走るバイクは ミツバチ族と呼ばれて 夏の風物詩となっていました
最近は ブームの頃に若かった人たちが 子育てを終えて またバイクに乗る
いわゆるリターンライダーが増えています
そういう意味では 日本のバイク乗りも 欧州のように成熟期にあるといえるかもしれません

一日目は 小樽から苫小牧に出て そこから延々と太平洋岸に沿って 釧路まで走りました
夏場の北海道太平洋側は 霧が発生することが多く お天気は あまり期待できません
この日も途中までは 霧雨状態で 先が思いやられましたが 途中から晴れ間がのぞき 
この日のメインスポット 襟裳岬では 北海道らしい爽快なお天気となりました



1 新冠町サラブレッド銀座
  苫小牧から ずっと太平洋岸に沿って走ると 広々とした牧場が見えてきます
  新冠町周辺は サラブレッドを飼育する牧場が多く サラブレッド銀座と呼ばれています


2 サラブレッド銀座駐車公園 
  牧場を見渡す高台に 駐車場があります
  公園のベンチも 蹄鉄形です


3 日高本線
  苫小牧と様似の間を太平洋に沿って走ります
  何とか海をバックに撮りたかったのですが お天気とロケーションは いまいちです


4 様似駅
  苫小牧からずっと並行して走ってきた日高本線は 様似駅が終着となり この先は途切れてしまいます
  かつて十勝側の広尾線と接続する計画もあったようですが 広尾線は 廃止されてしまいました


5 襟裳岬
  日高山脈が 太平洋に沈むように 岬のはるか先まで岩礁が延びています


6 岬の先端の展望台
  襟裳岬の岩礁は アザラシの生息地ですが 当日は 見つけることが できませんでした 


7 襟裳岬灯台 
  初代の灯台は 明治22年に設置されましたが 戦禍で破壊され 現在の灯台は 戦後に再建されたもの


8 風の館
  風の強い襟裳岬の象徴としてつくられた風の展示館
  灯台の光の妨げとならないよう 建物の高さが抑えられています


9 襟裳岬周辺の風景
  襟裳の春は 何もない春です と唄われていますが
  岬周辺には 数軒の民宿があります


10 襟裳岬周辺のバス停
  灯台を模したデザインの灯台口のバス停です


11 東へ
   襟裳岬を後にして東へ進みます
   風は強いですが 好天に恵まれて 雄大な風景を眺めながら 気持の良いツーリングが続きます


12 黄金道路
   襟裳岬から広尾方面に抜ける途中の断崖が海に迫る難所に造られた国道が 通称「黄金道路」と言われています
   難所を開通させるため莫大な建設費が投入されたため そのような名前が付けられたと言われています
   かなり以前ですが バスでここを通ったことがあり その時は 大雨が降っていたため 道路が川のようになっていて
   本当に厳しいところだと実感しましたが 現在は 長大なトンネルができ 難所を一気に抜けてしまいます 



1~4 10~12 〔E-PL3/M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R〕
5~9 〔E-PL6/M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6〕

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