流浪の転勤族のあちこち訪問写真集
◆Rectangular Memories◆
鳥羽の島めぐり 菅島編
先週 木金と三重県志摩市に出張する機会がありましたので
土曜日まで現地に滞在し 鳥羽市の島を巡ってきました
出張のための往復の交通費と1泊分の宿泊費は出張旅費が出ますが
追加分の宿泊費と島めぐりの交通費は自前となります
それでも独自で旅行するより断然経済的で助かります
鳥羽市には 昨年の11月に紀伊半島ツーリングをした際
伊勢湾フェリーに乗るために訪れていますが
通過しただけなので 改めての訪問になります
金曜日の仕事は 午前中で終わったので
その日の午後に菅島に行くことにしました
菅島には鳥羽駅の近くの鳥羽マリンターミナルから市営の定期船で渡ります
片道510円です
便数は多くはありませんが 乗ってしまえば15分弱とあっけなく到着します
1 鳥羽市営定期船航路図
2 鳥羽マリンターミナル
3 鳥羽市営定期船
平成21年に就航したカタマラン船です
アルミニウム合金の軽量船体に829馬力のエンジンを2基搭載しています
カッコイイですね
4 航海速力は22ノットですが最高速力は27ノット以上出るそうです
5 カタマラン船なので揺れも少なく快適です
6 あっという間に菅島に到着しました
正面の建物は菅島小学校です
特徴的な形は「島の宝物」がモチーフになっています
7 「島の宝物」を目指して歩いて行きます
8 狭い路地を進みます
9 集落を抜け坂道を登り散策路にでました
左に進みます
10 20分ほどで「島の宝物」に到着しました
11 「島の宝物」とは菅島灯台のことです
英国人技師 R. H. ブラントンの設計により 明治6年に造られた歴史的建造物です
現役では日本最古のレンガ造りの灯台と言われています
竣工式には西郷隆盛ら政府の面々が参列したと言われ
当時の国家プロジェクトだったことがうかがい知れます
完成当時は官舎も併設され 昭和34年まで灯台守が住んでいました
撤去された官舎は 博物館明治村に移設され 保存展示されています
当時の島の人たちは 明治時代の到来とともに
こんな洋風施設ができて びっくりしたと思います
12 重要文化財に指定されています
12 敷地内にはスイセンが植えられ
訪れる人の目を楽しませてくれます
13 そろそろスイセンの季節も終わりですね
14 名残惜しく灯台を後にします
15 灯台の山から島の東端の浜辺に下りてきました
ここから海沿いに船着き場まで戻り
2時間ほどの菅島散策を終えました
次回は 別の島に渡ります
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