あふことの やまびこにして よそならば ひとめもわれは よかずぞあらまし
あふことの 山彦にして よそならば 人めもわれは よかずぞあらまし
逢うということが、山彦のように遠く響くだけのもので、あなたがよそよそしい他人であるならば、人の目を気にして避けるようなこともなかったでしょうに。
人の目があるので愛しい人との逢瀬もままならない、というもどかしさを「他人だったら人の目など気にしないで済むのになぁ」と、反語表現で表した歌です。
あふことの やまびこにして よそならば ひとめもわれは よかずぞあらまし
あふことの 山彦にして よそならば 人めもわれは よかずぞあらまし
逢うということが、山彦のように遠く響くだけのもので、あなたがよそよそしい他人であるならば、人の目を気にして避けるようなこともなかったでしょうに。
人の目があるので愛しい人との逢瀬もままならない、というもどかしさを「他人だったら人の目など気にしないで済むのになぁ」と、反語表現で表した歌です。