つのくにの なにはのあしの めもはるに しげきわかこひ ひとしるらめや
津の国の 難波の葦の めもはるに しげきわが恋 人知るらめや
津の国の難波で芽を出した葦が広々と生い茂ってるのと同じように、胸いっぱいに思いが募ってならない私の恋心を、あの人は知っているのだろうか。
第三句「めもはる」は「芽も張る」と「目も遥(か)」の掛詞。
この歌は、古今和歌集(巻第十二「恋歌二」 第604番)にも入集しています。
つのくにの なにはのあしの めもはるに しげきわかこひ ひとしるらめや
津の国の 難波の葦の めもはるに しげきわが恋 人知るらめや
津の国の難波で芽を出した葦が広々と生い茂ってるのと同じように、胸いっぱいに思いが募ってならない私の恋心を、あの人は知っているのだろうか。
第三句「めもはる」は「芽も張る」と「目も遥(か)」の掛詞。
この歌は、古今和歌集(巻第十二「恋歌二」 第604番)にも入集しています。