ほととぎす こゑききしより あやめぐさ かざすさつきと しりにしものを
時鳥 声聞きしより あやめ草 かざす五月と 知りにしものを
時鳥の初音を聞いたときから、あやめ草を髪にかざす五月になったと知っていたのに、ようやくその簪を挿すことができた。
詞書は 227 と共通で、「菖蒲とれるところ、またかざせるもあり」の後段に対応する歌ということになります。一枚の屏風に2つの絵が描かれているのでしょうね。
この歌は新勅撰和歌集(巻第三「夏」 第153番)に入集しています。
ほととぎす こゑききしより あやめぐさ かざすさつきと しりにしものを
時鳥 声聞きしより あやめ草 かざす五月と 知りにしものを
時鳥の初音を聞いたときから、あやめ草を髪にかざす五月になったと知っていたのに、ようやくその簪を挿すことができた。
詞書は 227 と共通で、「菖蒲とれるところ、またかざせるもあり」の後段に対応する歌ということになります。一枚の屏風に2つの絵が描かれているのでしょうね。
この歌は新勅撰和歌集(巻第三「夏」 第153番)に入集しています。