きよたきの せぜのしらいと くりためて やまわけごろも おりてきましを
清滝の 瀬々の白糸 くりためて 山わけ衣 織りて着ましを
神退法師
清滝の瀬の白糸のような流れを繰って貯めて、それを山に入る時の衣に織って着られたら良いものを。
「白糸」は早瀬の流れの見立て。「山わけ衣」は山道を踏み分けて行くときに着る衣服のことで、法師が修行のため山に入るにあたっての詠歌ですね。
作者の神退法師(しんたいほふし)は詳細不明の人物。古今集への入集はこの一首のみです。
きよたきの せぜのしらいと くりためて やまわけごろも おりてきましを
清滝の 瀬々の白糸 くりためて 山わけ衣 織りて着ましを
神退法師
清滝の瀬の白糸のような流れを繰って貯めて、それを山に入る時の衣に織って着られたら良いものを。
「白糸」は早瀬の流れの見立て。「山わけ衣」は山道を踏み分けて行くときに着る衣服のことで、法師が修行のため山に入るにあたっての詠歌ですね。
作者の神退法師(しんたいほふし)は詳細不明の人物。古今集への入集はこの一首のみです。