延喜十五年十二月、保忠右大弁之左大臣北方被奉五十賀時、屏風和歌
わがやどの まつのこずゑに すむつるは ちよのゆきかと おもふべらなり
わが宿の 松の木ずゑに 住む鶴は 千代の雪かと 思ふべらなり
延喜十五年(915年)十二月、藤原保忠右大弁が催した、左大臣時平の妻の五十歳祝賀の際の屏風の和歌
私の家の松の梢にとまっている鶴を見ると、まるで千年変わらない雪かと思えて来るよ。
詞書が何故か漢文で書かれたこの歌、松の緑と鶴の白の対比はしばしば詠まれる構図ですね。
延喜十五年十二月、保忠右大弁之左大臣北方被奉五十賀時、屏風和歌
わがやどの まつのこずゑに すむつるは ちよのゆきかと おもふべらなり
わが宿の 松の木ずゑに 住む鶴は 千代の雪かと 思ふべらなり
延喜十五年(915年)十二月、藤原保忠右大弁が催した、左大臣時平の妻の五十歳祝賀の際の屏風の和歌
私の家の松の梢にとまっている鶴を見ると、まるで千年変わらない雪かと思えて来るよ。
詞書が何故か漢文で書かれたこの歌、松の緑と鶴の白の対比はしばしば詠まれる構図ですね。