のべなるを ひとやみるとて わかなつむ われをかすみの たちかくすらむ
野辺なるを 人や見るとて 若菜摘む われを霞の 立ちかくすらむ
野辺に出て若菜を摘む私の姿を人が見るかと危ぶんで、霞が立って私を隠してくれているだろう。
若菜を摘む姿をどうして人に見られたくないのか? 手元の解説本によると、「若い娘の恥じらいの気持ち」を詠んだ歌とのことです。
のべなるを ひとやみるとて わかなつむ われをかすみの たちかくすらむ
野辺なるを 人や見るとて 若菜摘む われを霞の 立ちかくすらむ
野辺に出て若菜を摘む私の姿を人が見るかと危ぶんで、霞が立って私を隠してくれているだろう。
若菜を摘む姿をどうして人に見られたくないのか? 手元の解説本によると、「若い娘の恥じらいの気持ち」を詠んだ歌とのことです。