星に願いを

5年間続けた海外生活から帰ってきて、5年がたちました。趣味の自転車(アウトドア)、読書(インドア)を綴っていきます。

目的って?

2008年11月04日 23時32分23秒 | 思うこと
先日、家族でお出掛けしていたときのこと。
レストランで、日本人学生が4人入ってきた。
日本語だったからすぐにわかった。

僕たちの隣の席に座った。

しばらくして、子供たちが知り合いになり、会話を交わすようになった。

娘たちのドイツ語の発音を聞いて、「すごいなぁ。」と、言っていた。
パートナーが話しかけると、ドイツに一年間、留学しているのだそうだ。
今日は、休暇を利用して、フランクフルトまで遊びに来ていると言っていた。

僕は、直接その人たちと会話した訳ではないけれど、
留学の目的ってなんなんだろう?と、思った。

ドイツまで、一万キロも離れたところへやってきた理由で何?
来たことに意義がある?
語学研修?ならば、1年後、ドイツ語が問題なく話せるようになっている?


今、世界を相手に仕事をしようと考えているのならば、
英語が出来て当然で、その上、何かを身につけていないと通用しない時代になっている。
なぜなら、日本以外の国の学歴の高い人(大学を卒業している人)は、
自国語と英語の他に、もう一つの言語を操る人ばかりであるから。

僕の仕事場にも、自国語と英語以外に、スペイン語が問題なく話せる人、
オランダ語が話せる人、日本語が話せる人、イタリア語が話せる人がいる。
2ヶ国語だけしか話せないのは、日本人スタッフだけである。


せめて、海外で生活しているのならば、
日本はしっかり守られていて、ぬくぬくと過ごせていられることにだけでも気づいて欲しいと思う。