
ミッキー・スピレインの The Big Kill(1951年)読了(邦題『大いなる殺人』)。
ニューヨークの私立探偵マイク・ハマーが夜、バーで飲んでいると、赤ん坊を抱いた男が入ってきた。男はずぶ濡れのまま傍らのテーブルに座ると、やがて赤ん坊を置いたまま、また外に出て行った。その光景を見たマイクが続けて外に出ると、近づいてきた車から銃で撃たれ、その男は死んでしまう。
図らずも赤ん坊を預かることになったマイク。それはその男が店を出る直前、涙を流しながら赤ん坊にそっとキスしているのを見たからだった。正義漢マイクの調査の行方は・・・。
前作に続いてマイク・ハマーシリーズ。正義感に溢れる熱血漢が違法すれすれ(というかほとんど違法)の無茶を繰り返す様は痛快でもあり、細かいことを気にせず読み物として楽しめる。ただ、何となくパターンが見えてきた気もするので(あくまでも個人的な感想です)次はまた別の作家行きます。
Mickey Spillane,
The Big Kill
(Kindle)
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