F. W. クロフツの The Cask(1920年)読了(邦題『樽』)。
ロンドンの港で貨物船の荷卸し中、ワインの樽に混じってやけに重くて頑丈な樽が見つかる。クレーンで持ち上げる時にバランスを崩して落っことしたその樽の裂け目からは金貨がポロリ。作業員が樽の中のおがくずを探るうちに、突如そこに人の手が現われる。
通報を受けたロンドン警視庁のバーンリー警部が作業員を伴って現場に戻ると、その樽は . . . 本文を読む
二つ折り財布、試作その2。
外革はブライドル、内革はヌメのタンロー、いずれも1ミリ厚。
どこも漉かずに縫ったのは決して横着した訳ではなく、逆にどこをどのくらい漉くべきかを見たかったから。
やはり何事も自分でやってみないと掴めない。No practice, no progress. . . . 本文を読む
京都での体験があまりにも楽しかったので、今度は近場、笠間焼の「笠間工芸の丘」で再トライ。
私たちが行ったのは6月の下旬。土曜日で団体のお客さんも多く、先生たちは大忙し。私たちは今回はお皿と決めていたので黙々とろくろに向かうが、素人の気楽さで、まぁ楽しくて仕方ない。
結局ふたりで3枚ずつ作り、カミさんが1枚ボツにした以外は全て焼いていただいた。(勿論これ以降の工程はお任せし、私たちは釉薬を選ん . . . 本文を読む
イーデン・フィルポッツの The Red Redmaynes(1922年)読了(邦題『赤毛のレドメイン家』)。
レドメイン家のジェニーは早くに両親を亡くし、三人の叔父が後見人。そのうちの一人ロバート叔父が、ジェニーの夫とともに突然姿を消す。現場には大量の血痕、そしてその夜、ロバート叔父がバイクに大きな袋を積んで走り去るのが目撃される。
事件を担当するのはロンドン警視庁のマーク・ブレンドン。綿密 . . . 本文を読む
誰にでもそういうことがあると思うのだが、それまで全く飲んだことがなかった日本酒を、素直に「美味しい」と気付かせてくれたお酒のひとつ。
獺祭 島耕作
造り手と、それから一緒に飲んだ面々を思いつつ、ひとり静かに口開けの宵。
旭酒造株式会社
山口県岩国市周東町獺越2167-4 . . . 本文を読む
L字ファスナーのペンケース。
一番最初に試作したものをずっと自分で使っているのだが、この時初めてファスナーの長さを調節したので、上止(うわどめ)の金具の留め方が甘く、いつの間にか2つとも行方不明になっていた。
いい機会なので全部バラし、ファスナーもエクセラにグレードアップして縫い直した。
これで打ち合わせ中にスライダーが抜けて笑われることもなくなる・・・はず。
. . . 本文を読む
E. C. ベントリーの Trent Intervenes(1938年)読了(邦題『トレント乗り出す』)。
ベントリーのトレント物を出版年順に読んできたが、この短編集は第一作の『トレント最後の事件』よりも前の設定。
通りがかりの旅行者がまんまと騙されるトリックを暴いた『ほんものの陣羽織』、晩御飯時になると様子が変になる女性の秘密を解き明かした『利口なオウム』、瞬き一瞬、白昼堂々の殺人を見破っ . . . 本文を読む
「オランダ家」の落花生のお菓子が大好きである。
どれくらい好きかと聞かれたら、釣りに行った帰りにわざわざ近くの店舗を探し出し、寄り道して買って帰るくらい、好きである。
写真は落花生最中とダックワーズ。
久しぶりに食べたが、安定のこの味
惜しむらくは店舗のほとんどが千葉県内にあり、なかなかゲットするチャンスがないこと。地味に哀しい・・・ . . . 本文を読む
花小金井駅近くの「メンデザイン」。
担々麺のメニューは汁なしのみで、辛さのレベルで赤(2辛=写真)、黒(1辛)、白(0辛)から選ぶ。
予めしっかり混ぜてあるので麺が伸びるのを気にせずすぐに食べられるし、何よりも風味と香味が抜群。
もやしやかいわれに加え、写真には写っていないが半熟卵をトッピングするのも面白い。
汁なし麺専門店 メンデザイン
小平市花小金井1-6-32 1F . . . 本文を読む